ツアーに申し込めば、ぜ〜んぶやってくれる。
航空券・ホテル・マチュピチュ入場券の手配も…
だけど…だけど…ね。
自分のペースで行きたいし、自分で手配してみたいんや…!
という私とよく似たあなたのために、2019年GWの旅行経験をもとに情報を置いておきますね。
今回の前編は、日本であらかじめ準備しておくことをご紹介します。
※後編は現地での移動ルートや注意点です。
【目次】
- 1. ネットでマチュピチュ遺跡の入場チケット購入
- 2. オリャンタイタンボ-マチュピチュ村の列車の切符を購入
- 3. クスコまでの航空券を購入
- 4. オリャンタイタンボとマチュピチュ村の宿の予約
- 5. 登山用の上着や靴などの準備
1. ネットでマチュピチュ遺跡の入場チケット購入
マチュピチュのチケットは、3種類。
せっかくペルーまではるばる行くので、私は山に登れるチケットを2種類(=2日分)買いました。違う景色を見てみたいのと、1日が悪天候でも大丈夫なように。
遺跡と登山がセットになった2. と3. のチケットは1日の制限人数が少ないため、売り切れに要注意。
公式サイトで行きたい日程を選ぶと、チケットの残数がカウントダウンされています。それを見て買いましょう。
【一例:公式サイトのスクショ】
6時と7時入場のチケットは売り切れ、8時入場のチケットはあと82枚。
こんな感じで売り切れていたりしますので、
行きたい日のマチュピチュ入場チケットは航空券を買う前に買う!のが鉄則です。
公式サイトは、こちら。【注意】VISAカードしか使えません
私は、このサイトを参考にして買いました。
ここから、3種類のチケットを、少し詳しめにご紹介していきます。
1[マチュピチュ遺跡のみ]
入場料:大人152ソル(ペルーの通貨単位)
入場時間:6:00、7:00、8:00、9:00、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00
焦り度数:このチケットは制限人数が多いので、そこまで急がなくても大丈夫です。
2[マチュピチュ遺跡&ワイナピチュ山]私はこれを購入
入場料:大人200ソル(ペルーの通貨単位)
入場時間:6:00、7:00、8:00
焦り度数:制限人数が少ないので、購入はお早めに!
よく見るマチュピチュの写真はこんな感じですよね。
低い位置からマチュピチュがくっきり見えます。
私は朝6時〜入場できるチケットで入場し、霧が漂う幻想的な様子を見ることができました。
人をまったく恐れないリャマもどっさりいます。
入場料:大人200ソル(ペルーの通貨単位)
焦り度数:制限人数が少ないので、購入はお早めに!
こちらは、高い位置からマチュピチュ遺跡を見下ろすことができます。
より全体像が見える感じです。
もちろん、低い位置からも見ることができます。
あと「太陽の門」はこちらのコースになります。
実をいうと、わたしは太陽の門まで登って体力的に限界となり、マチュピチュ山の頂上までは登っていません。
以上のように、私は公式サイトから2種類のチケットを購入して訪れたのですが……
実はクスコに行くと旅行代理店が乱立しており、マチュピチュ行きツアーを扱っています。
その手のツアーに参加するなら、事前のチケット入手は不要。
この場合、次に紹介する列車の予約 & 4の宿の予約も不要になると思われます。
ただし、私は現地ツアーを体験していないのでツアーを利用したい場合は、別のブログの体験談をお読みください。
また、この本にもペルーでマチュピチュの現地ツアーに申し込んだ話が載っています。
2. オリャンタイタンボ-マチュピチュ村の列車の切符を購入
体力によほど自信のある方以外は、列車を使って楽に行くコースがおすすめ。
クスコから車で2時間ほどの「オリャンタイタンボ」という小さな街から、列車でマチュピチュ村に向かう方法です。
マチュピチュ村から遺跡までは、バスで25-30分ほど。
(現地での移動方法は、次回の記事をご覧ください)
列車は、「ペルーレイル」「インカレール」の2社があります。
わたしが購入したのは、本数の多いペルーレイルのチケットです。
公式サイトからクレジットカードで購入できるので、事前に買っておくと安心です。
列車の種類は3ランクあり、予算に応じてチョイスを。
行きと帰りで列車のランクを変えてみるのも一興でしょう。
わたしは行きは豪華列車の「ハイラム・ビンガム」(片道149ドル)、帰りは中ランクの列車「ビスタ・ドーム」(片道54ドル)にしてみました。
