海外旅行での乗り継ぎや深夜・早朝に離発着するLCCに乗る場合、空港で夜明かしするハメになることありませんか?
わたしはあります。何回も!(なぜか自慢げ)
もちろん、空港直結のホテルに寝られればベストですが、予算や時間の都合でそうもいかないこともありますよね。
また、悪天候や事故などの影響で、想定外に空港で缶詰になる可能性もないとはいえません。
ということで、もし空港で寝るハメになっても大丈夫なように準備しときましょ。
必要なのは、この5つ!(目次へどうぞ)
【目次】
- 1:キャリーケースを椅子に固定するためのワイヤーロック
- 2:寒さ対策用のサバイバルシート(通称NASAシート)
- 3:さらなる寒さ対策&心地よさのための大判ブランケット
- 4:頭を安置する枕として、着替えを入れる布製の袋
- 5:まぶしさをカットするための大判ハンカチ
- 【余談】
1:キャリーケースを椅子に固定するためのワイヤーロック
置き引き防止用のワイヤーロックは、一人旅の強い味方。
空港で寝るケース以外でも、荷物を置いてトイレに行く場合などに活用できます。
ポイントは、「簡単に動かせないもの」につなげること。
空港の椅子に寝る場合なら、椅子の手すりか脚にくくりつけます。
BUFFALO ワイヤー巻き取り式ダイヤルロック BSL10
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2019/03/30
- メディア: Personal Computers
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【注意】
必ず! キャリーケースには鍵をかけてください!!
たとえ置き引きを防いでも、ファスナーを開けられてしまっては意味がありません。
その上で、パスポートや財布、スマホなどの貴重品はキャリーケースには入れず、ショルダーバッグかシークレットベルト等に入れて体に密着させた状態にしておきます。
2:寒さ対策用のサバイバルシート(通称NASAシート)
空港の椅子に寝る場合、だいたい床から寒さがシンシンと伝わってきます。
その寒さが体に伝わるのを防ぐために、防寒用のアルミ製シートは必須です。
「サバイバルシート」「エマージェンシーブランケット」で検索すると出てくる商品です。上の写真でかすかに見える、銀色のシートがそれ。
カサカサ音が少ない 静音 サバイバル アルミ ブランケット 130×210cm 6813
- 出版社/メーカー: エピオス
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【サバイバルシートは、防寒以外でも使える!(就寝中の下痢対策とか…)】
はなはだビロウな話で申し訳ありませんが、海外旅行だとお腹を壊しがちですよね。
夜になっても下痢が治まらない場合、こんな不安を感じたことはありませんか?
「寝ているうちに漏らしてしまったら、どうしよう?」
ホテルのシーツを汚すなどという非常事態を想像すると、おちおち寝ていられません。
なので、腹具合が不安なときは、保険のためにサバイバルシートをシーツの上に敷いてから寝るのです。
3:さらなる寒さ対策&心地よさのための大判ブランケット
サバイバルシートでもある程度の防寒対策になりますが、ブランケットがあればさらに快適!
その場合、サバイバルシートは椅子の上に敷き、ブランケットは掛け布団のように。
もしくは、サバイバルシートとブランケットを重ねて、体に巻きつけます。
そのためには大判のものが理想的です。私が愛用しているのは95×157cmのもの。
こうした大きめのブランケットに、足がすっぽり入る折り返しの布を縫い付けるとパーフェクト!(自画自賛になっております)
このポケットに足を入れれば、寝ている間にブランケットがずり落ちないし、より暖かさがアップします。
【空港泊以外でも】
ブランケットは、冷房の効きすぎたバス・列車・機内でも活躍します。
私は、冷房のキツい香港空港でブランケットを首に巻いて行動したこともあります。
香港や東南アジアなど暑い地域の冷房って、設定温度が低すぎるケースがありますよね。
2019年7月2日追記
最近、フリースブランケットからシルクのトラベルシーツに乗り換えました。
↓ 要するにコンパクトに畳める筒状の布があれば良いので、
寝袋の内側に装着して使う「インナーシュラフ」「インナーシーツ」でも代用できます。
4:頭を安置する枕として、着替えを入れる布製の袋
旅行には着替えを入れる袋を持参されると思いますが、枕にするにはやはり布製の方が心地よいですよね。
わたくしは友人のベトナム土産(冒頭の写真のオレンジの袋)を愛用しています。
ほどよく着替えを入れた状態で頭の下に敷くと、ほぼ枕!ほとんど枕!
これから新たに買うとすれば、大きめの衣類圧縮ポーチが良さげです。
この商品だと、Lサイズなら幅が40cmあり、頭を乗せるには十分。
ただし圧縮して薄くなるので、この上から服を乗せて厚みを出すなどの工夫を。
(そのへんは臨機応変に!)
5:まぶしさをカットするための大判ハンカチ
空港内の明かりがまぶしい時は、大判のハンカチを顔にふわっと。
もちろんアイマスクでも良いのですが、アイマスクはそれ以外の用途がありません。
大判ハンカチなら、手や体を拭くのはもちろん、
大気汚染や砂埃がひどい場所でマスク代わりにできるなど、活躍の幅が広いです。
荷物を減らしたい旅では、何通りにも使えるものの方が便利だと思うのですよ。
↓ コ大判の布としては、風呂敷という手もあり。
眩しさを防ぐ以外でも、モノを包んだり、防寒に使ったりと色々と活用できます。
【まとめ】
てな感じで、空港で寝るための安眠お助けグッズを5つ!挙げてみました。
以上は、私が四川省の成都空港で寝るハメになったときの工夫から導き出されたものです。
ほかにもっと良い物があるよ〜という方、教えてくださいませ。
まあ、いちばんいいのは、すべての空港に仮眠のためのこういうカプセルが配備されることなんですけどね。
【余談】
空港で寝ることは、厳密にいえば野宿ではありませんが…
いざというときに備えて、野宿に関する知識はあるに越したことはないと思うのですよ。
以下の2冊、私は読みました。