こけし山田の スキあらば海外

都内でフリーで働くおばちゃんのアジア旅の記録などなど 

華流ドラマの邦題が「シンデレラ」すぎる件

前々から思っていたんです。

たぶん、華流ドラマをご覧になる多くの方も同じことを思ってらっしゃいますよね。

邦題にシンデレラ多すぎ!! 

 

 

今回は、このおもしろ現象を見ていきたいと思います。

  

【目次】

 

 

1. 華流ドラマは「シンデレラ」出現率が高い

まずは、いま日本で見られる華流ドラマで、タイトルに「シンデレラ」を含むものを挙げていきましょう。

中国・台湾での放送年の古い順に並べていきます。

 

『シンデレラの法則』(2012年/台湾)

原題:勝女的代價

中国語の原題と邦題がぜんぜん違いますけど、ドラマを実際に見ると、百貨店の一スタッフから恐ろしい勢いでキャリアの階段を上ってたので、「シンデレラ」であることは間違いありません。しかも王子は二人です。

シンデレラ・ストーリー』(A Cinderella Story)とは、童話「シンデレラ」の主人公のように、有名ではない一般人女性が、短期間で(あるいは長い年月にわたる苦労の末)見違えるほどの成長と幸福を手にし、芸能界社交界、その他の一流の場などにデビューしたり、あるいは資産家と結婚する成功物語をいう。 (Wikipediaより)

 

『お昼12時のシンデレラ』(2014年/中国)

原題:杉杉来了

主人公の名前が「杉杉」で、直訳すると「杉杉がやってきた」。

このタイトルで日本で売るのは難しいので、独自に邦題をつけるしかないですね。

ストーリーは、とある事情で入社試験に受かった一般女性がイケメン社長に…

ですので、やっぱりシンデレラなんですね。

それを言いだすと、ほとんどのコレ系ドラマは「シンデレラ」になるわけですけど。

 

『シンデレラはオンライン中』(2016年/中国)

原題:微微一笑很傾城

・主人公の名前が「微微(ウェイウェイ)」

・中国語の四文字熟語「微微一笑=ちょっと微笑む」

・傾城(君主がその美しさに迷って城を傾ける) 

⇨ 「微微が微笑むと城が傾く」という意味になりますね。

この3つの要素を盛り込んだ中国ならではのタイトルですが、さすがにそのまま日本語に訳すのは無理ですよね。

だからって、またシンデレラかYO!  

 

『記憶の森のシンデレラ』(2016〜2017年/中国)

原題:放棄我、抓緊我

直訳すると「私を諦めて、私をしっかり掴んで」という、「お前 一体どうしたいねん」案件となります。

シンデレラはともかく、記憶を失った女性が主人公ですので「記憶の森」には納得いきます。

なお、ヒーロー役の王凱(ワンカイ)に堕ちた方は、ぜひぜひぜひ「琅邪榜(ろうやぼう)」を見てください。

 

『逆転のシンデレラ 〜彼女はキレイだった〜 』(2017年/中国)

原題:漂亮的李慧珍

韓国のドラマ「彼女はキレイだった」の中国バージョンです。

 

ツンデレ王子のシンデレラ』(2017年)

原題:致我们单纯的小美好

主人公は『流星花園 2018』で牧野つくし役を演じた女優さんですね。

asiadrama-ch.abema.tv

 

『千年のシンデレラ』(2018年/中国)

原題:結愛・千歳大人的初恋

 

こうして古い順に並べていくと、次のことがわかります。

  • シンデレラは1〜2年に1回発生しており、2017年が豊作である(ただし日本での公開は2017年以降)
  • 原題には、シンデレラ要素はゼロである(ただしストーリー的には納得するケースもある)
  •  メインビジュアルが全般的にピンク&レッド系である

 

2. 韓流の「シンデレラ」出現率は非常に低い

ここでみなさんも当然のように、こう思われますね。

「じゃあ、韓流の邦題のシンデレラぶりはどうなの?」と。

ちゃんとありましたよ〜 

※ハングルは私自身がよくわからないので、原題は掲載しておりません。

 

シンデレラマン』(2009年」

シンデレラの派生語として「シンデレラガール」「シンデレラボーイ」があるので、いいと思います。もうだんだんシンデレラに麻痺してきました。

 

シンデレラのお姉さん』(2010年)

うん、いいと思うよ。お姉さんだし。

もうどんどんシンデレラになってくれていいと思う。 

シンデレラのお姉さん DVD-BOX ?

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『シンデレラの涙』(2014年)

ここにきて雰囲気が一変。

華流のふわふわしたシンデレラ感とは真逆の怖さを感じるビジュアル。

作品は見ていませんが、あらすじを読むかぎりかなりドロドロしてそうです。

 

『シンデレラと4人の騎士』(2016年)

物語の中盤まで主人公が継母と義理の姉にいじめられながら同居しており、まさにシンデレラ状態。その主人公を守る4人のイケメン男性陣。

実にタイトル通りのストーリーとなっておりました。

シンデレラと4人の騎士<ナイト> 期間限定スペシャルプライスBOX1 [DVD]

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『ママはシンデレラ』(2017年)

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【わかったこと】

  • 華流に比べて、ビジュアルがピンク一辺倒ではない
  • 韓流の日本公開作品数は華流に比べて圧倒的に多いので、作品数に占める「シンデレラ率」は非常に低い 
  • 「シンデレラと4人の騎士」は話の内容とタイトルが合っている 

 

3.  日本にも当然ある「シンデレラ」ドラマ 

華流、韓流ときたら、日本のドラマも調べなきゃいけないような気がしてTSUTAYAのサイトで「シンデレラ」で検索してみていましたが…

「シンデレラ」で検索→「MOVIE」カテゴリーで絞っても349作品も出てくるので途中で諦めました…

一応、途中まで調べて発見した作品は、下記の通りです。

 

『シンデレラは眠らない』(???年)

シンデレラになりたい!』(2006年)

『ラストシンデレラ』(2013年)

受験のシンデレラ』(2016年)

 

 

 

【まとめ】

日本のドラマは途中までしか調べてませんが…

華流ドラマを日本に持ってくるときに「シンデレラ」を付けがち 

という、調べる前からわかっていたことを結論としたします。

また、女性向けドラマはどうしても「シンデレラ」的な要素が入りがちなので、「まあタイトルはそれでいいんじゃない?」

と、最終的には投げやりな気持ちになってきたのでした。