このブログ記事、「とにかく軽い」キャリーケースを探している方に捧げます。
軽さを重視するから、頑丈さや便利さは放棄してもいい!
ぐらい割り切ってキャリーを探している方におすすめです。
何しろ私自身が、とにかく軽いキャリーケースを探しまくって使いまくってたどり着いた結論がコレなのです。
なので、「軽さも丈夫さも両方欲しい」方には、おすすめしません。
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【目次】
- 結論:軽さを重視して選ぶなら、重さ1kgのキャリーケース
- 使ってわかった! 超軽量キャリーケースの【メリット5つ】
- あえて書きます!ちょっと残念な【デメリット5つ】
- 【おまけ】超軽量キャリーに組み合わせると便利なアイテムたち
結論:軽さを重視して選ぶなら、重さ1kgのキャリーケース
早速ですが、結論です。
20代から50代までの30年の間に、リモワも含む5-6個のスーツケース(キャリーケース)を使ってきた私が、今使っているのは、超軽量1,040gのコレです。
ご覧いただくとわかる通り、かなりチャチな感じで、実際に頑丈さはありません。
しかし、それでいいのです。だって「軽さを最重視」した結果なので。
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現在は、Amazonのリンクに載っている、水色タイル柄の1,040gのキャリーを使っています。
このシリーズ、色柄のバリエーションも豊富なので「人とかぶりたくない」という方にもおすすめです。現在(2024年8月)、15種類のバリエーションがあります。
その前に使っていたのは1.13kgのタイプです。
この黒いタイプは、2-3泊の国内旅行にかなり使い込みましたが、まだ壊れていません。
当時3,000円ぐらいで買ったので,十分に元は取れていると感じます。
黒一色で気分が上がらないので、より軽くてカラフルな1,040gのものを買い足した次第です。
使ってわかった! 超軽量キャリーケースの【メリット5つ】
[メリット1]とにかく軽い!中に着替え等を入れても軽い!
何しろ軽さを最重視して選んでいるので、圧倒的に軽いです(当たり前)。
体力のある男性や若い方なら、キャリーケースが多少重くても気にならないかもしれませんが、私は50歳オーバーの体力弱々おばちゃんです。とにかく疲れるのです。
旅行中は移動が多いし、飛行機やロッカーへの出し入れや、階段を登り降りする機会もあったりと、疲れる要素がてんこ盛り。なので、荷物は極力軽いに越したことはありません。なので、私は45歳過ぎた頃から、旅行用のキャリーケースは「軽さ」を重視して選んでいました。
その結果、たどり着いたのが、1,040gのモノです。
(いま考えてみると、年をとるごとにキャリーケースが軽量化して行っています)
なお、貴重品などはリュックに入れて持ち歩くようにしています。
軽いキャリーケースを求めて試行錯誤していた時のブログ記事はこちら。
[メリット2]肩にかけて運べるので、人が多い場所で邪魔にならない
キャリーケースで、しばしば問題になるのが、人混みで他の人の足に引っかかること。
私もやらかした覚えがありますし、他の人のキャリーに足が引っかかって転びそうになったこともあります。
なので、行き交う人が多い場所では、なるべくキャリーケースをガラガラ引っ張らない方が良いと思うのです。
私は、この超軽量キャリーを導入して以来、駅などの人混みではバーを伸ばして肩に掛けて歩くことにしました(あたかもトートバッグのように)。
歩く人の邪魔になりにくいし、自分もスタスタと歩けます。
階段でもサッと肩に掛けて、もう片方の手は手すりに捕まって上り下りするようにしました。
[メリット3]コンパクトで軽いので機内持ち込みしやすい
取手を下げた時のサイズは約48×33×18cm。
フルサービスキャリア(JAL,ANA)の100席以上の飛行機なら余裕で持ち込みできます。
軽いので、機内の荷物棚に入れるときも持ち上げて出し入れしやすいです。
もしもキャリーケースが重たいと、体力のない方は出し入れが大変ですよね。
なお、LCC(ローコストキャリア)の場合は、重さとサイズにかなり厳しいので、各航空会社の規定をよく読んで、それに従ってください。
【注意】フルサービスキャリア(JAL,ANA)の場合も、機内持ち込みの荷物は合計10kg以内というルールがあります。なので、ご自分で航空会社の機内持ち込み規定は事前に確認をお願いします!
