今晩のデザートは湯圓(たんゆえん)をいただきました。
7粒食べて大満足!記念
ちょいと湯圓のことなぞを……書きましょうかね。
わたくしが、初めて湯圓と接触したのは、2015年の秋 in 四川省の四川九寨黄龍空港。
外は寒いは、飛行機が飛ぶまで時間余ってるわで、空港内のレストランに入ったところ、メニューの中にそそられる写真を見つけたのでございます。
食べたことないけど、なんだか知ってるような気がする。
たぶん、きっと、日本人の口に合うやつだ!
と判断してオーダーしました。それが湯圓(タンユエン)です。
はい。四川九寨黄龍空港のレストランで出てきた湯圓がこちら ↑
ちょ、ちょっと… 多すぎませんかね?
最初は「おおお!うまい〜これはイケる〜!」ってな勢いで食べてましたけど、
何しろ量が多いし、搭乗時間が迫ってきたので泣く泣く残しました。
ごめんなさい。
2〜3人でシェアするなら、ちょうどいい量だったと思います。
後述しますが、中に餡が入ってるのでけっこうお腹いっぱいになるんです。
↓ 湯圓ぜんぜん関係なし! 椅子が目を見張るほどのレッドぶりだったんで撮影。
中国のひとって、赤い色、好きですよね。こういう赤。
(余談)
このとき、近くの席に座っていた中国人カップルがお店の人と激しく言い争いを始めたことも、湯圓&赤い椅子とともに思い出されます。
私が中国語上級者であれば、口論の内容まで聞き取れたはずですけど、「ああ、喧嘩しているな」ということしかわかりませんでした。
今さらですが、湯圓とは(ウィキペディアより)
湯円(繁体字:湯圓、簡体字:汤圆、拼音: タンユェン)は、中国および沖縄の伝統的な小吃のひとつ。冬至の風物詩的な食品で[1]、もち米で作ることが多い。呉語では「湯糰」、莆仙語では「丸囝」、台湾語では「圓仔」(îⁿ-á)、客家語では「圓粄」と呼ぶ。通常は紅白の二色で、餡はゴマとアズキで作る甘いもの(甜湯圓)と肉で作る塩辛いもの(鹹湯圓、簡体字では咸汤圆)がある。
さて。
中国・四川省での初の湯圓体験から時は流れ、1年後の2016年の年末。
上野・アメ横の地下で、見つけたんですよ!冷凍の湯圓を。
1袋たったの300円。300円ですよ!人民元だと20元ですよ。
上野まで行った意味を後付けするためアメ横の喧騒に突撃。地下にあるアジア食材店が楽し過ぎた。中国語が飛び交いまくり。「一百块」って聞こえたけど、まさか人民币が使えるのか⁉︎ えっ⁉︎ 生きたままの亀も売ってた〜!
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2016年12月29日
わいは無難に以下を購入。900円 pic.twitter.com/sA2GSc69J2
このとき買った水餃子はさっさと食べきりましたが、湯圓はしばし冷凍庫に安置していたのですが。
ある日ツイッターを眺めていたら、元宵節(春節の最終日)に湯圓を食べる習慣の件が流れてきました。
それだーー!!!!! それだよ、それ。
湯圓を食べるもっともらしい意味が見つかったあ!!!
さっそく、中国のその風習に乗っかることにしました。
RT 冷凍庫のこれ、ついに食べる日が来たようだ pic.twitter.com/V95NF6ncGs
— こけし山田 (@kokeshiyamada) 2017年2月11日
袋の中。冷凍状態の湯圓は、ピンポン玉っぽいです。
《冷凍湯圓の茹で方》
A . 沸騰したお湯に入れて、浮いてきたら出来上がり 説
B. 沸騰したお湯に入れて、浮いてきたあと数分茹でる 説
があり、わたくしは安全策をとってB説を採択しております。
中国語が分かる方は、袋の裏面を読めば良いかと。
(そもそも、日本で販売されている冷凍湯圓なら袋に作り方が買いてあるはず)
できました! 茹で汁ごと器に入れれば、食べている間に冷めません。
そもそも、茹で汁にinした状態の湯圓しか見たことないです。
買ったのは黒芝麻(黒ごま)味なので、中はこんな感じです。
黒ゴマ餡がびっしり!入ってます。
写真ではわかりにくいですが、ゴマ餡はとろ〜っとしてます。
とぅるとぅるの白玉の中から、とろ〜っとした黒ごま餡が出てきます!
ちょっとムセるかも…ぐらいの濃度ですよ。
お茶、用意しといた方がいいです。
とまあ、こんな風に作って食べる湯圓でした。
冷凍ものを買っておけば、
①茹でるだけでカンタンにできて
②ちょっとしたイベント感あって
③身体もあったまる
よくあるブログタイトル風に書けば、
あなたが冷凍庫に湯圓を常備すべき3つの理由
というわけで、1袋300円(アメ横での2016年の価格)の冷凍湯圓、冬の冷凍庫に常備しておくと、本当に良いと思うのですよ。冬のおやつにオススメですよ。
【関連記事】
中華圏のおやつ繋がりで、麻花(マーファール)の話はこちら
【Amazonへのリンク】
冷凍の湯圓は、Amazonでも買えますよ。
【楽天市場へのリンク】
黒胡麻とピーナツの二つの味がセットになってます。
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時期を問わず食べたい中華おやつといえば、麻花(マーファール)!
噛めば噛むほど小麦のほのかな甘味が感じられて美味しいです。大好きです。
(歯に危険を感じるほどの硬さがあるので、歯の弱い方は要注意)
中国のおやつといえば、こちらもオススメ!
濃厚なミルク感のあるソフトキャンディーです。(日本でいうとミルキーに近い)
レトロなパッケージも可愛いです。
外側のビニール袋のウサギと、包み紙のウサギが別キャラな点にもご注目ください。
辛いものがお好きな方にオススメの中華おやつは、麻辣ピーナッツ。
おやつというより、むしろビールのおつまみかな。