こけし山田の スキあらば海外

都内でフリーで働くおばちゃんのアジア旅の記録などなど 

【上海黄山散歩その4】上海から世界遺産の桃源郷「宏村」に行く方法&予算(+見るもの)

2019年4月中旬に行った上海&黄山の旅。

そもそもは、世界遺産の宏村に行ってみたいと思ったのがキッカケでした。

 

上海まで飛行機で飛べば、高鉄とバスを使って半日で着きますので、上海旅行のオプションとしてもオススメですお。

 

宏村に個人で行きたい方のための交通手段や注意点をご紹介します。

 

【目次】

 

そもそも、安徽省の宏村って???

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ざっくり言うと…まるで水墨画

行ったことないけど、たぶん桃源郷ってこんな感じ?

世俗的なことを言うと、2,000年に世界遺産に登録されてます。

 

これでは雑すぎるので、中国国家観光局による説明文をを引用させていただきます。

安徽省黄山市に位置する西遞、宏村という2つの伝統的な古村落は、代表的な徽派建築で、ほとんどが19世紀に消滅したり、姿を変えてしまったりした中国古代農村の面影を残している。道の様式や旧建築、装飾物、給水システムなどが整備された住居群は、特色の強い文化遺跡である。 

www.cnta-osaka.jp

 

 

上海から安徽省 宏村への行き方(高鉄+バス)

上海虹橋駅から高鉄で黄山北駅へ3時間、そこからバスで2時間で到着します。

以下、詳しく書いていきます。

 

1. 「上海虹橋」駅→「黄山北」駅:片道 約3時間 / 191元

上海地下鉄「上海虹橋」駅で降り、鉄道の「上海虹橋」駅へ移動してください。

そこの切符売り場で切符を購入します。

午前中に発車する列車は下記の4本です(2019年4月時点での時刻表)。

  • 午前8時36分発
  • 午前8時42分発
  • 午前10時08分発
  • 午前11時51分発

 

【注意!:黄山北への切符は早めに予約を】

発車時刻と席の埋まり具合を事前にTrip.comで調べて、予約した方が良いです。

私は前日の夜に上海→黄山北を予約しようとしたのですが、午前中の便は売り切れていました。(行く日が土曜だったせいもあるかと思います)

黄山北駅は、人気観光地「黄山」「宏村」に行く人が降りるので、早めに高鉄の予約をしておくことをおすすめします。

あるいは前日か前々日に、駅に出向いて切符を買う手もあります。

jp.trip.com

 

【さらに注意!:切符の発券に時間がかかるケースも】

Trip.comで予約した場合、切符売り場で予約番号とパスポートを見せて、切符を発券してもらう必要があります。

私の場合、これが意外と時間がかかりました。 

窓口に人が並んでいて①発見担当者が実習生②前の人が数人分の切符をまとめ買い③途中でPCの不具合、というトリプルコンボにより、30分ぐらい並ぶハメに…。

「このままでは間に合わない!」と思い、前の人の切符が当日分ではないのを確認し、順番を飛ばしてもらおうと決断。(ごめんなさいごめんなさい)

ガラスをドンドンして「今天!今天!(今日です!今日!)」と、切符売り場の偉い人に直訴しました。

という強硬手段により、前の人を飛ばして、なんとかギリッギリに切符を入手。

ってことにならないよう、切符を発券する場合は、時間に余裕を持って駅に向かってくださいませ。 

 

2. 「黄山北」→「宏村」:バスで片道 約2時間 / 30元

高鉄で黄山北駅に到着し外に出ると、こういう案内板が見えます。

「客運枢紐」というのが、宏村や黄山風景区へのバスターミナルです。

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黄山北→宏村のバスの出発時刻は下記の通りです(2019年4月時点での時刻表)。

  • 午前8時35分〜午後16時35分まで1時間おき
  • 最終は午後18時00分

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2’.「黄山北」→「宏村」:タクシーだと200元弱(目安)

私は裕福ではない1人旅だったのでバスを使いましたが、お金に余裕のある方や複数人の場合は黄山北駅からタクシーで向かう手もあります。

タクシー料金の参考とキロ数の表を貼っておきますね。

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もちろん、黄山北駅からいったん黄山市街地に出て、そこでの観光を楽しんでから宏村に向かう方法もあります。

が、それは私は未体験なので、別途調べてくださいませ。

 

 

宏村での観光ガイド(入場料、宿泊、ATM)

宏村にたどり着いてしまえば、ひと安心です。

が、知っておくと便利なことをいちおう書いておきます。

 

1. 観光エリア内で過ごすには入場料104元が必要

中国の古い村系の観光地あるあるですが、入場料がかかります。

バスを降りてすぐの場所にある、西門の切符売り場で買いましょう。

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大人ひとり104元です。

この説明文によると、身分証(パスポート)を見せれば3日間有効とありますね。

入場したあとに門を出て別の場所に行き、また戻って来たときに身分証(パスポート)をチェックされます。

 

