こんにちは。
ごぶさたしております、こけし山田です。
8月10日に東京・練馬から横浜に引っ越しまして、その準備やら後片付けやらでブログをサボっていたら、サボることが習慣化してしまいました。
が、ボチボチ再開してみます。
今回は、マジョリカタイルを買ってみた話です。
ツイッターやこのブログでたびたび言及している通り、わたくしはマジョリカタイルが大好きでございます。
これまであちこちでその姿に惚れ惚れしては撮影してツイートしてみたり、ブログにあげてみたりしておりました。
つい先日まで、わたしにとってマジョリカタイルは「どこかに行って眺めるもの」だったのです。
しかし!
ある日なにげなくメルカリの検索窓に「マジョリカタイル」と打ち込んでみたんですよ。
そしたら、出るわ出るわ…
https://www.mercari.com/jp/search/…
一人の出品者がいろんな柄のマジョリカタイルを出品していて、どうみてもプロ!
ということは…
ヤフオクへGO!
さらに大量のマジョリカタイルが出品されていたのです。
え…
マジョリカタイルって、こんなに簡単に買えるもんなの…?
てか、買っていいんだ! お金さえ払えばいくらでも買っていいんだ!
このとき、頭のフタがパッカーンと開きました。
逆にね、なんで今まで「日本では買えない」と勝手に思ってたんだろ?
わたし、シンガポールかマラッカに行って買おうと思ってましたからね。
よく考えたら、マジョリカタイルはかつて日本で大量に製造されていたのですし、建物にも多く使われれていたのですから、日本で手に入らない方がおかしいんですよ!!!(今さら気づいた)
買えることに気づいてからも、しばらくメルカリとヤフオクの画面を行ったり来たりしては、どれを買おうかと迷っておりました。
そのときのお値段は、横長タイプが1枚3,980円(送料込み)。
正方形のものは5,980円でした。
(今はどちらも1,000円引きになっています)
なんというか…
買えるんだけど、どっさりまとめ買いするには厳しいお値段です。
吟味に吟味して、自分が好きな柄で、かつ築60年の家(賃貸ですけど)に合いそうなものにしました。
いうわけで最初に買ったのが、この柄。
どこに飾ろうかと家の中をウロウロして、決めました!
むやみに広い浴室の壁にペタリ。
賃貸ですし、あとで簡単に剥がせるよう粘土状のもので固定しました。
本来の貼り方のように複数枚を潤沢に使うわけにはいかないので、絵のようにピンポイントに飾ろうと思っておりますよ。
その後、調子こいて5枚買い足しました。
わたしは横長タイプが好きなので、すべて横長です。
花柄が多いマジョリカタイルの中にあって、ここまで直線で構成された柄は珍しいです。
わたしはこの柄を「和風だな」と感じたのですが、裏側には自由の女神があしらってありました。生産国はどこなのでしょうか?
※調べたけどわかりませんでした。
渋めの色使いが気に入っております。
両側のひし形模様がきわめて和の趣を醸し出しておりますよね。
これが日本の古い家にズラッと貼ってあったら最高じゃないですか。
こちら、わたしが勝手に「サーカス」と名付けている一枚です。
四隅の模様は植物ですが、真ん中が何を表現しているかとんとわからない。
でもなぜか「サーカス」みを感じてしまうのです!
両側を見るとわかる通り、この柄は並べて貼ってこそ、なんですよね。
でも1枚で飾ります。
明らかに日本製だとわかるタイルは、これのみでした。
「M.S TILE WORKS MADE IN JAPAN」の文字が入っておりますね。
というわけで、全部で6枚購入しました。
ここまで買うと、さすがにひとまず満足です。
この6枚を浴室に貼ってしばらく眺め倒そうと思います。
さらに買い足したくなったら、またメルカリかヤフオク!で買えばいいのだし。
これをお読みの方で、マジョリカタイル好きな方。
かつてのわたしのように、なぜか日本では買えないと思っている方。
マジョリカタイル。日本で楽勝で買えますんで!
ただそれが言いたくて、
そして自分が買ったマジョリカタイルを見て欲しくてまとめてみました。
日本製マジョリカタイルの参考書。
どこに行けば現役のマジョリカタイルを見ることができるかもわかります。
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タイルが使われている建築を、どこに行けば見られるか?わかる本。
私も持ってます〜