2019年GWにペルーに行って以来、「おり」と打てば即「オリャンタイタンボ」が出てくるようになったこけし山田です。
そんだけ入力しまくっている「オリャンタイタンボ」。
オリャンタイタンボは、クスコからマチュピチュ遺跡に行く途中にある小さな街。
でもでもでも、通過するだけではもったいないのです。
オリャンタイタンボが気に入って計3泊した私が、過ごし方のヒントをお届けします。
【目次】
- 1. オリャンタイタンボは、クスコとマチュピチュ村の間、聖なる谷にあります
- 2. すぐそこに山がそびえる、のどかな街です
- 3. 広場の周囲にカフェや飲食店がどっさり
- 4. 市場で見知らぬフルーツを買って食べてみたり
- 5. やたら目に入るサボテンの写真を集めてみたり
- 6. 日本では絶滅したampmがあったりします
- 7.オリャンタイタンボでは1泊25ドルで個室に泊まれます
1. オリャンタイタンボは、クスコとマチュピチュ村の間、聖なる谷にあります
地図で見ていただいた方が話が早いので、Googleマップ貼っときます。
クスコとアグアス・カリエンテス(=マチュピチュ村)の中間地点に「オリャンタイタンボ」があるのがわかりますね。
この一帯は「聖なる谷」と呼ばれています。
(注)マチュピチュ村は、以前「アグアス・カリエンテス」という地名でした。
Googleマップでは今もアグアス・カリエンテスと記載されています。
マチュピチュ村に行くの列車のほとんどは、このオリャンタイタンボから出ています。
なので、マチュピチュに行くには外せない街なのです。
前回の記事もご参考にどうぞ。
2. すぐそこに山がそびえる、のどかな街です
オリャンタイタンボ中心部の広場に立って周囲を眺めると、いきなりの山。
自分が立っている場所は街なのに、あまりにも山が近いので遠近感がおかしくなりそうです。
しかもですね。すぐそこに階段状の遺跡があったりもします。
レストランの2階から、向かいにある遺跡がはっきりクッキリ見えてしまうのです。
大勢の観光客がびっしり歩いているのがご覧いただけますね?
建物の土台や道路が石造りで、これまた絵になります。
その風情あふれる街で、人懐っこいワンコたちが自由気ままに生きています。
モフ&モフ。並んでました。
何より気に入ったのは、街の中心にあるこの広場です。
地元の人だろうが観光客だろうが、広場のベンチに座ってボケーっとしてていいんです。
ボケーっと座っていると、お土産売りのおばさんが声をかけてきたりします。
気が向けば買えばいいし、別に買わなくてもいい。
そしてまた、ボケーっとしてていいんです。
地元の子供たちが、キャッキャと埃まみれで遊んでいる様子を、ただぼんやり眺めていたっていいんです。
3. 広場の周囲にカフェや飲食店がどっさり
オリャンタイタンボは、世界各地からマチュピチュ目当ての観光客が集まる街だけあって、飲食店が充実しています。
お店の2階からボケーっと広場の様子を眺めたりするのも良いですね。
このお店の2階は私しか客がおらず居心地が良かったので、かなり長居してしまいました。
オリャンタイタンボの街に合計3泊したわたしは、広場やお店2階で広場を眺めてみたり、お宿でゴロゴロしたりと、ほとんどの時間をボケーっと過ごしたのです。
4. 市場で見知らぬフルーツを買って食べてみたり
さて。
オリャンタイタンボは、旅先でのお楽しみ「現地の市場を見たい!」という望みも叶えてくれます。
2階から1階を見た様子。
2階には、衣類や日用品、旅行者用のバックパックなどの販売店と飲食店が並んでいました。
1階は、生鮮食品売り場です。
ここで唯一、観光客が買えるものといえば…フルーツ!
せっかくなので、りんごやみかんと共に未知の果物を買ってみました。
皮は手で簡単にむくことができます。
この果物は「グラナディーヤ」というパッションフルーツの一種です。
確かに! 爽やかな酸味があって、パッションフルーツに似ていました。
でもね。味はいいんですけど、種がもう邪魔で邪魔で……
実を口に含んで汁を吸ってから種をペッペッと吐き出し続けたのです。
どう頑張ってもお上品に食べるのは無理!
しかし、あとで知ったのですが、種は飲み込んで良かったのでした。
こんなふうに日本にはない果物を試してみるのも、旅の楽しみでございますね。
5. やたら目に入るサボテンの写真を集めてみたり
オリャンタイタンボの街を歩いていると、やたらにサボテンがあります。
はるばる日本からやってきた観光客=私が期待する南米の風物、それはサボテン!
期待に応えてくれてありがとうございます、という気持ちになりました。
左:日本では見たことがない、ふっさふさの棘のサボテン
これらのサボテンは、斜め上を見ながら歩いていると目に飛び込んできます。
それにしても、空が恐ろしいほど青いですね。
ネットがかぶせてあるものも見かけました。
サボテンから人を守るのか、それとも人からサボテンを守るのか?
サボテンと共生する街、オリャンタイタンボです。
6. 日本では絶滅したampmがあったりします
群雄割拠の時代を経て、淘汰・統合されていった日本のコンビニチェーンたち。
そのひとつ「ampm」は2012年12月に日本国内の営業を終了。
そんな懐かしいampmに、まさか日本の反対側で再開できるなんて!
看板のデザインも、なんとなく似てますよね。
7.オリャンタイタンボでは1泊25ドルで個室に泊まれます
あ。肝心なことが最後になってしまいました。
私は2軒の宿に泊まりましたが、どちらも朝食付きで1泊25ドルでした。
(というか、手頃なお値段の宿を探したらその価格だった)
このお値段で個室に泊まれるなんて、ありがたいことです。
こんなふうに、ゆるゆるっとした気持ちで滞在できるオリャンタイタンボ。
観光客向けのほどよい便利さがありつつ、人が多すぎないオリャンタイタンボ。
ただ通過するだけでなく、1〜2泊してボケーっとしてみてはいかがでしょうかね。
私もまたペルーに行ったら、またここでボケーっとしてみたいと思います。
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ペルー旅行全般についての基本情報はこちら。
個人で手配してマチュピチュに行く際の手順や注意点はこちら(前後編)
高山病対策については、こちら。