2017年9月頭に3泊4日で行ってきた重慶一人旅。
重慶って特に観光地としては有名ではないのですが、行ったら行ったでなかなか面白かったのですよ。
LCCで週末にピュッと行ってピュッと帰ってこられますから、皆さんもどうですか?
ってことで、わたくしの体験ベースの基本情報を置いておきます。
1元=約16円です。(2017年9月のレート)
【目次】
- 行く前の準備編
- 1. 航空券の手配
- 2. お宿の手配
- 3. 香港SIMの購入
- 現地での移動方法
- 1. 重慶江北空港から市内へ
- 2. 重慶の交通ICカードを買う
- 重慶の物価の目安
- 1. 庶民的な食事(朝、昼、夜)
- 2. おやつ&カフェ
行く前の準備編
1. 航空券の手配
私の場合は、そもそも重慶に行くことにしたのが「春秋航空でセールしてたから」という理由ですので、飛行機はいつものように春秋航空です。
お値段は、なんと!
東京-重慶 往復コミコミで、15,978円!
私はセール慣れしてきたので、もはや驚きませんけども。
皆さんも、春秋航空がたまに開催するセールを狙ってみると良いかと思いまする。
2. お宿の手配
読者の方、ツイッターのフォロワーの方はお気づきでしょうか?
わたくし、いつも宿泊施設のことをホテルと書かずに「宿」と書いております。
というのも、ホテルに泊まることがめったにないからです。
もっぱら、「ホステル」と呼ばれるお安めの宿を手配します。
今回、booking.comで手配したのは、Lonely Village Youth Hostel。
51階の巨大な窓から泥色の長江(揚子江)と林立する高層ビル群が眺め放題のこのお部屋。
ダブルで1泊205.2元(約3,440円)どすえ。
※トイレとシャワーは共同。中国名物のお湯は共有スペースで飲み放題。
※中国ではチェックイン時にデポジット(中国語で押金)を求められるケースが多いです。この宿の場合、2泊分のデポジットが510元でした。
3. 香港SIMの購入
中国によく行く方はご存知ですよね。
中国旅行前のお約束、それは香港SIMを用意すること。
彼の国では金盾によりGoogle、Twitter、LINE、Facebookが使えませんので、香港のSIMを使ってローミング扱いにすることで金盾を回避します。
Amazonで事前に買っておいて、中国に到着するや否や機内でSIMを入れ替えると良いです。
私は2GBのSIMカードを買って、3泊4日中に主に画像入りのツイートに使いまくり、総使用量は1.1GBでした。なにこの惜しい感じ…
1GBのカードを買ってチマチマ使ってもよかったんですが、1GBでも2GBでもそんなに SIMの値段は変わらないのですよね。
現地での移動方法
1. 重慶江北空港から市内へ
市内への移動には、重慶軌道を利用しました。
空港の案内板には「地鉄→」などと書いてありますが、重慶軌道のことです。
重慶軌道の乗り場は第2ターミナルが最寄りですので、第3ターミナルに到着した方は、無料シャトルバス(免費巴士)で第2ターミナルに移動してください。
シャトルバスの乗り場には、こう書いてあります。
なお重慶軌道は、地下を走るときは地下鉄みたいな顔をしており、地上を走るときは思いっきりモノレールです。
なので、私も旅先でツイートするときに「地下鉄では〜〜」「モノレールが〜〜」など表記がブレブレになってたんですが、とにかく重慶を縦横無尽に走っているのは重慶軌道交通なのです。
(重慶軌道のWEBサイトから失敬しました↓)
2. 重慶の交通ICカードを買う
とりあえず空港の最寄駅で、交通ICカードを買いましょう。
人のいる窓口に行き、「我要交通卡」と伝えるか、↑この写真を見せて買いたいそぶりを見せれば良いです。
最初にデポジットで25元かかります。
それにプラスして、いくらかチャージしておく必要があります。
私は最初に20元をチャージし、後日20元を再度チャージして、残高が余りました。
