古い建物がありすぎて目移りしすぎて目が忙しいハバナの旧市街。
今回ご紹介するのは、気になる一部分に着目して撮った写真たちです。
【目次】
※見たい項目をクリックすればピュッと飛べます。
いうても、2項目しかありませんが…
カラフル、凹凸、年季物… 個性バラバラな見どころ
見上げれば、蜘蛛がいた!
最初は「わ!蜘蛛だ蜘蛛だ!ヤバい…!」と、蜘蛛だけが視界に入っていたのですが、あとで蜘蛛の巣にも気づきました。
ここまで特定の生き物にフォーカスした民家、今まで見たことないですよ。
お次はがらりとかわって……
さりげない南国情緒を醸しているお宅です。
とにかく、ハバナ旧市街はピンクの外壁の建物が多いです。
この飛び出す立体感!CASA入り口のドアです。
ギリシャ? ローマ? とにかく古代の戦士をモチーフにしている模様。
この古さがいい!年月だけが醸し出せるものがあるんだぜ。
なお、ハバナ旧市街は、タイルの宝庫です。
よ〜く見て歩くと、マジョリカタイルやらモザイクタイルやらいろいろありますよ。
ハバナ旧市街のタイルについて、詳しくはこちらへ ↓
こちら、おそらく番地表記です。
「POLICIA」と書いてあるので、通報するときにこの番号を伝えるのかもしれません。正式な使い道をご存知の方、教えてください。
ハバナ最大の謎!(大げさ)ドアのフッサフサは何?
滞在中、私が勝手に「キューバのしめ飾り」と呼んでいたものです。
おそらく、魔除けか何かの意味があるのだと思います。
このようなフサフサがぶら下がったドアをけっこうな頻度で見ました。
ロングタイプ。
切りそろえタイプ。
しかし、ハバナのドア飾りはフッサフサだけじゃなかったのですよ…!
サボテンバージョンもありました。
棘つながりで連想したのは、節分に魔除けとして飾る柊(ヒイラギ)です。
このサボテンもきっと、魔除けだと思うのです。
最後はこちら。木の根元に置かれている瓢箪です。
上記のようなドア飾りを見ていたせいか、瓢箪にも意味を感じてしまいます。
というのも、ココナッツをかち割って願掛けするインドの習慣を思い出したのです。
(かち割り後のココナッツをマレーシアのリトルインディアの路上で見て、その後インド映画で願掛けシーンを見たのでした)
果たして、この瓢箪に意味はあるのか? 特にないのか?
(とりあえず、疑問をぶん投げておきます)
気になる建物のディテール観察から始まり、最終的には魔除けおよび願掛けの謎になってまいりましたが……
海外で見たものを「日本のアレに似てるな」「あの習慣に近いのでは」と考えるのが楽しいです。
ここに書いておけば、詳しいひとが何か教えてくれるかもしれない。
という期待も込めております。
それと、秋にメキシコに行くので、キューバのドアと同じ装飾があるか?
木の根っこに瓢箪が置かれているか?
確認してこようと思います。
2018年6月8日追記
このブログ記事についてツイッターにリンクを貼ったところ、サンテリアという民間信仰では?と教えていただきました。
すみませんちゃんと調べてないんで正確なことはわからないんですが、サンテリアって呼ばれるキューバの民間信仰じゃないですかね。
— Yの (@yno00) 2018年6月7日
元々アフリカ土着の信仰とキリスト教が合わさって出来たやつです。
そこで「santeria cuba door」で検索したところ、サンテリアの記事が出てきて、ドアのフサフサの写真がありました!
The Way of the Saints | Cuba 2016
ドアのサボテンについては、ロイターのWEBサイトがヒット!
https://widerimage.reuters.com/story/faith-and-tradition-in-cuba
ドアにサボテンが飾ってある写真について、下記のキャプションがついていました。
A cactus, believed by Santeria followers to give protection, hangs on the door of a house.
おおお! protectionって書いてあります!
ツイッターで聞いてみて「Santeria」というキーワードが得られて良かったです。
「キューバ ドア フサフサ」ではググるにも限界がありますからね。