2019年6月、トルコ旅行に行き、イスタンブール新空港を使いました。
さ、さすが最新の超巨大空港…… 圧倒されました。
これから空港を使う方のために、わたしの体験を置いておきます。
トルコリラは1リラ=19円で計算しています。
【目次】
- 1 .空港内のATMは多言語表記。さすが観光大国やで
- 2. 空港内での支払いにはトルコリラ、ユーロ、ドルが使える!
- 3. 市街地への移動(タクシーとバス)
- 4. 旧市街からイスタンブール新空港への乗り合いバン
- 5. 空港内のWifiは使えず。事前にSIMを用意しといた方がい
- 6. 竹垣に囲まれた、むやみに風流な仮眠スペース有り
- 7. インテリアの統一感にシビれる ! 空港ホテル「yotel」
1 .空港内のATMは多言語表記。さすが観光大国やで
わたしが使ったのは、モスクワからのアエロフロートが降り立つターミナル「I(アイ)」。⇦ターミナル1かもしれません。
そこで使ったATMが、マジ親切仕様!
画面の写真はないけど8カ国分ぐらいの多言語表記がありました。
英語があるだけでも助かるのに、日本語表記もあるんです!
(マシンによって異なるかもしれません)
もちろん両替所もありますが、わたしは最近空港ではまったく両替しないのでスルーしました。
【注意!】
私は空港で800リラをキャッシングしたら、20リラの手数料がかかりました。
また、帰りに空港でキャッシングしたときのレシートはこれ。
どうやら、1回ごとに4%の手数料が徴収されるようです。
ちなみに世界遺産の街サフランボルのATMでキャッシングしたときは、3.5%でした。
引き出す金額に応じてパーセンテージで手数料がかかるということは、一度にまとめてキャッシングする必要はなさそうです。
(↑ 前に書いたことが間違えていたので修正しました)
なお、街中に両替屋さんがやたらあるので、米ドルやユーロをお持ちの方は両替という手もあります。
2. 空港内での支払いにはトルコリラ、ユーロ、ドルが使える!
イスタンブール空港で唯一買ったのがペットボトルのお水(水だけかよ)。
そのときに驚いたのが、値段の表記はユーロなのですが、トルコリラはもちろん米ドルも使えること。
手持ちのリラが足りなかったので、財布にお守り的に入れていた米ドルを使って水を買い、トルコリラでお釣りをもらいました。
なので、両替するにしてもお買い物するにしても米ドル、ユーロをお持ちの方は、持ってきて損なしですよ。
それにしても、あのレジの仕組みは一体どうなってるんでしょうね。
為替レートと連動しているのかしら? などと考えるのでした。
【帰途の参考に】
イスタンブール新空港は、お土産屋さんも大充実!
バザールを模したお土産コーナーもあり、トルコ名物の「ロクム(ターキッシュディライト/Turkish delight=トルコの悦び)というぷにぷにのスイーツや、トルコタイルの模様をあしらったスリッパなどのお土産がわんさか並んでいました。(買ってないけど)
3. 市街地への移動(タクシーとバス)
わたしが乗ったアエロフロートがイスタンブール新空港に着いたのは夜10 時頃。
バスで市街地に移動して予約していたホテルを探すのは怖すぎる…
と思い、安全を優先してタクシー移動しました。
空港の出口には黄色と水色のタクシーが並んでいます。
水色の方が高級らしく、お値段がお高めのようです。
わたしはたまたま水色タクシーに乗り、メーターがちゃんと動いているのでホッ。
運転手さんの頭の上あたりの画面に赤い文字で表示されるのですが、それがもう怖いぐらいぐんぐん上がる…
ええええええ。ちょ…!動きすぎじゃない!?
「お願い!100リラに収まって!」と途中まで思っていましたが、メーターが100リラを越えたら、「150リラで着いて…」と心の中で念じました。
(↑ 念じても無駄なのはわかってるけど、念じてしまうのはなぜなのか?)
最終的に予約しておいた旧市街のホテルに着いたときは160リラ(3040円)になっていました。
ううっ。
安心&安全を優先したとはいえ、物価の安いトルコでなかなかの出費となりました。
やはりタクシーはブルジョワの乗り物なのです。
ただし、黄色いタクシーだとこれより安いでしょうし、昼間ならもっと安いはず…
バスでの移動方法はこちらをご参考にどうぞ。わたしも次回はバスにしたいです。
4. 旧市街からイスタンブール新空港への乗り合いバン
空港から市街地へのタクシー代はかなり高くつきましたが、市街地から空港へは安価な方法があります。
乗り合いバンです!
