自分も観光客の一部でありながら、有名観光地ではこう思うこともしばしば。
「観光客多いなあ。ひとが少ないところに行きたい」
皆さんも思い当たる節がありますよね、ね?
イスタンブールでもそんな気分に見舞われたので、落ち着ける場所に逃げ込みました。
たまたま見つけた、三つの場所をご紹介します。
イスタンブール観光で喧騒から逃げ出したくなったときのご参考にどうぞ。
(って、どんなニッチなシチュエーションやねん)
【目次】
バザールの客引きとお土産の圧から逃げる → 2階のカフェ
イスタンブール観光において外せないお買い物エリアが「グランドバザール」。
トルコ名物のお茶やドライフルーツ、お菓子、雑貨、絨毯、金製品などのお店がずらりと並んでいて、ただ見ているだけで楽しいのですが。
建物も見応えがあって、それはそれは素晴らしいのですが…
客引きの声が途切れることはなく、視界に入るお土産の情報の圧がすさまじいのです。
(竹下通りやアメ横を歩いていて次々と客引の声がかかる状況をご想像ください)
わたしがそうなったように、あなたも途中できっと
「もう、疲れたよ……」となるはず。
なので、ちょっと休憩しようじゃありませんか。
お土産を買うにしても、ざっと見た後に少し頭を冷やした方がいいかもしれませんし。
そこでバザールの2階にあるカフェへGO!
わたしが2階にカフェがあることを知ったのは、2階のトイレに行ったから。
それが結果オーライでした。
2階のカフェは、観光客向けのカフェと違っておしゃれ度数ゼロ。
気の利いたインテリアや見栄えのするスイーツもなし。
人がほとんど来ない場所でぼけーっとできます。
(↑ これが、グランドバザールの2階の様子です。このフロアにカフェがあります)
わたしはトルコ最終日に時間が余って体も疲れていたので、ここで3時間ぐらいただ座っていました。
その間、ほかのお客さんは2-3人しか来ず、こんなに客がいなくて大丈夫なのか?と思ったのですが、 大丈夫みたいです。
どうやらお茶をバザール内のお店に出前することで稼いでいるようです。
お値段は、チャイ2杯でダラダラ過ごして5リラ(100円以下)という驚異的なプライスでした。
【行き方】
バザールのどこかから2階に登る階段を見つけてください。(無責任でごめん)
わからない場合は、2階のトイレの場所を聞くか、お茶を運び終えたお兄さんの後について行くのもアリだと思います。
グランドバザールそのものの情報は、こちらが詳しいです。
ノマド作業もはかどる、カラキョイのブックカフェ
旧市街からトラムで海を渡って最初の駅「カラキョイ」。
付近にはガラタタワーがあるので観光地といえば観光地ですが、旧市街のSirkeciやスルタンアフメットほどの喧騒はありません。
歩き疲れたのでちょいとスマホをいじくろうとか読書しようとかパソコンでちょっと作業したい。
というときは、このブックカフェがなかなか良い感じですよ。
絵葉書なんぞ書いてもよいですね。わたしは書きました。
コーヒー、お茶、スイーツなどがいただけます。軽食もあったようななかったような…(覚えていません)
お値段は、安くもなく、高くもなく、といった具合。
2階に登ってしまえば人の出入りもそこまで多くなく、落ち着いて過ごせるのでした。
もちろん、どんなお客が来るかによりますが、ブックカフェのせいか騒がしいお客さんには遭遇しませんでした。
隣の席の女性が勉強している傍ら、わたしはわたしでエアメールをしたためました。
うるさくないので、そういう使い方ができるカフェです。
インテリアもチャーミングですよ。
階段も美しいので2階に行くときに上下を見てみてください。
【行き方】
トラムのカラキョイ駅を降りると「BOOKS&COFEE」の看板が目に入ります。
大通り側はシャッターが閉まっていて、小道側が入り口です。
営業時間や電話番号が載っている口コミサイト
https://www.zomato.com/tr/istanbul/books-coffee-karaköy-istanbul
カラキョイの文化施設「SALT Galata」内のカフェ(未体験)
タイトルでは「穴場カフェ3つ」などとぬかしていますが、この3つめのカフェには時間の関係で入れませんでした。
建物が素晴らしかったので紹介したいのです(カフェはおまけです)。
カラキョイのガラタタワーに行く途中にある文化施設「SALT Galata」。
重厚きわまりない建物内に図書館、ワークショップを行う部屋、カフェ、古本屋さんが入っています。
建物があまりに大きくてスマホの画角に入りきれないので動画を撮りました。
中に入って入り口側を撮影した様子。
右手は図書館で、しれっと入ることができました。
中はもちろん静かです。
建物のつくりは重厚なのですが、吹き抜けになっていて日光で明るい室内。
下に見えるのが図書館のフロアです。
このパタパタ動きそうな羽の上には、さらに天窓があります。
では、この羽にはどんな役割があるのでしょうか?
このように外観も内装も素晴らしく、感嘆の声をもらしつつ撮りまくりました。
ワークショップを行う部屋などもあり、日によっては賑わうのかもしれません。
しかしわたしが行った日は図書館とカフェ以外はひとがおらず、とても静かなのでした。
古本屋さんで絵葉書とミニノートを買ってカフェで一服しようとしたら…
午後6時でクローズということで入れず残念!
ぐぬぬ…。
まあ、この建物を存分に堪能したから、いいか。(と自分を慰めております)
みなさんは、カフェが閉まる前に行ってみてくださいね。
【行き方】
カラキョイ駅から徒歩5分くらい
【トリップアドバイザーのリンク】
帰国してから知った別の図書館。
こちらも内装が素敵。次回のトルコ旅行で行ってみたいな。
【まとめ】
はい!以上です!
なんもまとめてない!