[メリット4]駅の小さいロッカーにも出し入れしやすい
旅行先で身軽に動くために、ロッカーにキャリーを入れてから散策を始めるケースも多々ありますよね。その点、このサイズのキャリーだと駅の一番小さなロッカーに入ります。(今までの私の経験上です)キャリーケースを入れる用の大きめのロッカーは数が少なく、観光シーズンや土日は埋まっていることも多いです。その点、一番小さなロッカーだと数が多いので、空いている確率が高い。ロッカーの料金も安くて済みます。
もし、上段のロッカーしか空いていない場合でも、軽いと持ち上げて出し入れしやすいので助かります。
[メリット5]中身を出せばペタンコになるので場所を取らない
ハードタイプのキャリーケースと違って、中身を取り出せばペタンコになります。
使わない時は、小さく畳めるに越したことはありませんよね。
ただし、私はペタンコにしないで、中に旅行用品を入れた状態で家の土間に置いています。
【旅行に使わないときは、防災用品を入れておくのもアリ】
キャリーケースの収納に関してX(旧ツイッター)で流れてきた便利な技。
それは、「使わない時は防災用品を入れておく」というものです。
なるほど!!その手があったか!
防災といえばリュックですが、量が多い場合やリュックにプラスした備えをキャリーケースに入れておく方法もあるのだな、と納得しました。
あえて書きます!ちょっと残念な【デメリット5つ】
[デメリット1]とにかくペラッペラ!割れ物は入れないで!
キャリーケースに頑丈さを求める方には、おすすめしません!
軽さに全振りしてあるので、圧倒的に生地が薄くてペラペラです。
間違っても、中に陶器や瓶などの割れ物は入れないようにしましょう。
もし割れ物を入れる場合は、プチプチなどで頑丈に梱包し、決して預け荷物にはしないことです。
基本的に、着替えとか洗面道具とか、割れそうに無いものを入れてください!
お願いします。私もそうしています。
[デメリット2]伸ばしたハンドルのストッパーがないので注意!
普通はキャリーケースのハンドル(取手部分)を伸ばすと、勝手に下に下がらないような仕組みになっていますよね。
しかし、私の推す1,040gの超軽量キャリー(左の写真)は、裏側にハンドルを固定するストッパーが付いていません。
伸ばしたハンドルを上から押さえると、下にスルッと下がってしまうので要注意です。
一方、前に買った1.13kgのキャリーケースは、写真右のようにハンドルのストッパー付き。
伸ばした状態で固定することができました。
[デメリット3]キャスター(タイヤ)がチャチいので、音がうるさい
「安いキャリーケースあるある」なのですが、この商品もキャスター(タイヤ)がショボいので、引いて歩く時にうるさいです。
人が多いところや繁華街なら音は気になりませんが、早朝や夜間に静かな場所を移動するときは、かなり音が響きます。
私は、前のキャリーケースの時は、キャスターにゴム板を両面テープで貼り付けて対策しました。多少はマシになった気もしましたが… 静かとは言えないレベルでした。
なので、今使っている1,040gの超軽量キャリーは、静かな場所では肩にかけて歩くことにしています。
[デメリット4]安定感が悪く、グラグラする時がある
中身に何をどれぐらい入れるかにもよりますが、たまにキャリーを引いている時に左右にグラグラと揺れることがあります。
その場合は、なるべくキャリーケースの重心が下がるように、なるべく手を伸ばして取手を地面に近づけるようにします。
コツを掴むまでは、しばらく、このグラグラ感と戦うことになるかもしれません。
[デメリット5]鍵は付いていないので、必要なら自分で用意を
一般的なキャリーケースには鍵が装着されていますが、コレには鍵は付いていません。
私は、キャリーケースを飛行機で預けたり、どこかに放置することはないので、今のところ鍵無し状態で使っています。
しかし、飛行機で預けたりホテルに置いておく際に不安な方は、自前で鍵の取り付けを。
ファスナーの引き手の丸い部分に、南京錠の掛け金(ツル)を通します。
ただ、とにかくキャリーケースの生地がペラペラなので、鍵はある種の気休めです。
ガチの窃盗犯が本気を出したら、ひとたまりもありません。
「とにかく貴重品は入れない」が正解です。
また、アメリカに渡航したり経由する場合は、TSAロックが必要になるので、このキャリーを使うのは諦めてください。
そもそも、治安の悪い国に行く場合は、このキャリーケースはすぐに開けられたり壊されたりしてしまので、向いていません。
基本的に、使うのは日本国内か、治安のいい国・地域にしといてください。
【まとめ】デメリットも多いけど、とにかく軽いので手放せない!
