こけし山田のゆるゆるブログ

横浜在住おばちゃんの旅行の記録などなど 

【節電 / 断熱】賃貸一軒家の窓をロールスクリーン等で四重にした結果

2019年8月に横浜の築60年以上の一軒家に引っ越してきて早4ヶ月。

覚悟はしていたものの、冬になるとかなり寒さが身にしみることが判明しました。

以前住んでいたマンションの2階の部屋とは、冷気の感じ方がぜんぜん違います。

一軒家って、地面と窓の両方から冷たさが伝わってくるんですね。

 

「このむき出しの窓ではエアコンを入れても冷気に負けてしまう」と思い、家の中で一番大きな窓(=掃き出し窓)を断熱効果のあるもので覆うことにしました。

 

検討の結果、導入したのが障子風のロールスクリーンです。

f:id:kokeshiyamada:20191125201032j:plain

ロールスクリーンを吊り下げた後、更なる断熱効果を求めて窓を4重にしたので、その結果も合わせてご紹介します。

 

【目次】

 

1. 第一希望のハニカムスクリーン:お値段的に却下

窓からの寒さを遮る設備として真っ先に浮かんだのは、「ハニカムスクリーン」と呼ばれる設備です。

断面が蜂の巣(ハニカム)のような構造になっていて、分厚い空気の層で窓を覆うので、断熱効果が高いのです。

見た目もスタイリッシュなものが多く、才色兼備であります。

 

とはいえ… その構造ゆえ、 かなりの金額となってしまいます。

しかも、一般的にハニカムスクリーンは特殊な専用レールを必要とするため、賃貸の家に取り付けるにはハードルが高いのです。したがって、却下しました。

 

【2024年1月追記】

最近は、賃貸のお部屋にも取り付けできるお手頃なハニカムスクリーンも登場しています。

 

↓ 参考:ハニカムスクリーンとは、こういうものです。

 

2. もっとも無難&王道な遮熱カーテン:好みに合わず却下

一般的に、大きな窓を防寒対策するには遮熱効果の高いカーテンで全体を覆うのが王道だと思います。

ですが、「閉じた時に日光が入ってこないし、わたし好みではない」という理由により却下しました。

 

↓ 参考:あくまでも一般的な正解は、こういうカーテンだと思います!

 

3. 辿り着いたのは、和風の部屋にも合う障子風のロールスクリーン 

ハニカムスクリーンは高嶺の花だし、普通のカーテンは好みに合わない。

うちの和風の内装にフィットして、窓を覆いつつ日光を通す装備はないものか?

と、調べたところ……

 

辿り着いたのが、障子風のロールスクリーンです。

これ! 私が求めていたものは、コレです!

 

↓. 私は楽天で買いましたが、似た商品がAmazonにもありました。 

 

 4. 正式な取付方法をガン無視! S字フックで簡単装着

届いたのは、くるくる巻かれた筒状のロールスクリーン×2本。 

開封して説明書を読み始めたものの、カーテンレールに付属の金具を取り付けるのがめんどくさい……。

※メーカー様のために申し添えると、特に難解な方法ではありません。

ただ私が絶望的に面倒くさがりだということです。

f:id:kokeshiyamada:20191124185821j:plain

(↑ 正式には、左側にある金具をカーテンレールに取り付けます)

 

ほんの少しの時間、金具と格闘したあと 

「ようするに、ぶら下げればいいんだよね」と割り切ることにしました。

それは… S字フックで引っ掛け作戦!

もともと付いていたカーテンレールの金具にS字フックを引っ掛け、そこにロールスクリーンをぶら下げるのです。

はい、すぐにできました。

f:id:kokeshiyamada:20191124185456j:plain

自宅でも海外旅行でも何かと役立つS字フック、家に20個ぐらい常備しといてよかったです。

 

↓ S字フックの一例。ロールスクリーンをぶら下げるなら、窓に隙間ができないように小ぶりのものが良いです。

 

【2023年1月21日追記】 

S字フックで取り付けるのは簡単なのですが、上の写真をご覧いただくと分かる通り、窓の上部がむき出しになってしまいます。この隙を狙って冷気が入ってきてしまう……

というわけで翌年以降に、針金を使って隙間が限界まで埋まるよう、吊り直しました。

 

5. 結果:障子風スクリーンは和の内装に合う! 

出来上がりはこんな感じです!

うちは基本的に和風の内装なので、障子風のロールスクリーンがいい感じで調和します。

残念ながら、掃き出し窓の上にさらに小窓があるため、丈が足りておりません。

(この丈が足りてない部分は、追記をご覧ください)

f:id:kokeshiyamada:20191124185128j:plain

障子風のロールスクリーンは、日光も程よく通します。

閉めたままでも、部屋がそこまで暗くならないところが気に入ってます。

 

 

【さらに断熱】窓を4重にして断熱効果をアップ(2023年1月追記)

障子風ロールスクリーン導入の後、窓の断熱に工夫を重ね、今では4重の装備になりました。

1層目:窓

2層目:プチプチ(梱包に使うアレです)

3層目:半透明のビニールカーテン

4層目:障子風ロールスクリーン

 

ロールスクリーンの長さが足りないので、下の部分は発泡スチロールの断熱シートを配備しました。これで、どの部分も4重になってます。

床にベロンとはみ出しているのは、ビニールカーテンです。この手の断熱アイテムは、床を這うぐらいの長さにするのがポイントのようなので、ダサさには目をつぶっています。

 

最も滞在時間が長い部屋に大きな掃き出し窓があったせいで、冬はとてつもなく寒い思いをしていたのですが、窓を4重にしたらぜんぜん違いました!

窓際のひんやり感がなくなったのです。

これを書いているのは1月ですが、エアコンが必要ない時間帯もあります。

(※コタツは使ってるのと室内で厚着してます)

 

【まとめ】古い賃貸住宅のデカい窓を4重にして断熱効果を実感!

賃貸住宅だと、リフォームで窓を勝手に二重にすることはできません。

また、持ち家でも窓をリフォームする余裕がないケースもありますよね。

しかし、とにかく窓辺に空気の層を作って、熱が逃げるのを防げば良いのです。

私の場合は、障子風のロールスクリーンを皮切りに最終的には窓を4重にして断熱効果を得ることができました。

皆様も、お好みの素材&デザインを選んで、工夫してみてくださいませ〜。

 

私が使っているものと似た商品を、以下に貼っておきます。

 

◉窓の次の2層目には、いわゆるプチプチ(梱包用の緩衝材)を。

手っ取り早く空気の層を作るならコレ! いわゆるプチプチです。

これを、何らかの方法で窓に貼り付けるか、吊り下げてください。

(賃貸の方は、退去時に跡が残らないように注意)

 

◉3層目には、断熱用のビニールカーテンを。

次に、床まで覆う長めのビニールカーテンをプチプチの上の層にぶら下げます。

2層め(プチプチ)と3層め(ビニールカーテン)の順番は、どちらを先にすれば正解なのか、私にはわかりません。

ただウチの窓の場合は、3層めをビニールカーテンにする方がやりやすかったので、そうしました。

 

◉4層目には、ロールスクリーン(またはお好みのカーテン)を。

いつも視界に入る、もっとも上の層は見栄えの良いものにしてください。

もちろん、別に障子風でなくても全然構いません。

和風の部屋に合う&手軽なものとして私はこのタイプをチョイスしました。

 

◉ロールスクリーンの長さが足りない場合や、断熱性が足りない場合は、ボードタイプを。