どんな絶景がある国でも、結局楽しいのは市場!
クスコ観光の中心「アルマス広場」から数分歩けば着く「サン・ペドロ市場」。
気になっていたものの、観光のメイン地域から少し歩くのでビビって最終日まで残しておいた課題&希望の光でした。
ペルー旅行の最終にえいっ!と思い切って行ったら、やっぱり楽しすぎました。
なので、ご報告させてください!
【目次】
- 1. サン・ペドロ市場のある場所
- 2. 大迫力の生鮮食品群とお土産にぴったりの乾物やお菓子
- 3. もちろん、ペルーらしい民芸品もどっさり
- 4. お手頃価格で食事もできちゃいますよ
- 5. 市場の外のベンチで、ただ傍観するのも楽しい
- 6. 市場からやや離れて普通の生活エリアへ
1. サン・ペドロ市場のある場所
例によってグーグルマップを貼ってしまいましょう。
クスコ観光の中心地「アルマス広場」から歩いていけます。
途中の道もけっこう観光客が歩いていて、ぜんぜん怖い雰囲気はなかったです。
(いま思えば、なぜ自分があんなにビビっていたのか謎です)
この看板がある、巨大な平屋です!
2. 大迫力の生鮮食品群とお土産にぴったりの乾物やお菓子
やった!これこそが私が求めていたものやないかい!
素晴らしき生鮮食品群の数々です。
(肝心の写真がないことをお許しください。想像してください)
お写真を撮るのは控えましたが、ワイルドにカットされた動物の頭部もありました。
ペルーは、かぼちゃのサイズがヤバいです。あまりのデカさにカット販売です。
とうもろこしの種類がやたら多いのも、いかにも南米って感じでグッときます。
しかし、この手の穀物には観光客には手出しできないぞ…
と思いきや…あったのですよ、あったのです。
観光客が容易に手出しできるパッケージに入った、とうもろこし11種入りのアソートセットが。
(写真:あとで)
これを最初に思いついたひと、天才じゃね?
お値段は、お手頃な12ソル。
「そうそうそうやねん!私が欲しいのは、こういうことやねん」
とアソートセットを手に取って静かに興奮してしまいました。
ほかにも、スパイスアソートセットも!(5ソルだったかな?)
(写真:あとで)
こうした少量入りのアソートセットは、こんな感じであちこちにぶら下がってました。
お料理の色付けに使うサフランもございましたよ。
サフランって、普通に日本で買うとお高いんでしょ?
ペルーの市場でどっさり調達する手もあると思いますよ。(値段知らんけど)
あと、お土産にぴったんこなチョコレートも多種多様に揃っておりました。
ペルーらしい味といえば、コカ入り(国外に持ち出していいのか?)、ホオズキ味(私はこれを購入)。
ほかにもいっぱい種類があったんですけど、みごとに忘れました…。
3. もちろん、ペルーらしい民芸品もどっさり
市場の一角には、お土産にぴったんこなペルーの民芸品もいっぱい並んでますよ。
毛織り物のラグや、リャマの人形、ニット類、帽子類などなどなど。
ごめん詳細は覚えてないけど、とにかく民芸品もどっさりあります。
私は実用品としてランチョンマットが欲しかったので、それらしきサイズのものを1枚だけ購入しました。
(写真:あとで)
4. お手頃価格で食事もできちゃいますよ
市場の一角には食事スペースもありました。
ちょっと衛生状態が心配だったので、ウロウロしながら「どうしようかどうしようか」と逡巡していたのですが、あるお店でおばちゃんに明るく声をかけられて、あっさり着席。
そういう声かけのタイミングって大事よね(商売の極意)。
お店のイチ押しメニューらしき、野菜とチキンのマリネをいただきました。
カウンターにどかんと置かれていた丸ごとチキンを、豪快にカット。
カロテンたっぷしの野菜たちを調味料と和える和える和える…合えます。
目の前でみるみると料理ができていく、このイベント感も楽しいっす。
仕上げにパクチーをパラパラっ。
じゃーん! できました!