自分で予約しといて忘れていたが、笑えるほど豪華な列車だ。
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2019年4月27日
何これすごい…
いい匂いがするおしぼりが配られました。
何これすごい…#ペルー散歩2019 pic.twitter.com/fK8meudhka
ペルーレイルのサイト。
英語とスペイン語オンリーですが、私は日本語のブログ記事を参考に買いました。
3. クスコまでの航空券を購入
上記の1.2.が終わってからクスコまでの航空券を購入しましょう。
というのも、マチュピチュの入場券がない状態で航空券を買っても、もし入場できなかったら…… 考えるだけでも恐ろしい事態ですよね。
【現地ツアーに参加するなら】
とはいえ、実はクスコに数多ある旅行代理店でマチュピチュツアーを扱っています。
それを使うつもりなら、1と2を省いて航空券を購入して良いと思います。
しかし、自分が実際に体験していないので、現地ツアーの詳細がわかりません。
旅行代理店が十分なマチュピチュのチケットを確保しているかどうかも、知る由もありません。
なので責任はとれないことをご了承ください。
4. オリャンタイタンボとマチュピチュ村の宿の予約
宿の手配は現地に着いてからでも良いですが、わたしは事前に予約しました。
オリャンタイタンボで1泊してからマチュピチュ村に移動すると体力的にも余裕がでるのでおすすめです。
オリャンタイタンボ自体に遺跡があったり、のんびり過ごしやすい村なので、時間があるなら滞在することをおすすめします。
わたしはとても気に入ったので、マチュピチュ見学を終えた後に2泊してダラダラ過ごしました。
もちろん、時間のない方はオリャンタイタンボに宿泊せずに、いきなりマチュピチュ村に移動してもOKです。
でも、マチュピチュ村には1泊以上することをお勧めします。
午前中のマチュピチュ入場券を買った場合、朝早く村からバスに乗る必要があるので一泊してからバス乗り場に向かうのが現実的です。
例:マチュピチュ遺跡に朝6時入場のチケットを買った場合、朝5時にマチュピチュ村のバス乗り場に並ぶ必要があります。
5. 登山用の上着や靴などの準備
マチュピチュ遺跡を歩き回るのはちょっとした登山ですから、服装と靴は登山をするつもりで準備をしときましょう。
私は高尾山にたまに登るのですが、あれぐらいの軽登山をイメージして準備するとちょうど良いです。(そこまでヘビーではないが、甘く見過ぎてもダメって感じ)
[雨をはじく上着]
私はゴアテックス素材を使ったモンベルのジップアップパーカを着ていきました。
2日行ったうちの1日は途中から雨が降ってきたので、撥水仕様の上着を着ていてマジ助かりました。
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[レインコート]
実は私は持参しなかったのですが、雨がひどくなった場合はやっぱり必要だなと思いました。
マチュピチュ村では小さな食料品店にもレインコートを売っていたので、そこで調達してもOKです。でも、アウトドア用の本格的なのじゃなくて、安いつくりのようでした。(あくまでパッと見ただけですが)
[動きやすいボトム]
まあ普通はロングパンツが妥当だと思います。
私は足さばきのいいロングスカート+ウールのレギンスという出で立ちでしたが…皆さんはマネしないでください。
[軽登山靴+登山用ソックス]
じ、実は普通のスニーカーを履いていきましたが、やはり岩をがっしりとらえる登山靴の方が良かったです。
[小ぶりのバックパック]
両手が空くよう、貴重品以外の荷物は基本的に背中にしょいます。
飲み物、雨具、カロリー源、ポーチなどが入るレベルでOKです。
とはいえ… こうした登山用品はリマの空港やクスコの街、オリャンタイタンボでも売っています。(クスコの街がもっとも充実しています)
日本で買う時間がなかったり、足りないときは現地でも調達可能です。
以上。
今回は、日本で準備しておくことと、マチュピチュ村のミニ知識でした。
後半は、現地での交通の手配や注意点などお届けします。
ペルー旅行全般についての注意点などは、こちらを
高山病対策は、こちらをご覧ください。
ペルーレイルの最高級列車の記録はこちら
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