2. 宿はいくらでもあり、週末でも空いてます

わたしは特に宿を予約せずに、宏村に入りました。

というのも、前に上海近郊の水郷古鎮「西塘」に行ったときも宿がたくさんあって、当日でも余裕で宿泊できたからです。

www.kokeshiyamada.com

 

私が宏村に行った4月半ばの人の多い土曜でも多くの宿の部屋が空いてました。

街を散策したら「今日有房(今日空き部屋あります)」の看板もいっぱい。

よほどのことがない限り、予約しなくても大丈夫でしょう(念のため語尾は断言しないでおきます)。

 

村に辿りついた時は疲れ果てていたので、目についた最初の宿に泊まることにしました。

ツインで1泊150元。(その宿で一番安い部屋)

ほかの宿の相場はわかりませんが、ご参考にどうぞ。

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3. 観光エリア内にVISA,MASTERが使えるATMあり

宏村でかなり焦ったのが、現金の調達です。

余裕を持って人民元を用意しとけばよかったのですが、上海でかなり使ってしまい残り少なくなっていました。

宏村に着いてからATMでキャッシングするつもりが、バスから降りて目に入った2台のマシンはクレカが使えず…(=VISAとMASTERのステッカーが貼ってなかった)

 

宿代はWechatpayで払ってピンチを切り抜け、夜の散策時に賑わっている場所でVISA,MASTERが使えるATMを発見しました。 

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ここでキャッシングし、難を逃れましたが、皆さんはこんなギリギリにならないようご注意ください。

 

4. 注意!:人の多さに波がありすぎる件

着いたのが土曜日だったせいもあるかと思いますが、とにかく人が多い!

夜の街は飲食店やらバーやらお土産物屋さんが賑わっていて、雲南省麗江古城の喧騒を思い出しました。

日曜は、朝から団体客がバスでわんわんと押し寄せてきます。

まさに「押し寄せる」としか形容しきれないほど。

どうなるかといえば、こうなります。

 

あまりの人の多さに、日曜の午後から別の村に逃避したほどです。

が、日曜の夕方に別の村から戻り、「人の少ない散策ができる!」と夜に繰り出したところ… 前日の喧騒が嘘のようでした。

タヌキに化かされたんじゃねえか?

というぐらいに、ぜんぜん観光客が歩いておらず、飲食店の人もやる気ゼロ。

食事をするのにも、店にめちゃめちゃ入りにくいのでした。

 

 

宏村で見たものいろいろ(水辺、干し肉、瓦など)

事前に現地の様子を知りたくない方は、ここから先は見ないでください。

わたしが見てきた景色は、こうでした。というものをお伝えします。

 

1. 宏村といえば、水辺の景色が有名

この景色を求めて中国各地から観光客が訪れ、お約束のように水辺でスケッチや水彩画を描く姿が見られます。

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バイクや車がなければ200〜300年前だと言われても納得する景色。

(その時代、写真はないですけど)

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2. わたし的な見どころNo.1は、無防備に干されたハム!

1で挙げた典型的な美景には早々に飽きて、ぜんぜん別のことに夢中になってしまいました。

干しハムです! 

最初にその存在に気づいたのは、朝ごはんを食べに入ったお店(席は屋外)。

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ここを皮切りに、村の中を歩くとやたらに干しハムが目に入ってきました。

日本ではまず見ることのない干しハムを大胆に屋外に吊るしてあるで、ワクワクしてくるのでした。

 

では、ご覧ください!

宏村 干しハムコレクション 2019 spring

 

1位:大胆に豚の頭をレイアウト

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2位:もも肉とあばらのリズミカルなセッション

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3位:シンプルに徹した3兄弟

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4位:門の向こうからの視線(死…) 

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5位:したたる油は段ボールに吸わせとけ!

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次点:まだまだあるんでっせ。これはほんの一部でっせ

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ハムだけではなく、たけのこもあちこちに干してありました。

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ほんとうに村の至るところで、大小さまざまなザルの上でタケノコが干されてるのでした。ハッ! この光景って4月に訪れたからこそですよね。

今から思えば、なかなかレア体験をしましたよ。

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3. 反り上がった屋根瓦&顔瓦がアクセントの建築様式

ハムに続いて気になったのが、顔のある瓦です。

 

宏村の建物は、瓦の端っこがクリンと反り返っているのが特徴です。

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ゴミ箱も、その特徴をちゃんと再現してあってニクいのです。

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ところで、この旅行中に一番拡散したのが下記のツイートです。

このケンタッキーの外観も、宏村の建物様式を踏襲してるんですなあ。

 

 

なんか、いろいろ漏れもありそうですけど。

取り急ぎ、上海から宏村への行き方でした!

 

(またあとで追記やら修正をします)