大家好!(みなさんこんにちは)
2019年1月半ば、中国・黒竜江省ハルビンの氷祭りに行ってきました!
なんでも世界3大氷祭りのひとつとか…
実際に現地に行ってみて納得。これは確かにヤバい規模だ… !!!
そのときの動画をご覧くださいませ。
氷祭りの規模、ちょっとどうかしてるよ… どうかしてる…
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2019年1月12日
これ、まだほんの入り口ですから
(動画でどうぞ#ハルビン散歩2019 pic.twitter.com/7B7t5TwKoO
ハルビンの氷祭りは2月末まで開催中!
2月18日追記:気温が高くて2月17日で閉園とのことです。
今から飛行機のチケットを買ったり宿を手配してもぜんぜん間に合います。
2月18日追記:しても間に合わないので、来年の予習にどうぞ。
実際に行った私からのアドバイスを置いておくので、ご参考に。
旅行会社を通さずに個人で手配して行く方向けに書いていきますね。
【目次】
1. 行く前の準備(航空券・宿 / 防寒具 )
ハルビン行き航空券と宿の手配
ハルビン行きの航空券を買って、お好きなホテルなりゲストハウスなりを自由におとりくださいませ。
氷祭りをメインに、ハルビン随一の観光スポット「中央大街」も散策するなら、中央大街の近くに泊まるに越したことはありません。
もちろん、タクシーを使うなら別にどこに泊まってもいいのですが、ハルビン初心者の方は中央大街またはハルビン駅の近くにしておくと無難です。
防寒具は事前にどこまで準備しておくべきか?
ハルビンは寒い。相当に寒いです。
ちなみに今日1月17日の18:16分にスマホで表示させたハルビンの気温は、マイナス18度。同じ時間のモスクワがマイナス5度。旭川がマイナス13度です。
なので、北海道よりも寒い!
ということを念頭に防寒具の準備をなさってください。
私が日本から用意していった装備は下記の通りです。
⚫︎ロシアの人がかぶってるみたいな耳当て付き帽子
こういうのです。「ロシアン帽」「防寒帽子」などでググってみてください。
⚫︎中がふかふかの防寒ブーツ
私が愛用しているのはこちら。内側がフカフカのボア仕様になっています。
普段より気持ち大きめサイズを選ぶと、分厚い靴下を履けるので良いです。
⚫︎韓国のあったか靴下ポソン(内側がボア仕様)
⚫︎フード付きの中綿コート → 持っている人はもちろんダウンコートで!
⚫︎ウールの厚手スカート → パンツ派の方はボトムの重ね着で!
⚫︎ウールのレギンス&ウールのインナー
⚫︎寒いと膝にこたえるので、膝サポーター
⚫︎マフラー&手袋 → ただし普通の手袋では歯がたたない寒さです!
⚫︎ハイネックセーターやカーディガンを重ね着
上記に加え、現地でカイロと布マスクを購入しました。
とにかく、肌の露出面積を極限まで抑えることが必須です。
日本で準備しきれなかったら、ハルビンのあちこちで防寒具はやたらに売ってるのでご安心を。氷祭り会場にも売られていました。
本当は、ハルビン旅行の前にワークマンでイージスを買おうと思っていたのですが、時間なくて行けずでした。
そうしたプロ向け・アウトドア向けのショップで本格的な防寒具を買うのがベストだと思います。
【追伸】氷の滑り台のために防水パンツを
氷祭りの会場には、氷の滑り台があちこちにあります。
お子さんはもちろん大人もけっこう滑っていました。
滑りたい方は防水加工のパンツを用意しておく方が良いと思います。
【注意!】カイロを貼っても惜しくない手袋を
手袋でも寒さが防げないので、カイロを手袋の手のひら側に貼ってたんですが、粘着力が強すぎて、手袋の生地が傷んでしまいました……
なので、カイロを貼ることを前提に、手袋をチョイスなされますように。
2. ハルビン空港からの移動、市内の移動方法など
ハルビン空港 国内線ターミナルからバスで市街地へ
ハルビン空港は、国際線と国内線のターミナルが離れています。
日本から移動した方が着くのは国際線ターミナルですね。ちょっとビックリするぐらい、ちんまりした建物です。
建物の外には、こんなバス停がありますので、国内線ターミナルへの無料シャトルバスに乗ります。10 分くらいで国内線ターミナルに到着します。
国内線ターミナルからは、市街地へのバスが出ております。
チケットは空港内の、↓ このカウンターで買います。
いくつかの路線があり、自分が泊まる宿の近くに停まるバスがあれば、その路線をチョイスしてください。例:中央大街の近くの宿なら3号線
たいがいの人はハルビン駅行きの快速でいいでしょう。
20元(320円)です。約1時間ほどでハルビン駅前に到着します。
ハルビン駅から、バスなりタクシーなりでお宿を目指しましょう。
もちろんブルジョアな方は、国際線ターミナルの前から直にタクシーに乗ってもいいんですよ。(ただし自分が乗ってないので料金の目安はわからないです)
市街地の移動方法(バス、地下鉄、タクシー)
ハルビンは、地下鉄はあるものの1路線しかなく、それだけでは街を自在に移動できません。そもそも「ハルビン駅」「中央大街」といった観光客にとって重要な場所に地下鉄の駅がないという状況です。
なので、1元または2元で乗れる路線バスを使いこなせれば、かなり便利に動けます。
ちなみに地下鉄の料金は2元、または3元です。
なお、中国では地下鉄の入り口で荷物検査があるので、頭に入れておきましょう。
タクシーは初乗り8元(約128円)で、メーター制です。
私が乗った限りでは、ぼったくりにあったことはありません。
