いきなり「どう?」って言われても困ると思いますが…
A: 2ヶ月に1回は海外旅行したいという願望。
B:そもそも年に12回は髪を切りに行くよね。
このAの願望とBの現状を足して割った答えが今回のタイトルです。
旅先で髪を切る。
これがなかなか良いのです。
2016年は4月12日、バンコクのショッピングモール「ターミナル21」の美容室で500バーツ(約1500円)でカットしてもらいました。
その日はチェンマイへの移動日だったのですが、午前中バンコクで中途半端に時間が余ってました。
そうだ 髪を、切ろう。
(例の「京都行こう」のノリで)
ってことで、ショッピングモールがオープンする10時に美容室に入り、「30分くらい待って」と言われて大人しく待っていたら意外と早く私の番に。
シュッとした装いの男性美容師さんがサクサクサクっとカットしてくれました。
「このスピード感は……かなり上手い人だよね」
ハサミさばきに迷いがない=圧倒的に上手いってことで安心できます。
待ち時間には暖かいお茶も出てくるわ、丁寧に仕上げてくれるわ、ブローもしっかりやってくれるわのフルサービスで……
たったの500バーーーーーツ!
って上にも書いてるけど、しつこいね私。
日本だと都心でフルサービスの美容院に行ったら、5000円とかするじゃないですか?(知らんけど)。
というわけで、旅先で髪を切るメリットその1は、
(日本より物価の安い国なら)カット料金がお安いこと。
そして、メリットその2は、
足腰を疲れさせずに旅先で何らかの体験ができること。
この2つめのメリットに気づいたのは、数年前の台北の地下街でのこと。
歩き疲れて「もうダメだ歩けない。お願い…どっか座らせて」気分だったとき。
そのときちょうど目に入ったのが、日本でおなじみのQBカットの看板。
これやーー!!!
300元(当時のレートで約900円)は、台湾の物価からするとぜんぜん安くない。
日本での価格1000円とほぼ同じやないかい!
ですが、日本のQBカットより心なしか丁寧に(=時間をかけて)カットしてくれた気がするし、満足のいく仕上がりでした。
何よりも、念願の椅子に座れたわけです。
この台北での体験後、シンガポールとクアラルンプールでもショッピングモール内の美容室でカットしてもらいました。
私はおかっぱ頭ゆえ、複雑な説明は不要。
切ってほしい長さを英語で伝えるだけなので、没問題です。
絵を描いて説明したこともあります。
(2013年5月にシンガポールでカットしてもらった時の絵)
こんな感じで、2016年までに海外で3回、髪をカットしてきました。
その後…
海外で髪を切ったのは2017年3月。ベトナムのフエでのこと。
ホテルから観光エリアに向かって歩いていたとき、美容室を発見。
よし、行くで!
(ベトナムで髪を切るために、旅行前に日本で美容室に行くのをガマンしてました)
入り口のドアは開きっぱなしで、入る時の気後れ感はゼロ。
店内のお姉さんに向かってハサミでチョキチョキするジェスチャーをすると、「うん、わかった」てな感じで、誰かを呼びに……
やってきた美容師ママさんを見てわかったのですが、私が最初に美容師さんだと思っていたのは中学生くらいのお子さんだったのです。
思いっきり平日ですけど、学校は行かなくていいのかな…?
(ほかに小学生くらいの息子さんも、そばでゲーム三昧)
その女の子が、ベトナムでよく見る例のプラスチック椅子を私の足の近くに押して、「ここに足を乗せて」とジェスチャーで指示。
おお!あの椅子はこういうオットマン的な使い方もできるのか。
肝心のカットのやりとりは、こんな感じ。
美容師ママ「こんぐらい切る?(親指と人差指で1cmぐらいの幅を作って)」
わい「そんぐらい切る(うなずきながら、同じ幅を指で作る)」
※上記は会話ではなく、心の声で行われた意思疎通です。
そこからひとことも話すことなく、サクサクとハサミが進みます。
髪は濡らさずにカットしはじめて、20分ほどで終わりました。
最後はブローで締め。
この程よい簡素さ、わたしが日本で利用しているFassと同じやん!
料金は10万ドン(約500円)。
バンコク中心部の3分の1でした。
なお料金を提示される時も、店の料金表を見せてくれたので、終始 無言&ジェスチャー&笑顔によって一連のやりとりが進みました。
さすがにお店を去るときにはThank youとbye byeと言ったような気はしますが…
ようは、髪のカットに関する会話は一切無しなのです。
結論:現地の言葉ができなくても、髪は切ってもらえる!
以上、いままで計4回、海外旅行先で髪を切りました。
なお、次回の髪カット@海外は、