中国の地下鉄は激安ですので、20元でもそこそこの回数乗れます。
(いうても今回は、1区間の乗車賃を見てくるのを忘れました。ちなみにハルビンでは最短区間で2元でした)
このカードを買っておけば、路線バスに乗る時も便利です。
重慶の物価の目安
航空券と宿を手配して、交通ICカードを手に入れたら、もう怖いものなし。
あとはご自由にどうぞ。
参考までに、私が食べたものや食べなかったものを貼っておきますね。
庶民派のお店にしか入っていませんので、高級志向の方にはまったく参考になりません。
1. 庶民的な食事(朝、昼、夜)
朝ごはん:牛肉小麺 15元
※なお、牛肉の入っていない重慶小麺は6元〜 あります。
※重慶は麻辣の本場ですので、辛いのが苦手な人はオーダーする時に要注意。
私はお店の人に辛くするか聞かれたので、首を振りながら「不辣(ブーラー)」と答えたら、全然辛くないのがでてきましたので、これで良いみたいです。
(中国語に自信がないので、日本にいる時より表情とジェスチャーを必ず盛ります)
なお、「あまり辛くしないで」の場合は、「不要太辣」となります。
この店では魚料理も食べられるのですが、生簀で泳いでいるのは目の前の長江で取れた淡水魚なのでした。
日本にいると魚=海の魚ですけど、中国内陸部だと必ずしもそうじゃないんですね。
これは……食べていません。
朝ごはん:マックでお粥&ポテト餅 6元
昼ごはん:トマト卵炒め(ご飯つき)10元
※重慶郊外の荣昌のバスターミナル近くの食堂にて
晩ごはん:水餃子12個(青梗菜&スープ付)12元
※この店は路上に出してあるテーブル&椅子で食べるので安い。
普通の食堂だともうすこし高いと思います。
2. おやつ&カフェ
カットメロン:10元
红豆芋圆仙草:10元
※重慶郊外の荣昌のバスターミナル近くの甘味処にて
中華圏に行くとよくあるこの芋圆。
もっちもちのお団子状(むしろ求肥に近い)のものと、お豆やドライフルーツなどが入って、ほの甘い汁がかかっています。
あんみつを食べ慣れた日本人の嗜好に、どんぴしゃ合うと思います。
果物3種:お値段忘れましたが日本より安いです。
スーパーや果物店で量り売りされているので、小腹が空いた時用に買っておくと便利。
小玉スイカ:1個3元〜6元
これね、駅から宿に向かう途中の階段で売ってて、毎回毎回「食べたい。でもこんなに食べきれない」と思って、結局買ってないんですけどね。
皮をグリグリっと剥いてある(たぶん買えば剥いてくれる)ので、包丁もスプーンも無しでかぶりつけば食べられるんですよね。
うーん、やっぱり買えばよかったよ。
こうして並べていくと、庶民的なお店で軽く1食やオヤツぐらいなら、10元前後あればイケますね。
はい。ではトリを飾っていただくのはコチラ。
繁華街のショッピングモール内のカフェでカプチーノ 32元
※中国語表記だと「卡布奇诺」(このお店のレシートより)
ぎょーえーーー!
前々から、「中国ではおしゃれカフェでの1杯が高くつく」のは知っていましたが、ブログを書くにあたり値段を確認してその高額さに驚愕!!!
日本で言ったら、スタバに毛が生えたぐらいのお店ですよ。
そのお値段ゆえか、週末なのに客はほとんどいなかったのですが、お店の経営は成り立つのでしょうか?
なお、お値段のモトを取るかのように、ダブルで充電してしまうわたくし。
お店側も心得たもんで、コンセントがむやみに充実しているのでした。
以上、重慶の基本情報でした。
じゃあ、いったい重慶では何を見てまわればいいの?
という話は、下記のリンクをご覧くださいませ。
わたくし的に重慶いちばんの見どころは、これでした。
なお、旅行中は「#重慶散歩2017」をつけてツイートしまくっておりますので、あわせてご覧くださいませ。
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