2019年9月28日、ホーチミン滞在最終日。
もうあとは帰るだけなので、下痢をしても怪我をしてもいいんだ。
(ほんとはよくない)
夜中12時の飛行機まで時間も余っているし、
意を決してGrabバイクに乗ってみることにしました。
乗り終えて、その興奮が冷めないうちに書いておきます。
意を決して人生初のGrab バイクに乗ってみた。
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2019年9月28日
申し込む前に走行中のバイクを観察して後部席の人がどんな乗り方をしているか見て、最終的に「子供でも乗ってるし大丈夫」と自分で背中を押した。
無事にサイゴン中央郵便局に到着。
全身に力が入りすぎて筋肉痛になりそう…#ホーチミン散歩2019
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【目次】
- アプリは事前に登録しておくべし
- あれ?ベトナムの電話番号を登録せずに使えた
- 行きたい場所を英語で入力
- ドライバーの顔・バイク・ナンバープレートで識別
- しっかり乗る。スマホで撮影とかしない!
- ちょっとカーブが怖い(バイクあるある)
- 事前に表示されていた金額を払う、明朗会計
- アプリでドライバーさんを評価して終わり
- 結論:ベトナムでバイクニケツ体験できて良かった〜
アプリは事前に登録しておくべし
Grabの登録方法などは、ほかのサイトを見てもらうとして…
とにかく日本にいる間にアプリのダウンロードと登録を済ませておきましょう。
私は2年ぐらい前に登録したっきり使う機会がなかったのですが、とうとう使うときがきました!それが今日です。
もちろん、スマホが通信できる状態じゃないと使えないので、スマホにベトナムのSIMを入れておくなど、なんらかの電波は確保しておきましょう。
ベトナムに着いてから空港などでSIMを買っても良いのですが、事前に日本で入手しておく方が安心ですよ。
※世界各国でそのままデータ通信ができるahamo等を使ってる場合は、現地SIMは不要です。
あれ?ベトナムの電話番号を登録せずに使えた
「Grabを使う際はドライバーから電話がかかってくることがある」
という話を読んだことがあったので、現地の電話番号が必要だと思っておりましたが、結果的に不要でした。
実は、私がアマゾンで事前に買ったベトナムのSIM(上記のmobifoneのSIM)には電話を受けることだけができる電話番号が付いていて、それを登録することもできたと思います。
が、Grabのアプリを立ち上げた時は、その電話番号が書いてある台紙をホテルの部屋に置いてきていたのです。
なので、Grabの画面でベトナムの電話番号を入力する欄が出ましたが、スルーしてFaceBookと連携させました。
なぜか、それで使えるようになりました。
【もちろん車も使えます!】
私はバイクに乗ってみたかったのでGrabの画面で「Bike」をチョイスしましたが、より安全な車(四輪車)に乗りたい方は「Car」をチョイスしてください。
行きたい場所を英語で入力
まずは、自分の行きたい場所(私の場合はサイゴン中央郵便局)を入力。
このとき、正式名称がわからず適当に「Saigon post」と入力したらいくつか候補が出た中に、Saigon Central Post Officeがあったので、それをチョイス。
同時にベトナム語でも目的地が表示されますので、ドライバーさんにはベトナム語で伝わっている模様です。
私の場合は、サイゴン中央郵便局というメジャーな場所だったのですが、マイナーな場所の場合、どんな表示になるのかちょっとわかりません。
(念のため、初回はメジャーな目的地にしておいた方が無難かも)
こういう画面が出てきたので、私は2A Cao Tangいうのがドライバーさんの番号と名前かと思っていましたが、これは自分の現在地の道路名でした。
つか、画面を見たらどう見ても出発地点ですよね。うん。
ドライバーの顔・バイク・ナンバープレートで識別
行き先を入力したあとにでてくる「BOOK」という緑のボタンをポチっ。
これでもう後戻りはできません!
バイクを待って、乗るしかないんです!
めっちゃドキドキしました。
異国の地で、見知らぬ男性とバイクでニケツするんですから。
そのときちょうど、私の近くにいたベトナムのヤングが同じようにGrabを呼び、さっと乗って去っていきました。
それを見ると安心感が湧いてきて、同じ場所でバイクの到着を待っておりました。
その間に画面を見ると…
ドライバーさんの顔写真、バイクのメーカー、ナンバープレートが表示されています。これを見て識別すれば良いようです。
あと、なんといっても便利なのが、走ってくるバイクの動きがリアルタイムで見えるのですね(上に貼った写真参照)。
で、私はアホなのですが、通りの向かい側にバイクが到着しているのにしばらく気付かなかったのです。
画面上ではすでにバイクは止まっていた=道の向かいに到着していたのですね。
しばらくしてハッと気づいて、道路の向こうにいるドライバーさんに手を振ると、近くまで来てくれました。
ナンバープレートを見て、呼んだドライバーさんと同一人物であることを確認。
Grabのヘルメットを手渡されて装着。
そしてまたがる。またがるのです!
