年に何回も海外に一人旅していると、周りのひとから
「寂しくないの?」
「それって楽しいの?」
「治安とか大丈夫なの?」
と聞かれそうでいてなぜか聞かれない こけし山田です。
まあでも今回は、そういうことへの不安があると仮定しましょうや。
その不安を解消してくれるのが…… ツイッターなのです。
ツイッターの登場により、海外一人旅へのハードルががくんと下がりましたよね。
具体的には…
旅行前の情報収集、現地での実況ツイートによる「いいね=共感」ゲット、帰国後の思い出振り返りまで。
ツイッターを活用すれば、一人旅が楽しく&スムーズにできちゃうんですよ。
というわけで、わたしがTwitterを旅行にどう活用しているかを「旅行前」「旅行中」「旅行後」に分けてお届けします。
【目次】
【旅行前】 行き先の選定と現地の情報収集に
気になる旅先が流れてきたら「いいね」してググれ
わたしの場合、旅先ですらTL(タイムライン)に流れてきたツイートがきっかけで決めたりしています。
例えば、モロッコ、雲南省の麗江、貴州省の西江は、旅行した方のツイートを見て「行こう!」と決めました。ほかにも、重慶の秘境駅はツイッターで見かけて気になったので行ってみたのでした。
ひとのツイートを見て即決!というわけにもいかないので、気になった旅先はとりあえず「いいね」しときましょう。ついでにサクッとその場所について調べておくと、旅への助走になります。すでに1歩を踏み出したことになるのです。
なおかつ、ググってみて良いな〜 と思った情報はツイートして、自分で「いいね」してます。こうして自分好みの情報をストックしておくと、あとあと効いてくるんですよ。
ハルビンにある、この古い映画館、圧倒的にワイ好み(=くるおしいほど好き)まだ現存してるんだろうか。ここ行きたいな〜https://t.co/M8x8QDtZI6
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2018年12月6日
(お写真、リンク先より) pic.twitter.com/npyjTM3TDR
旅行に関する情報はつぶやいておくことで、フォロワーさんや現地の人に追加情報を教えてもらったりもするのでツイートを推奨します。
なにより、わたしが皆様の旅行情報ツイートを頼りにしてますんで!
旅行関係のアカウントをフォローし常に情報収集
これはすでにみなさん、実行されていると思いますが……
あえて入れてみました。
航空会社、旅行会社、各国の観光局、格安航空券のアカウントなど。
こうした公式なもの以外でわたしが推すのは、現地に詳しいひとや住んでいるひと、狂ったように海外旅行をしているひと、海外鉄オタ(鉄道写真を撮るために現地に飛ぶオタク)などをフォローしておくことです。
わたしは中国に旅行することが多いので、いわゆる中華クラスタの方を多くフォローしています。
蛇の道は蛇!ですよ。
めぼしい航空券&お宿の情報を常にチェック&発信=自己暗示
航空券ってハイシーズンvs.シーズンオフで、下手すると価格に倍ぐらい開きがあったりしますよね。それと、いつ買うかによっても価格がだいぶ違います。
そこで、調べるのです。調べまくるのです。
わたしが使っているのは、複数の旅行会社の航空券価格を一括で比較できる「スカイスキャナー」です。
暇さえあればスカイスキャナーで、行きたい場所を「最安値の月」で調べて、一番安いときの航空券のお値段をツイートしております。
自分が後で買うときの目安になるし、ほかの方の参考になると思うからです。
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航空券に加え、お宿のことも随時調べておりまして、好みの宿が見つかったらツイートして自ら「いいね」しておきます。
その建物はもともと上林仙館という名称でしたが、今は上林賓館と呼ばれてるらしい。→(ググり)→なんと!ユースホステルになってて普通に泊まれるんだってYO!
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2018年12月16日
ユースだから北京でも1泊3000円以下! メモメモメモですよ。
北京上林国际青年旅舍(Beijing Leo Courtyard) pic.twitter.com/F80jqU4Bvt
なお、こうやって発信しておくと自己暗示にかかるせいか、旅立つ確率が上がります!
現地のSIMや両替、治安など最新情報をチェック
ガイドブックを併用するにしても、最新じゃないと意味がない情報ってありますよね。めまぐるしく動く通貨レートとか、現地の通信事情とか治安状況とか。
そこでTwitter検索です。例えばこんなふうに……
・空港でSIMカードが売られているかどうか?→「⚪︎⚪︎空港 SIM」
・両替はどこでやるとよいのか? →「人民元 両替」「人民元 レート 良い」
(一例:自分のツイートで失礼します)
人民元のレートがやたらと良い。と聞いていたがホントに安かった!
— こけし山田✈︎次は上海 (@kokeshiyamada) 2018年9月12日
秋葉原のアクセスチケット、恐ろしい子…
ググッて出てくるレートより安いってどうゆうことなの…? ドンキで買い物する中国の観光客のために、とにかく人民元を用意しときたいってこと?
ちなみに秋葉原の他店では1RMB=17.93JPY。 pic.twitter.com/9UxAZFkwLN
治安については、「地名 治安」「地名 詐欺」「地名 強盗」 などでツイート検索するとともに、外務省の安全ホームページもチェケら!お願いします。
準備過程もツイートすれば誰かの参考になるし、疑問も解決
旅の準備過程もツイートしときましょ。
例えばビザの取り方とか、現地の列車の事前予約とか…
別の誰かの参考になったり、わからないことを教えてもらったりするかもですよ。
マチュピチュ、せっかくなんで2回行くことにして
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2018年12月22日
1日目:マチュピチュ遺跡&ワイナピチュ山
2日目:マチュピチュ遺跡&マチュピチュ山
で予約できたけど、どこからどうやってお金を払えばいいか、わからねえええええ!