上に書いたようにデメリットも多いのですが、私が最も優先するのは「とにかく軽いこと」。なので、デメリットは飲み込んだ上で、しばらくこの超軽量キャリーケースを使い続けます。もし、技術革新や画期的なアイデアによって、これ以上の軽さや機能性を持つキャリーケースが出てきた時には、躊躇なく乗り換えます。
【おまけ】超軽量キャリーに組み合わせると便利なアイテムたち
おすすめしている超軽量キャリーケースに組み合わせると便利な旅行アイテムをご紹介します。これらは、一般的なハードタイプのキャリーケースに合わせても役立つので、ご参考にどうぞ。
貴重品やノートPCは「肩の負担を軽くするリュックサック」に
私が旅行にも日常にも使っているのは、無印良品の「肩の負担を軽くするリュックサック」です。
↑ 肩ヒモの長さを調整する黒いヒモは、余ったのでカットしています。新品で販売されているものは、もっとこの黒ヒモ部分が長いです。
旅行に行く時は、このリュックにスマホ、お財布、ノートパソコン、折り畳み傘、水筒などの貴重品&すぐに使いたいものを入れています。
無印良品のサイトによると、オリジナルの肩ヒモ(特許取得)が、肩の負担を軽減してくれるそうです。確かに私も、これを背負っていて肩が辛いと感じたことはありません。
移動が多い旅行中こそ、体の負担を軽くするリュックの方が良いですよね。
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着替えが多い方は、圧縮できる旅行用ポーチを
私はそもそも着替えや化粧品が少なくて、キャリーケースの中身がスッカスカになるのですが。なので、圧縮系のアイテムは使ってないのですが……
着替えが多い方は、荷物を圧縮できるトラベルポーチがあると便利ですね。
衣類が少なくて圧縮する必要がない方は、洗濯ネットを活用する方法もあります。
アウターとインナーで、サイズの違う洗濯ネットを使い分ければ便利そうです。
バッテリーやコード類は、ガジェット用の旅行用ポーチに
私は旅行先にスマホとノートPC、充電バッテリーを持ち歩きます。
なので、コード類やACアダプター、バッテリーを整理できる折り畳みポーチが欠かせません。
今使っているのは、無印良品の「吊るして使えるケース」です。
※残念ながら、今(2024年8月現在)は販売されていないようです。
吊るして使うことはないけど、くるくる巻いてコンパクトになること&中身が分かりやすいことが気に入っています。
旅行時に毎回使ってる無印の“吊るせるケース”。ノートPCのACアダプタ/モバイルバッテリー/スマホのACアダプタを仕切りごとに入れてる。
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2023年1月3日
ホテルをチェックアウトする際にこのケースが埋まってなければ、何かを置き忘れ(刺し忘れ)てるということだ。すなわち忘れ物防止にもなるんだよコレが。 pic.twitter.com/hzUpQBgYW4
ここに、おすすめの無印の「吊るして使えるケース」のAmazonリンクを貼ろうと思ったのですが… 残念ながらすでに廃番のようです。
別のメーカーの商品ですが、コード類を仕舞えるガジェット専用のポーチがありました。
楽天には、無印の「吊るして使えるケース」がありました!
私が使っているものより進化したバージョンです。
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置き引き、盗難防止のための「ワイヤーロック」
ロッカーに入れずに、しばらく駅やホテルの部屋にキャリーケースを放置する場合、ワイヤーロックがあると便利です。
私は、空港のベンチで寝るときに使いました。
このワイヤー部分をキャリーケースのハンドル部分に通し、ベンチの脚など動かしにくいモノに固定します。サラッと置き引きしようとした窃盗犯が、「あれ? 運べないぞ」となるわけです。
とはいえ、キャリーケースの生地を破られたら終わりです。
何度も言いますが、貴重品は入れないようにしてください。
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