旅行好きな皆様、荷物はどれぐらいの重さでしょうか?
旅先でのフットワークや機内への持ち込みなどを考えると、荷物は小さくて軽いに越したことはありませんよね。
私は、コロナ禍前にLCCをよく使っていた&年々体力が落ちてきたため、荷物をとにかく軽くすることにこだわっています。
そんな私が工夫を重ねた果てにたどり着いた、7つの「軽くするワザ」(軽ワザ)をご紹介します。
【目次】
- 【軽ワザ1】そもそもキャリーケースを軽く&小さくする
- 【軽ワザ2】着替えは最小限にして、3泊以上なら洗濯する
- 【軽ワザ3】ヘアケア/スキンケア/メイクは最低限 or サンプル等で
- 【軽ワザ4】財布の中身を厳選して、小さい財布を使う
- 【軽ワザ5】ボロくなった下着&靴下を旅先で使い捨てに
- 【軽ワザ6】ガイドブックはミニ版 or 切り取り or 電子書籍で
- 【軽ワザ7】歯ブラシのケースは先端部だけ!
【軽ワザ1】そもそもキャリーケースを軽く&小さくする
そもそもの話、荷物の入れ物(キャリーケース)を小さくすれば、持っていく荷物を減らさざるをえません。
一軒家よりもワンルームに住む方が持ち物は少なくなりますよね。
アレです。あの手法を使うのです。
私がここ数年使っているのは、重さ1kgほどの小さめのキャリーケース+リュックサックのセット使いです。
リュックにはスマホ、財布、ノートPCなどの貴重品を入れ、キャリーケースには着替えや洗面道具などを入れます。
この2つに入る分のみ、必要な物を吟味して選ぶことになります。それが良いのです。
下手に入れ物が大きいと、「念のためにアレもコレも」「もっと入るし」などと言って荷物が増えてしまいます。
軽いキャリーケースについて、詳しくはこのの記事をご覧ください。
【軽ワザ2】着替えは最小限にして、3泊以上なら洗濯する
旅行の荷物でボリュームが大きくなりがちなのが、だんぜん衣類です。
私は次のような数々の作戦を決行し、旅行中の着替えを減らしています。
◉ワンピースを着て行き、いっそ着替えない作戦
◉ボトムをロングスカートにして、トップスのインナーだけ替える作戦
◉秋冬は、「下着以外は着替えなくてOK」と割り切る作戦
◉冬はウールor ラクダ毛の靴下を履き、2-3日替えないでおく作戦
(ウールやラクダの靴下は、他の素材に比べて数日着用しても臭くなりにくいです)
◉夏なら、テバのサンダル+素足にすれば靴下すら不要(だだし危険な場所はNG)
◉3泊以上する場合、できるだけ2泊を同じ宿にして1泊目に洗濯する
【ホテルで洗濯する場合の工夫】
◉洗濯洗剤は用意しなくてOK。シャンプー、ボディソープ、石鹸等、宿にあるものを使う。
◉お湯で洗うと汚れが落ちやすいので、シャワーついでに洗ったりする。
◉よく絞った洗濯物をバスタオルの上に並べ、バスタオルを端っこからぐるぐる巻きにする。しばらくその状態で置いておき、できるだけタオルに水分を吸わせる。その後に浴室か風通しの良さそうな場所に干す。※体はハンドタオルで拭いてください。
旅行先で手洗いした洗濯物を早く乾かすテク
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2015年9月19日
↓ ↓ ↓
絞った後、バスタオルでぐるぐる巻いて、水分をタオルに吸わせる pic.twitter.com/E4V5c2KGHQ
◉乾きにくい部分(生地が厚くなっている等)は、少しドライヤーも当てておく。
(ドライヤーで全てを乾かそうとせずに補助程度に使う)
【軽ワザ3】ヘアケア/スキンケア/メイクは最低限 or サンプル等で
ヘアケア、スキンケア、メイク関係は、個人差がとても大きなジャンルですよね。
おそらく、こだわる人とそうじゃない人は、荷物に500gぐらい差が出そうな気がします。(適当な予想)
スキンケアやヘアケア関係の荷物を減らす一番のコツは「こだわりを捨てる」です。
こだわりを捨てれば、シャンプー&コンディショナーはホテル付属の物を使えます。
スキンケアも、コンビニで売ってるトラベルセット、貰い物のサンプル等を使えます。
普段、ヘアケア&スキンケアにこだわりのある方も、旅行中の数泊ぐらいは適当でいいんじゃないでしょうか?
(よほどお肌の弱い方で、「これしか無理」などの制限があるケースを除く)
私の場合、化粧水・美容液などは使わず、メイクもほぼやりません。
なので、日焼け止め、BBクリーム、フェイスパウダー、リップクリーム。
以上!って感じです。
あ。肌が乾燥する季節はニベアもプラスします。
そのレベルなので、減らすまでもなく常に最小限です。
私ほど割り切れない方は、「オールインワンジェル」はいかがでしょうか?