ただし、ハルビンのタクシーは相乗りのケースが多いので、自分が乗車していても次のお客を捕まえるためにタクシーが止まったりしますので、ビックリしないでください。
逆に自分がタクシーを捕まえる場合、先客がいても方向が同じなら乗せてくれたりしますので便利です。その場合、料金は適当に決まる感じですが、市街地内を移動した場合、私は20元で済みました。
中国での移動に便利な地図アプリ
中国を観光する場合、中国産の地図アプリを使うと何かと便利です。
※中国のアプリをスマホに入れたくない方は、この章は読み飛ばしてください。
私がいま使っているのは「高徳地図」「百度地図」の2つです。
どちらも画面を立ち上げると直感的に操作できます。
(とはいえ、使い方は別途ググっておいてください)
特に便利なのがバスに乗る場合です。
目的地を入れて→自分の位置(我的位置)を入れると、どこから何番線のバスに乗ってどこで降りればいいか、一発で出てきます。
停車する全バス停の名称が表示されるので、いまどこを走っているかを実際の停留所と見比べながらチェックできます。
降りる時は、出口付近のボタンを押したり、出口付近に立って降りたい感を出してください。
【注意!】地図アプリは信用できないケースも
バスに便利ですっかり信じていた高徳地図ですが、普通にマップとして使っていたら、あるはずのない道を歩くように指示されたことがあり、かなり迷いました。
地図アプリは万全ではないので、紙の地図を併用したり、最終的には人に道を聞く。
というアナログも併用するつもりでいましょう。
なお中国の地図では、通り(道路)にいちいち名前がついています。
○○路と地図に書いてありますし、道路の看板にも表記してあります。
なので、自分がいるのが○○路で、行きたい場所が○○路だと分かっていれば、日本よりむしろ歩きやすいです。方向音痴の私が断言します。
3. 氷祭りへGO!「氷雪大世界」の会場は?料金は?
一番規模の大きな会場「氷雪大世界」はバス停あり
よく氷祭りとしてメディアに取り上げられている会場は、「氷雪大世界」です。
なんと、この名称ズバリのバス停があります。
なので私は宿の近くから路線バスで向かいました。
ただし、氷雪大世界のバス停から、会場までは10分くらい歩きましたが。
もちろん、タクシーで向かわれても良いと思います。
ライトアップ狙いなら、夜に行くべし
やはりライトアップされた様子が見たかったので、私は夕方〜夜に行きました。
寒いですけど。マジで寒いですけど……
なお、開園時間は午前11時から午後9時半までです。
「氷雪大世界」の料金は、大人1人330元(約5,280円)
会場内にはチケット売り場があり、そこでチケットを購入します。
大人1枚が330元となかなか強気の設定です。
まあ、テーマパークみたいなもんですからね。
なお、人様のツイートによると会場までタクシー代込み330元というチケット(団体扱い?)というものもあるようです。ホテルの人に聞いてみると良いかもしれません。
(↑自分で体験してないので、ふんわりした書き方ですみません)
寒いとトイレが心配→会場に複数のトイレがあって安心
寒いとトイレがめっちゃ近くなりますよね。
なので私は、氷祭り会場のトイレ状況が非常に心配でした。
が、ご安心ください!!!
まず入場する前に、会場の外に仮設ではなくちゃんとしたトイレの建物があります。
(入ってみましたが、けっこう綺麗でした)
さらに、会場内にもトイレ(中国語の表記は卫生间)があります。
加えて、会場内にはケンタッキーフライドチキン、ピザハット、中国資本の店など複数の飲食店がありますので、そこで飲食がてらトイレを借りる手もあります。
会場内の郵便局からエアメールを出す作戦も
氷祭りの記念に、エアメールを出すなんてのもオツですね。
絵葉書と切手を郵便局内で買って、その場でポストに投函できます。
寒さからの避難場所としてハガキを買いがてら、ちょっと温まるのもアリだと思います。とにかく、外にいる間にみるみる体が冷えてしまうので、どんな手を使ってもこまめに体を温めるしかありません。
お子様連れの方、そり遊びしたい方はそりを買いましょう
ハルビンの街でも、会場でも、やたらと売られているプラスチック製のソリ。
というのも、氷祭りの会場内には、そり遊びができるスペースがあるのです。
「氷雪大世界」から市街地までの帰り方
会場の横に、タクシー乗り場とバス乗り場があります。
なので、どちらでもいいですので、行列に並んでいれば帰れます。
私は「中央大街」付近に停車するバスに1元で乗りました。
かなりの行列だったのですが、なにしろバスだと一度に行列がはけるので、意外と早く乗れました。
タクシーの状況は、未体験なのでわかりません。
4.もう一箇所は入場無料でアトラクション課金
中央大街の端に位置する会場は、入場無料
中央大街(ハルビン随一の観光ストリート)を適当に歩いていたらたどり着いたのが、この会場。名称はわかりません。
なんと!こちらは入場が無料(中国語表記:免費)です。
そのかわり、アトラクションごとに課金されるという仕組みです。
入場してませんが、冒頭の「寒地熱気球」というのに、かなりそそられます。
どなたか体験してきてくださいませ!!!
閉幕は2019年2月28日!
まだ今からでも間に合う!インスタ映えやばい!(知らんけど)
さあ行こう!ハルビンの氷祭りへ!
でも、くれぐれも防寒対策は万全に。
帰国してしみじみ思いましたもん。
いやあ、東京って本当に暖かいですね。
個人手配で初めて中国に行く方は、こちらも合わせてご覧ください。
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