こけし山田のゆるゆるブログ

横浜在住おばちゃんの旅行の記録などなど 

パスポート紛失に備えて戸籍謄本を旅に携行したら別件で役立った話

旅行好きな皆様、こんにちは。

 

海外旅行に必須のものといえば…パスポートですよね。

(いうまでもありませんが)

では、そんな大事なパスポートを紛失した時のための対策はしていますか?

 

万一、パスポートを海外で無くした場合、再発行するために必要となるのが「戸籍謄本」です。なので、私はコロナ禍前に海外旅行する際は、戸籍謄本も持ち歩いていました。

 

とはいえ、パスポートを紛失したことはないので、幸にして再発行に役立つことは無かったのですが、思いがけず別件で戸籍謄本が役立ったので、その話をご紹介します。

 

☆この記事には、Amazon楽天の広告が含まれています。 

 

【目次】

 

 

パスポート紛失に備えて、海外旅行には戸籍謄本を携行すべし

 

まず大前提として、旅先でパスポートを無くさないように万全を尽くすのが第一です。

それでも、なんの弾みで盗まれたり、置き忘れたりするかわかりません。

 

海外において、パスポートは命の次に大切なもの(by外務省)です。

外務省のサイトで、パスポートの大切さが熱く語られているのでご一読を!!

www.mofa.go.jp

 

パスポートは、入出国の際に必要になるのはもちろん、ホテルで提示を求められたり、(国によっては)列車に乗る際に確認されたりします。

海外旅行においてパスポートを紛失したら、詰みます。(当たり前)

 

なので、失くしたらすぐに「パスポートの再発行」「帰国のための渡航書」のために、必要書類を揃えて、最寄りの日本の大使館or総領事館に行く必要があります。

 

その時に必要となるのが、戸籍謄本なのです。

 

外務省のwebサイトでも下記のように記載してあります。

パスポートの再発行には、戸籍謄本が必要になりますので、万が一に備えて海外渡航時に携行することをお勧めします。

 

パスポート紛失時にやるべきことは、このページを熟読してくださいませ。

www.anzen.mofa.go.jp

 

とにかく!万一に備えて海外旅行に持っていくべきものは下記の2点

・6ヶ月以内に発行された「戸籍謄本」

・6ヶ月以内に撮影された縦45mm×横35mmの証明写真(いわゆるパスポート用写真)

 

 

もちろん、持参する戸籍謄本と証明写真は、パスポートとは別の場所に保管してください。

例えば、パスポートと財布をショルダーバッグに入れるなら、戸籍謄本はリュックに入れるとか。

 

↓ 2018年のメキシコ旅行前のツイート。

 

なお、本格的にパスポートを紛失したことはないのですが、2018年にロシアのウラジオストクで失くしかけたことがあり、あの時はひやっとしました。

それでも「ま、戸籍謄本あるし」という安心感が当時のツイートからも読み取れます。

 

↑【ウラジオストクでのパスポート紛失未遂の補足】 ↑

Q:なぜ私はウラジオストクのホテルにパスポートを置き忘れてきたのか?

A:それは、チェックイン時にフロントにパスポートを預ける仕組みだったからです。

(この仕組み、めちゃくちゃ怖くないですか… ? 海外において、自分の身からパスポートが引き離されるのは本当に怖いです)

で、チェックアウトするときに返却してもらうのを忘れて、2軒目のお宿にチェックインする際に気づいた次第です。

(1軒目のお宿の人、チェックアウトするときに返却してくれよおおおお!と思ったよね) 

 

ウラジオストクでパスポートを置き忘れてきたお宿、宇宙船みたいなカプセルでとても面白かったので、記事にまとめております。

このタイプの宿は別にウラジオストクでなくても世界各地にあるので、気になる人は泊まってみてくださいませ。

下記のブログ記事の後半に世界各地で泊まれる場所をリストアップしています。

(コロナ禍前の古い情報ですけど……)

www.kokeshiyamada.com

 

 

【本題】帰国時にPC入りリュックを紛失→戸籍謄本のおかげで戻ってきた

 

前置きが長くなってしまいましたが、記事タイトルにある話はここからです。

 

コロナ禍直前の2020年1月、私が訪れた海外旅行先は中国の西安でした。

 

いつものように、貴重品はショルダーバッグに、ノートPCなどはリュックに入れ、着替えなど無くしていいものはキャリーケースに詰めていました。

 

無事に成田空港まで戻ってきて、空港内の飲食店でお寿司を堪能したところまでは順調だったのですが……

 

ふと気づくと、ノートパソコンを入れていたリュックがない!!!

貴重品が入ったショルダーバッグ、キャリーケースはあるけど、リュックがない!!

 

と気づいてすぐに、成田空港やら成田駅やら訪れた飲食店に電話して確認しましたが、見つからず。

ノートPCは仕事で必要なので、諦めてすぐに新しいものを購入しました。

 

なのですが…

なんと!数日後に福岡の実家宛に警視庁から私宛の郵便物が届いたのです。

それを見た母は、差出人があの警視庁だったので、何事か?とかなり動揺したそうです。

結果的に、それは私が落としたリュックが拾われた旨を知らせる書類でした。

 

つまり、戸籍謄本をリュックに入れていなければ「落とし主不明」になってしまったはずが、実家の住所が戸籍に記載されていたので、警視庁遺失物センターから郵便が届いたのです。

 

それにしても、わざわざ郵便を送ってくれるなんて、警視庁も親切なのですね。

それより何より、拾って警察に届けてくれた方に感謝です。

 

↓ 失くしたリュックが約2週間後に手元に戻ってきた時のツイート

 

というわけで、ツイートにもある通り、リュックに戸籍謄本を入れていたおかげで、失くしたリュック(ノートPC入り)が手元に戻ってきたのでした。

すでに新しいパソコンは購入していたとはいえ、リュックは海外から取り寄せたお高いものでしたし、とにかく戻ってきてよかったです。

 

【PCを入れる薄型リュックについて】

海外のホテルにノートPCを置きっぱなしにするのは怖いので、外出時は薄型のリュックに入れて持ち歩くようにしていました。

※治安の悪い国の場合、リュックの上からアウターを羽織れば、さらに安心感がアップ。

↓ 日本のメーカーだとこのあたりが近いです ↓

 

 

 

【まとめ】戸籍謄本、海外旅行に持参した方がいいよ…

はい。まとめです。

本来、パスポートにしろリュックにしろ、無くさないに越したことはありません。

でも、実際問題として、失くしたり盗まれたりする可能性は大いにある!(実体験)

なので、「無くすかもしれない」と肝に銘じて、備えておくしかないのです。

私の場合は、不幸中の幸いで、失くしたのはリュックでした。

が、パスポート入りのショルダーバッグを失くし、逆にリュックが無事だった場合は、戸籍謄本を持って大使館に駆け込んでいたことでしょう。

 

もう一度、外務省のコメントを引用しておきますね。

パスポートの再発行には、戸籍謄本が必要になりますので、万が一に備えて海外渡航時に携行することをお勧めします。

外務省 海外安全ホームページ|パスポートについて

 

というわけで、コロナ禍になって以降は海外にちっとも行けてない私ですが、また海外旅行することになれば、戸籍謄本を持参する予定ですよ。

 

ではでは、みなさま。十分な備えと共に、良い旅を!!

 

 

↓ 海外旅行の前に、このような本を一通り読んでおくことをおすすめします。

さまざまな人の幅広い体験談は、予習になったり反面教師になったりと役立ちます。

 

↓ 貴重品は、体にフィットする薄手のセキュリティポーチに入れておくのが、やはり安心。

楽天派の方は、こちらへ。