お安めのオールインワンジェルを買って、体の保湿にも使いまわせばコレ1個で済みますよ。
さらに、そのジェルをコスメの小分け容器に入れて持ち運べば、かなり軽量化になります。
この手の小分け容器は100均のトラベル用品コーナーにあります。
写真は、数年前にダイソーで買ったものです。
なお、私はボディソープが苦手で固形石鹸を愛用しています。
それで過去にこんな記事も書いています。固形石鹸派の方は、ご参考に。
【軽ワザ4】財布の中身を厳選して、小さい財布を使う
普段、大きなお財布にあれこれカード類を入れている方は、旅行前にぜひとも整理を。
私はいつも小さな財布を使っていますが、それでも旅行前は財布の中身を減らします。
例えば、歯科・病院の診察券、図書館のカード、近所の店の割引券などは旅行先では使いませんよね。そういったカード類を減らしていきます。
銀行のキャッシュカードやクレジットカードも厳選してください。
【現金の減らしすぎに注意!】
日本の地方を旅行する場合、キャッシュレス決済が普及していなくて現金が必要なケースが都市部より増えます。なので、1000円札や小銭は普段より多めに持っておいた方が良いです。
【旅の失敗談:小銭は大事だよ】
私は静岡で路線バスに乗ったとき、バス代の小銭がなくて焦った経験があります。
↓ その時のツイート
路線バスで修善寺温泉入口へ。
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2021年12月20日
ワイ、今日は5000円札と100円ちょいしか持ってなかった。地方の路線バスではまずいヤツだよ…
案の定、降りる時に5000円札は両替できず、従って料金が払えず…
が、乗客の皆さんに声を掛けたら年配の男性と無事に両替できた。無事に払えた。助かった#キンメ散歩2021 pic.twitter.com/45MTtWXryq
【軽ワザ5】ボロくなった下着&靴下を旅先で使い捨てに
これは、たまにしか使えないワザなのですが、見出しに書いてある通りです。
ボロボロになるまで着古した下着や靴下を旅先に着て行って、現地で捨ててきます。
ただし、そのまま捨てるのも見苦しいので、コンビニのビニール袋などに入れて縛ってからお宿のゴミ箱へ。
と、書いてみたものの、私はこのワザをやるために着て行った下着を「まだあと2-3回はイケるやろ」などと感じて持ち帰ってきました。
なので、貧乏性すぎる人には向かないワザです。
↓ 過去にやっていた涙ぐましい工夫を書いた記事です。
【軽ワザ6】ガイドブックはミニ版 or 切り取り or 電子書籍で
以前、海外旅行する際によくやっていたのが、下記の2つの方法です。
◉小さくて必要最小限の情報のみが載ったガイドブックを買う
私がコロナ禍前に使っていたのがJCBの「タビトモ」シリーズです。小さい上に紙が厚めで破れる心配がなく、使いやすかったです。でも2020年版で出版が止まってますね。
◉分厚くて情報量の多い「地球の歩き方」を使う場合は、自分が行くエリアの情報が載ったページのみを切り離して持参していました。
この一冊、分冊化して使い通してる。
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2018年9月8日
今度は貴州。 pic.twitter.com/WK3kwfjPbs
今だと、ガイドブックは電子書籍化されていることが多いので、電子版を見る手もありますが……旅先でザザッとめくって使うには紙のガイドブックの方が使い勝手が良いという一面も。
なお、AmazonのKindle unlimitedには、読み放題できるガイドブックがかなり含まれています。
旅行前に1ヶ月だけKindle unlimitedに加入し、旅先の下調べをしておく作戦もお勧めします。
で、その中で行きたいお店をGoogleマップに落としておいたり、本当に必要なガイドブックを紙版で買ったりすれば良いかと。
↓ Kindle Unlimitedで読めるガイドブックの一例(2024年10月6日現在)
【軽ワザ7】歯ブラシのケースは先端部だけ!
最後にご紹介するのは、自分でも呆れるほど細かいワザです。
旅行に持っていく歯ブラシのケースは、先端部のキャップだけでイイ!という割り切りです。
通常の歯ブラシケースを使うと大袈裟な感じになっちゃいますが、そもそも先端部さえ覆っていれば衛生面はOKです。
「ていうか、ホテルにある歯ブラシを使えば良いのでは?」というご意見もありましょうが、私は普段使っている歯ブラシを旅先でも使いたいんです!
コスメにはこだわりがないけど、歯のケアにはこだわります。
↓ 歯ブラシキャップ、Amazonでも売ってます。
↓ プチサイズの歯磨き粉もありました。
というわけで、旅行先でどうしても使いたいものがある人も、それをいかに軽く持ち運ぶか?
を考えて荷造りをされれば良いかと思います。
【重量制限の厳しいLCCに乗る方に】
機内持ち込み手荷物7kgなどの制限があり、事前に容赦ない重量チェックがあるLCCの場合、自宅で荷造りした後に重さを測っておく必要があります。
体重計で測っている人もいるかもしれませんが、専用ツール「ラゲッジスケール」があると便利です。
↓ ドリテックは1997年創業の日本の計測機器メーカー。50g単位で計測でき、1kg〜53kgまで測れる。
↓ JAL派(?)の方には、JALオリジナルのラゲッジスケールもあります。
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↓ 軽いキャリーケースをお探しの方のご参考に
↓ 旅行先でどうしても石鹸を使いたい皆様へ
↓ Kindle Unlimitedで読める、旅行のコミックエッセイ