もしかして、あなたは
「英語ができないから海外旅行は無理」
「現地の言葉がわからないから個人旅行は怖い」
などと思っていませんか?
先に断言しとく。
決してそんなことは無いっ!!!!
今回は、乏しい語学力のままあちこちに飛んじゃっている私が、経験の中で培った、あの手この手のコミュニケーション術をお伝えします。
これを読んで実行すれば、もう海外でのコミュニケーションが怖くないっ!
っていうかむしろ楽しい!
日本語が通じない場所で、こっちの言いたいことをいかに伝えるか。
それを工夫すること自体が楽しいんですよね〜〜
では、具体的な5つの方法、はいどうぞ。
【目次】
- 会話不要のシーンも意外と多い。ひと真似で乗り切ろう
- ツカミの印象を良くする笑顔&現地語での挨拶
- 話せなければ、書けば(描けば)いいじゃない
- ジェスチャーとオーバーな表情は身を助ける
- スマホの翻訳に頼るのは、上の4つを試した後でよし
会話不要のシーンも意外と多い。ひと真似で乗り切ろう
日本で買い物するときや電車に乗るときを想像してみてください。
そもそも、お店の人や駅の人と会話してますかね?
そんなにしてませんよね。
大勢の人が行き交う場所、なおかつ全員が決まった動作を行うシーンでは、そもそも会話が不要なことが多いです。
だいたい下の2つでこと足りてしまいます。
[ほかのひとの真似をする]
例えば、空港や駅。前の人がパスポートを見せているシーンでは自分もそうする。
例えば、飲食店。ほかの人がオーダーしている様子を見て、「前払いか後払いか」「注文の方法」などを観察して真似すればいいのです。
美術館や観光施設への入場においても、ひと真似作戦でだいたい乗り切れます。
[ビジュアルや数字を見て判断する]
空港や駅、観光施設ではピクト(簡易なイラストによる表現。トイレのマークでおなじみ)や矢印、数字を見れば意味がわかるので、人に尋ねる手間が省けますよね。
ようするに「外国人がよく来る場所」では、基本的に会話せずに済む仕組みになっていることが多いので、ひとまず安心しましょう。
ツカミの印象を良くする笑顔&現地語での挨拶
会話不要のシーンでもとにかく守っておきたいのが、この鉄則。
「私には敵意がありません。観光にやってきた善人です」
ということを、笑顔と挨拶で全力でアピールすること。
日本にいるときよりオーバーめの笑顔に、現地語での挨拶をプラスします。
英語圏ならHello、 スペイン語圏ならHola、中華圏なら你好。
現地語の「こんにちは」と「ありがとう」だけは、とりあえず必須!
私は、シーンによっては手を振ってみたりと、ジェスチャーを足します。
[別れ際も感じよく]
お店の人やタクシーの運転手さんに、別れ際に手を振って「お礼の言葉&バイバイ」というと、笑顔を返してくれたり、「気をつけて」「良い旅を」みたいな言葉をかけてくれたりします。
運転中は特に愛想がよくなかったタクシーの運転手さんからも、バイバイのあとに満面の笑顔をいただけることもあり、これはマジで嬉しいっ!!!!
話せなければ、書けば(描けば)いいじゃない
特に漢字の使える中華圏で有効なのが、飲食店で食べたいメニューや行きたい場所を漢字で書くこと。
下手に発音するより間違いなくスムーズに通じます。
文字は、大きく、読みやすく。
タクシーに乗るとき、小さ〜な文字を見せたら運転手さんが困ります。
絵が得意な人は、イラストで表現するのも良いですね。
そのためにも、小さなメモ帳 or 大きめのふせん用紙とペンを、出しやすいところに準備しておきましょう。
[難しい現地語は、宿の人に代わりに書いてもらう]
これはモロッコでの体験です。ホテルや美術館などでは英語が通じますが、一般の人はアラビア語かフランス語ユーザーです。
なので、行きたい場所のアドレスを、お宿のひとにアラビア語で書いてもらったことがあります。それを現地のひとに見せるのです。
ジェスチャーとオーバーな表情は身を助ける
ジェスチャーは世界の言葉!
- ご飯が食べたいときは、スプーンや箸で食べているジェスチャーをする。
- 寝たいとき、昼寝したいときは、合わせた手を頬の横に置いて首を倒し目をつぶる。
- お腹いっぱいのときは、手を使ってお腹がふくらんでる様子を表現。
- トイレに行きたいときは、手を洗う真似をする。( ※1回だけ手洗い場に案内されたことがありますが、首を振り哀しい顔で「そうじゃなくて…尿意の方です」という気持ちを伝えました。伝わりました。)
- 「歩いていきます」と伝えるには、人差し指と中指を下に向けてトコトコ歩いている様子を表現。
ふだんジスチャーを使う機会がない方は、事前に練習しとくといいかも。
とはいえ、ジェスチャーは国によって意味が大きく違うので注意も必要。
例えば、親指を上げるサムズアップは、国によっては侮蔑の表現やわいせつな意味になるようです。ガッビーン!(いま調べた)
と、注意点はあるものの、言葉で伝えきれない気持ちを体と顔芸で表現するのです。
スマホの翻訳に頼るのは、上の4つを試した後でよし
スマホの翻訳機能は、そりゃ便利です。
しかしながら、スマホを取り出して操作する余裕がない場面が多々あります。
それに、スマホを人前で出して画面を見せる行為は、落としたり盗られたりする危険があります。
なので、私は意外とスマホは使いません。
あえて使うのは、こういうシーンです。
- 飲食店の看板に載っている料理を発音できない⇨ 食べたい料理の画像かメニュー名を撮って見せる
- 宿の部屋でトラブルが起きた場合⇨ その様子を撮影してスタッフに見せる
[トラブルを動画で伝えた例]
英語が通じない中国のビジネスホテルにて。
部屋のドアを閉めた後に「ビービービー!」と警告音が鳴り響いて止まらなかったので、その様子をスマホで録画し、フロントのスタッフに見せました。
スタッフさんは、思いっきりドアを引くジェスチャーをしながら「拉(la)!」と言い、私も合点とばかりに頷いてドアを引くジェスチャーをしながら「拉!」。
「わかったよ。思いっきり拉するんだね?」と全身で伝えました。
動画を見せ、お互いに全身でコミュニケーションした結果、めっちゃ伝わりました。
拉は、中国語で「引く」という意味です。
それを知らなくてもスタッフさんのジェスチャーで理解できますよね。
以上が、私が旅先で駆使している会話以外のコミュニケーション術でございます。
これを参考に、皆さまも独自の方法を編み出してくだされば嬉しいです。
それを教えてくださるともっと嬉しいです。
おっと。最後に、クソリプ対策を書いておきましょう。
もちろん、現地の言葉ができるに越したことはありません。
それは十分に承知の上です!!!!!!
↓ これをざっと読んでおくと、英語を話すのがだいぶ楽になります。
英語なんて これだけ聴けて これだけ言えれば 世界はどこでも旅できる
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