(ブツ切りチキンは野菜の下に奥ゆかしく隠れています)
酸っぱみがあるシンプルな味付け(あ、これ… めちゃ好きなヤツ)。
モリモリモリモリといただきました。
料金は12ソル。お財布にも優しいね。
実はおばちゃんに「dos」と言われてキョトンとしていたら、隣に座った青年がメニュー表の数字の12を指差して、dosが12を意味することを教えてくれました。
「Gracias!」(⇦ ほとんどこれしか言えないスペイン語)
おそらく、英語のダースと語源は同じですね。
やはりスペイン語の数字ぐらいは覚えといた方が良さそうです。
5. 市場の外のベンチで、ただ傍観するのも楽しい
ペルーに入国して驚いた&嬉しかったのが、疲れたら座れるベンチが至ることころにあることです。
このサンペドロ市場の外の通路にもありました。
そこに座って、地元の人たちのふだんの様子を見るのが楽しいんだよなあ。
市場の前のベンチで休憩してたら、隣に座ったおばちゃんがバッグをゴソゴソしてコカの葉を取り出して噛み始めたので、大阪のおばちゃんにおける飴ちゃんみたいなもんやな、と理解しました。#ペルー散歩2019 pic.twitter.com/Zlad0BsXyi
— こけし山田✈︎次は重慶 (@kokeshiyamada) 2019年5月7日
なお、別の場所で見たおばちゃんは、コカの葉をこめかみに貼っていました。
日本では梅干しをこめかみに貼るじゃないですか?(貼ったことないけど)
ペルーにおけるコカ=日本における梅干し、だと理解しました。
お茶になったり、飴みたいにほおばったり、梅干しみたいに使ったりと、コカの役割の広さを思い知りました。
ほかにも、市場近くの椅子に座っていたら視界に入ったもの
- 巨大なスイカをカットして売る屋台(本当は食べたかったけど)
- とうもろこしのお酒「チーチャ」をバケツに入れて売るおばちゃん
- 埃まみれになって地面にコロコロ転がって遊ぶ子供たち
ああ。旅先で、ただボケ〜っと座ってですね。
こういう普通の暮らしの様子を眺める時間が本当に好きなんですよねえ。
これを書いているうちに、あの風景が蘇ってきましたよ。
6. 市場からやや離れて普通の生活エリアへ
さて。
市場を出てから適当に歩き始めますと、引き続き布製品などを売るエリアが続いていたり、別のマーケットの建物があって携帯ショップや工事用具、パーツ類を売っていたりと、また別の楽しさが……!
さらにさらに歩き進みますと、観光エリアとはまったく違う世界に入っていました。
普通だ。普通の街だ!
こここここ、こういうことなんだよ。
私が見たかったものはあああ!!!!!
とペルー滞在最終日にして、やっとたどり着いた普通の暮らしエリア。
(↓ あまりにも人が多いのでスマホで撮影するのに若干ビビりつつも撮りました)
↑ 偶然ですが、どちらの写真にも歯医者さんの看板が見えますね ↓
サンペドロ市場からこの付近までの散策にあまりにも興奮していた私は、どうやら調子こいて歩き過ぎたようです。
サンペドロ市場を出て適当に歩いていたら、地元の人で賑わう通りに出て、さらに歩いたら別のマーケットに辿り着いてもう大変。
— こけし山田✈︎次は重慶 (@kokeshiyamada) 2019年5月7日
興奮して歩き回っていたら、息が切れてきた…
そうだよ、ここは標高3000m以上のクスコなんだよ#ペルー散歩2019 pic.twitter.com/J6xMJFBa4I
私がクスコで息切れしているのと逆に、クスコの人が日本に来たら「なにこれ? 息するのが楽勝過ぎない?」って感じるんかしら。
— こけし山田✈︎次は重慶 (@kokeshiyamada) 2019年5月7日
もっと早くこのエリアを散策すれば良かったとも思ったけど、最終日に来たからこその感動だったのかもしれません。
「最後にここに来れて良かった…!」と何度も思ったのです。
「また来よう」「次はこのへんでご飯食べよう」とも思いました。
結論: ペルー。また行く。