このあたり、基本的に無言で進行していったのですが、せめてベトナム語で挨拶すれば良かったですよ。
しっかり乗る。スマホで撮影とかしない!
実をいうと、乗る前は「スマホでバイク目線の風景を撮りたいな」などと思っていたのですが…
実際に乗ってみると、そんな心の余裕はゼロ!ゼロです!
バイクの二人乗りに慣れている方は別として、ほとんどの日本人はバイクでニケツすることってなくないですか?
小さい頃からバイクの2人乗り、3人乗り、なんなら4人乗りに慣れているベトナムっ子と違って、私たちは所詮ひ弱な日本人(主語デカ)です。
とてもじゃないけど、後部座席でスマホをいじるとかポップコーンを食べるとか、現地の人みたいにリラックスして乗れないのです。
私がGrabバイクに乗った時は、後部シートの下の部分を両手でしっかり掴み、ドライバーさんの尻を足でがっちり挟むような姿勢になっていました。
何しろ緊張感MAXなので、スマホをいじっている場合ではありません。
あ。こういうときのためにヘルメットに装着するアクションカメラがあるのか…
今わかりました!(そしてワザとらしく貼るAmazonリンク)
バイク目線の画像を撮りたい方は、事前にGo Proみたいなアクションカメラを買っておくと良いかもしれません。
ちょっとカーブが怖い(バイクあるある)
バイクに乗る方は体感でご存知かと思いますし、乗らない方も知識としてはご存知かと思いますが。
バイクって、カーブを曲がるときに車体が少し倒れるんですね。
あれが、きましたよ〜
なかなかスリリングですね。
知識としてわかってるのと、体で感じるのは別物ですね。
ふい〜。かなり怖かったです。
まあ、慣れれば大丈夫でしょうけど。
事前に表示されていた金額を払う、明朗会計
目的地に到着したら、ドライバーさんに支払いをします。
アプリでGrabバイクを呼んだ時点で郵便局までは18K(つまり18000ドン)と書いてありましたので、その金額をベトナムドンで払えばOKでした。
※事前にクレジットカードを登録している場合は、そこから払われるかと思います。
支払い時に、かろうじて知っているベトナム語の「カムオン(ありがとう)」を使いました。
いや〜 21世紀ですわ〜
もう「タクシーのメーター、いったいどこまで上がるんやろ?」とか「事前に決めた金額で本当に大丈夫なのかな?」みたいな不安はぜんぜん感じなくていいんですね。
20年前にホーチミンに来たときはシクロ(人力車)に乗って支払い時にもめたけど、あんな体験はもう過去ののものになったのですよ。
そもそもシクロ自体、ほとんど走っておりませんしね。
(それはそれでちょっと寂しいけど)
アプリでドライバーさんを評価して終わり
目的地に着いたら、Grabの画面でドライバーさんを評価します。
(なんか適当にいじっていたら評価画面が出てきました)
私が見た画面ではデフォルトで星5つになっていて、特に問題なく目的地に着いたので、5のままにしておきました。
実はわたくし、アプリの操作法をよくわかっていないので、詳しくはほかの方のGrab解説記事などをお読みください。
結論:ベトナムでバイクニケツ体験できて良かった〜
ベトナム語を話せなくても、ベトナムの電話番号を登録しなくても、使えました! 使う前にあんなにドキドキしていたのが嘘みたいにあっけなかった…
アプリは直感的に使えるように工夫されていますしね。
今回、Grabバイクに乗ってみた話を書いているんですけど。
結局ね、この経験が私にとってホーチミンでもっとも達成感を感じた出来事です。
今までにやったことないことをする
というのが私の旅行の隠れテーマなのですが、Grabバイクのニケツで叶えることができました。
何ごともそうですけど、一回やってみると「あら、意外とあっけなくできるもんやな」と思えるじゃないですか。
これを繰り返していくと、やったことないことに挑戦するハードルがめっぽう下がると思うんですよね。
いわば小さなチャレンジのスタンプを1個ずつ集めていくみたいな…。
バイク天国(いや地獄か?)のベトナムで、バイクの後部座席から街を眺めることもでき、Grabというサービスの体験もできて良かったですよ。
えへへ。
ホーチミンのバイク洪水の様子はこちら
ここまでバイクの量が多い四つ角なのに、信号なしで回ってるとか…
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2019年9月27日
いや。回ってなくて、さっきはバイク詰まりが起こってたけど。#ホーチミン散歩2019 pic.twitter.com/uEzeONmzYF
歩道を歩いていても決して油断してはいけないのです。
これはどういう状況かと申しますと、道路が渋滞しているのでバイクが歩道〔=私が歩道だと信じている場所〕に乗り上げて走っている様子でふ。
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2019年9月27日
歩道といえども気を抜いてはいけない。#ホーチミン散歩2019 pic.twitter.com/VkPXCPmLuK
↓ 私が次にベトナムに行く時にお供にしたい本!!
ベトナムは見応えのある建物が多いんですよね。