旧市街の観光地あたりを歩いていると、ホテルや旅行代理店の入り口にこういう看板があります。
2-3時間おきぐらいにイスタンブール新空港への便が出ています。
写真は8ユーロと表記してありますが、わたしが申し込んだ旅行会社では10ユーロでした。ユーロの手持ちがないので65リラを支払いました。
その場で申し込み書に名前などを記入します。
このときトルコで使える電話番号を聞かれ、AIR SIMの通話プランを買ったので電話番号がどこかにあるかと思いきやわからず…(結局、一度も通話機能を使わってない)
旅行代理店のお兄さんが諦めて、事務所の電話番号を記入していました
おそらく、何か突発的な事態かあったときの緊急連絡用でしょう。
指定の時間に必ず事務所に来るよう、何度も念を押されました。
まかせとけ!こちとら世界有数の時間厳守民族=日本人やで。
約束時間のちょい前に到着して旅行代理店の椅子でしばし時間をつぶした後に、バンが到着。それから、2箇所でお客さんをピックアップしていました。
わたしは旅行代理店でバンの到着を待ちましたが、ホテルで待つ方法もあるので、チケットを買うときにスタッフさんとご相談を。
さて。
総勢7名を乗せたバンは道が混んでいた市街地でこそノロめの運転でしたが、高速道路に入ってからのスピードアップぶりがヤバい……
体感で「あ。これは相当スピード出てるな」というのがわかり、メーターをチラ見すると「日本では出しちゃいけない速度」になっていました。
おかげで旧市街を22時15分発(実際はこれより遅く出発)で、23時05分にイスタンブール新空港に到着。早い!早すぎます。
5. 空港内のWifiは使えず。事前にSIMを用意しといた方がい
【フリーWifi】
モスクワのシェレメボチ空港にさえあった空港のフリーwifi、イスタンブール新空港にはありませんでした。
いえ、正式に言うとあったのですが、電話番号を入力しなくてはならなかったりと、外国人観光客にはハードルが高かったのです。
【トルコのSIM】
空港内にSIM売り場があり、夜10時過ぎでも開いていました。
私自身は、事前に買ったAIR SIMを使ったため、空港ではSIMを購入しておりません。
なお、旧市街にも旅行者向けのSIM屋さんがありました。
トルコの通信会社のSIM事情については、ほかのブログなどをご覧くださいませ。
【世界各国で使えるAIR SIM】
GWのペルー旅行の際に購入し、それ以来スマホの裏側にぺたりとSIMカードを貼り付けております。
現地でのSIMの販売状況がわからないときは、事前にAIR SIMの通信プランを少しでも買っておくと安心です。
現地のSIMが安ければ途中で買って挿し替えれば良いですし、面倒ならずっとAIR SIMで通す手もあります。
6. 竹垣に囲まれた、むやみに風流な仮眠スペース有り
乗り継ぎの待ち時間や、なんらかのトラブルで空港に長居する羽目になることありますよね。そんな貴方のための仮眠スペースも充実してましたよ。
【制限区域の外】
イスタンブール新空港には、ショップやレストランの合間合間にソファがあり、けっこう多くの方々が横になって寝ていました。
【制限区域内=搭乗ゲートの近く】
なんと素晴らしい配慮でしょうか!
この植え込みの向こうが仮眠スペースになってて素晴らしい…!
— こけし山田✈︎時差ボケ直し中 (@kokeshiyamada) 2019年6月22日
マットレスが置いてあって横になれるし、この目隠しに風流を感じる#トルコ散歩2019 pic.twitter.com/O6bUgJvAE7
【注意!】
この仮眠スペース。私は使っていませんが、見るからに椅子より寝心地よさそうです。
ここでウッカリ熟睡して乗るはずの飛行機に乗れなかった、などという事態にならないようにご注意くださいね。
椅子で寝ていてアエロフロートに乗り損ねた私からの老婆心アドバイスですよ。
7. インテリアの統一感にシビれる ! 空港ホテル「yotel」
空港内には、ヨーロッパのおしゃれチェーンホテル「yotel」があります。
お金がかかっても快適な睡眠が欲しい方は、こちらへどうぞ。
(この写真は、制限区域外=誰でも入れるゾーンの入り口です)
この図面によると、制限区域外/内の両方に入り口がありますね。
空港に泊まる予定はなかったのですが、飛行機に乗り遅れたため泊まるハメになりました。おかげで、こうして内部の写真も撮ることができましたよ!(トルコだけに)
1泊140ユーロ! 日本円にして約17,000円です。(1ユーロ=122円で換算)
なかなか痛い出費でしたが、共有部やお部屋の内装を見て納得。
まあ、お値段も、そうなるよね。
全体が白で統一されていて、そのこだわりがテレビのフレーム、ドライヤーにまで及んでいるのを見て、「こ、これは本気だ」と驚愕しました。
インテリアの統一感に加え、さすがに最新ホテルだけあって水回りの設備にも注目であります。
シャワー室の温度調節部分に石鹸などが置けるようになっている親切設計。
それと水回りマニアの方はシャワー室の床をご覧ください。
こ、これが最新の排水口か!
丸い部分に向かってゆるやかに傾斜がついており、髪の毛はぜんぶ流しこめるし、お掃除もしやすそうです。
私は古い建物を改装したお宿が大好きですが、やはり水回りは最新 is 最高!
と改めて思いました。
新しいホテルのため、通常の電源穴よりもUSBポートが充実しています。
枕元に3つのポート×2人分=6個。
加えてテレビの近くと壁際にもあったので、ぜんぶで10個近くのUSBポート。
いやいやいや… どんなガジェットオタクも、そんなに使いこなせんやろ。
と言いたくなるぐらいUSBポートがあるんですよ。
みんな!安心して充電してくれ!
ところで、この水はタダで飲んでよかったのでしょうか?
USって私も含まれるの?誰の水なの? とわからなくて、結局飲んでません!
1泊140ユーロも払ったのに…
(ちょっとyotelについて語りすぎたので、後日、別記事に切り離すかもしれません)
イスタンブール新空港のyotel公式サイト。英語とトルコ語で読むことができます。
以上で、イスタンブール新空港のレポを終わります。
ふう…自分が経験した範囲で精一杯のことを書いたんですけど、もっと詳しくて親切な記事が既にありました。泣きたい…!
くやしいので最後にリンクを貼ることをお許しください。