ご存知の方、教えてくださいませhttps://t.co/EAQHbwJBrp
このツイートに対し、フォロワーさんが答えを教えてくださいました。
【旅行中】 実況ツイートすれば一人旅でも一人じゃない
振り返りやすいよう独自の#ハッシュタグをつける
基本的に、ツイートは時間とともに流れ去ってしまうフロー情報。
それを自分が後から参照したり、ほかのひとに見てもらうには、独自のハッシュタグをつけておくのがオススメです。
前に鉄オタの方が旅行中に「#⚪︎⚪︎巡検」と付けてツイートしているのを見て、真似しました。
わたしの場合は「#⚪︎⚪︎散歩20XX」とすることが多いです。
(例:ぜひツイート検索してみてくださいませ)
#重慶散歩2017 #廈門散歩2017 #雲南散歩2017 #ウズベク散歩1718
その場で感じたことを現地情報とともに実況ツイート
ハッシュタグを決めたら、現地からできるだけリアルタイムにツイートします。
夜にまとめてツイートしてもいいんですけど、そのときその場で誰かに言いたいことってあるじゃないですか。
「感動の共有」が難しい一人旅でも、それが擬似的にできるのがツイッターなんですよね。
わたしは1つのツイートに、この両方を乗せるように意識しております。
emotion(感情)+ information(場所や食べ物などの情報)
なんのために? → ツイートを見たひとを旅に連れ出すためです!
バスに乗って赤坎にやって来ました。バスの停車場所の近くから歩き始めると、延々と廃墟が立ち並んでいて、「早く!だれか写真が上手いひと、お願いだからこれを記録しに来てください」という気持ちでいっぱいになる。#香港深圳開平2018春巡 pic.twitter.com/FYxcbitboB
— こけし山田✈︎次は上海 (@kokeshiyamada) 2018年2月18日
今いる場所をマーキングをして、もしもに備える
これは効果があるかどうかわからないので、お守り的に行っていることです。
海外で、特に夜。一人でタクシーに乗ることになったとき、やっぱり怖いわけです。
もしも……ってことが心配です。
例えばタクシーなら、乗車してすぐ「いまタクシーで⚪︎⚪︎に向かい中」などとツイートします。運転手さんから見えるようにやります。
「いまネットに繋がってるで。何かあれば世界に発信するで」アピールです。
タクシーに限らず、自分の足取りを後から追えるようにしておくわけです。
ただし、若い女子やストーカーに遭いやすい方は居場所のツイートはむしろ危険。
下手したらヤバいひとがホテルまで押しかけてくる可能性もなきにしもあらず。
そのへんは、自らの判断でご注意をお願いします。
エアメールが欲しい人をTwitterで募集して、出す
私は郵便が好きなので、これをたまにやります。
現地を歩いているときに絵葉書や郵便局が目に入ったら、Twitterで送り先を募集するのです。こんな風に。
サマルカンドから年賀状チャレンジ 〜春節までに届くかな?〜
— こけし山田✈︎次は上海 (@kokeshiyamada) 2018年1月6日
ウズベキスタンの民族衣装の切手を貼ったエアメールを出します。
ご希望の方はリプライください。
(先着2名様)
ポストは今から探します。#ウズベク散歩1718 pic.twitter.com/9nbecuCw11
食事する仲間を探してみる(今度やってみるよ)
未体験ですけど、やってみたいのが現地でツイートしてご飯仲間を募ることです。
今度行くソウルでどうしてもトビッコ(飛び魚の卵)の焼き飯を食べたいのですが、その店は一人では入りにくい感じなのです。
なので、一緒に行ってくれる方をツイートで募集しようかな〜と考えております。
現地集合の現地解散です。
【旅行後】 旅の振り返りと、次のひとへのバトンに
旅先でのツイートをブログに貼って、ストック情報にする
旅先でのツイートは基本的にときとともに流れ去ってしまいます。
もったいないから、まとめときましょう。
わたしは、このはてなブログにまとめてますけど、もちろんtogetterでもいいし、Twitterのモーメントでも良いですよ。
(例)
余力があるときは、ツイートをアレンジして記事にすることもあります。
ツイートきっかけの旅行でのツイートが、次の誰かのきっかけに
現地での実況ツイートにしろ、それをまとめたブログにしろ、それを読んでくれるひとがいるのは本当に嬉しいっ!!!!
中でも嬉しいのは、わたしのツイートを見てその旅先に飛んだひとからリプライをもらうときです。
「こけし山田さんのツイートを見て、ウラジオストクに来ました」
みたいなリプライが来たとき、マジで!嬉しかったんですよ。
(気がつけば 3回も「嬉しい」って書いてる。よっぽど嬉しかったんだな)
おおおおおお!
これがPDCAってやつ?(違うけど)
誰かのツイートを見て旅立った自分のツイートが、別の誰かのきっかけになるなんて!
このクルクルする生態系が素晴らしいじゃありませんか?
もっとぐんぐん回していこうぜ! このサイクルを!
という気持ちもあって、今回はこのブログをしたためております。
なので、ぜひぜひ皆さんも旅の準備から現地での実況、旅の振り返りまで、Twitterを活用してみてくださいませませ。
【注意】
家をしばらく空けることが誰かにバレるとマズい方は、リアルタイムな旅ツイートはやめましょう。(例:ヤバそうな人に自宅がバレている場合など)