以下、3行でまとめます。
2019年3月。東京から名古屋に向かう新幹線のどこかで、
「ぷらっとこだま」のグリーン車の切符(正しくは JR 乗車票)を無くしました。
結論:無くした切符が見つからず、14,740円で買い直しました。
以下、詳しい話です。
- お得な「ぷらっとこだま」のグリーン車を購入
- 新幹線に乗ってから気づいた! 切符の紛失
- 結果:正規料金でグリーン料金を払うハメに……
- 希望の光:もし1年以内に切符が見つかれば返金!
- 【紛失後】スマホで新幹線の予約&購入ができる「スマート EX」を導入
お得な「ぷらっとこだま」のグリーン車を購入
愛知県常滑市にあるINAXライブミュージアムに行くため、少しでも安く名古屋へGOしようと買った「ぷらっとこだま」のチケット。
普通なら、東京〜名古屋の「のぞみ指定席」は 11,290円なんですね。
そこを、あえて「こだま」に乗ることで、なんと片道8,300円になるのです。
正式には、「ぷらっとこだま」は普通の切符とは異なり、JR東海ツアーが扱う「ツアー」という位置付けです。なので当日いきなり乗ることはできません。
で、せっかく「ぷらっとこだま」で安く行けるのでから、
「グリーンに乗ったろ」と、プラス1,000円払ってグリーン車を予約しました。
(この選択が、あとで裏目に出ます!出ちゃいます!)
ネットで予約し、クレジットカードで支払って、無事に郵便で切符が到着。
上手に使えば、ホントはお得な「ぷらっとこだま」↓
新幹線に乗ってから気づいた! 切符の紛失
当日は東京駅の改札に、その券を通したことは確かです。
赤いスタンプみたいなものが印字されたのを、しかと確認しました。
しかし!
8号車ということだけは覚えていたので、改札を通ったあとは切符を見ないで車内へ。
で、切符で席を確認しようと、ショルダーバッグの中を探ってみても無い!
あれ?トートバッグに入れたっけ? とあちこちのポケットを探っても無い!
もう出発まであと2分しか無い!
ぎゃ〜 ぷらっとこだまの切符無くした〜!
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2019年3月23日
あと二分で出ちゃう
そんなときにでもツイートする自分のツイ廃ぶりが怖い。
東京発8:56→名古屋行きのこだまのグリーン車の切符を無くしました。
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2019年3月24日
もしかして、東京駅の新幹線のホームに落ちてませんかね?
落としたとすれば、8号車乗り場近くのキオスクの辺りかも…
(見つかったところで、どうしたらいいかわからないけど)#名古屋散歩2019
ツイートしたら、誰か切符を拾ってくれるんじゃね?
とSNSに過大な期待をしてしまう自分のツイ廃ぶりが怖い。
車掌さんには紛失の件、伝え済みです。
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2019年3月24日
そして「ツイートなんかしてないで、まずは車掌さんに言った方がいいですよ」というクソリプ回避のためのツイートをしてしまう自分の用意周到さが怖い。
ツイートした通り、車掌さんに紛失したことを伝えると、とりあえず8号車の一番前の席に座るように言われました。
で、出発後しばらくしてから、どんな状況で紛失したのか詳しく聞かれました。
私は覚えている限りのことを伝えました。
- 切符を通して&モバイルSuicaをタッチして新幹線の改札を通ったのは確か。
- 「ぷらっとこだま」に付いてくるドリンク引換券を8号車近くのキオスクで使ったので、その付近で落とした線が濃厚。
- 新幹線に乗ってから、紛失に気がついた。
- 8号車ということしか覚えていない。(詳しい席は覚えてない)
車掌さんに事情を話している時点では、
「も、もしかして… 切符を使って改札は通ったんだし、大丈夫なんじゃね?」
などと、淡い期待を抱いていました。
そして車掌さんも「探すように(東京駅に?)連絡してみます」と言ってくれました。
どうやら、名古屋に着くまでに切符が見つかってくれれば、助かるっぽいのです。
結果:正規料金でグリーン料金を払うハメに……
はい。結論。
名古屋に着くまでに無くした切符は発見されず、車掌さんとともに名古屋駅の清算窓口に並んで…...
正規のグリーン車の代金14,740円を払いました〜。
ぎゃあああああ!
せめてグリーンじゃなくて普通車にしとけば良かった……
特になんの温情もなし。
そらそうよね。
ルールに応じて粛々と処理しないといけないよね。
ちなみに中国や韓国の場合は、切符を買った場合は、電子データ=切符というシステムなので、紛失した場合は再発行してくれるらしいです。
何それ? 羨ましい…… 心底 羨ましいよ。
希望の光:もし1年以内に切符が見つかれば返金!
もう自分でもまったく期待せずに書くのですが、
なんと!1年以内になくした切符が見つかれば返金してくれるらしいです。
なので、とりあえず駅の遺失物受け付けコーナーに行って、紛失届けを出しましょう。
詳しくは、精算時(=切符を再購入する際)に駅員さんが教えてくれます。
以下、JR東海のサイト「きっぷのルール」から引用
1年以内に「なくされたきっぷ」が発見された場合、再購入されたきっぷと、最初に購入されたきっぷ(「なくされたきっぷ」)の両方を、お近くのJR線各駅(「なくされたきっぷ」が「お得なきっぷ」の場合は、そのきっぷの発売箇所またはご旅行を終了された着駅、「なくされたきっぷ」が旅行商品等の乗車票の場合は、お買い求めいただいた旅行会社)までお持ちください。再購入されたきっぷについて、乗車券、自由席特急券は各220円、指定席特急券は330円の手数料を差し引いて払いもどしをいたします。
https://railway.jr-central.co.jp/ticket-rule/rule52.html
まあ、99%以上の確率で「見つかりっこない」とは思っているんですけどね。
ほら、私みたいに現金を拾って正直に警察に届ける人がいる(私の別記事を参照)わけじゃないですか。
何かの拍子に新幹線の切符を拾って駅に届けてくれる人がいるかもしれないよね。
希望、だいじ。
【2022年8月19日追記】
【紛失後】スマホで新幹線の予約&購入ができる「スマート EX」を導入
結局、無くした切符が1年以内に見つかることはありませんでした。
そして「自分は切符を無くしてしまう人間なんだ」と自覚し、切符なしで新幹線に乗れる方法を採用することにしました。
スマートEXです!!!(すっかりお馴染みですよね)
スマートEXにしてから、圧倒的にラク!です。しかも窓口で買うより安い!
スマホですぐに買えるので、私は新幹線の改札の前まで来てから予約・購入しています。
さらにさらに! 購入するたびにポイントが貯まり、それを使ってグリーン車に乗ることもできるのです。
つまり、JRのメッセージとしては「なるべく窓口では買わないでくださいね」と言うことですね。はい、わかりました!素直にそうしてます。