こけし山田の スキあらば海外

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台湾・嘉義レトロ散歩(前編):マジョリカタイルの博物館

マジョリカタイルは人気がある!と踏んで2回連続でタイル記事をお届けしましたが、前回は何を血迷ったか「マレーシアに飛べ」などと言ってしまいました。

 

ごめんなさい。

今回は、もっと日本から行きやすいマジョリカタイルの聖地をご紹介します。

 

前にも少し触れましたが、台湾南部の嘉義にある「台灣花磚博物館」です。

(台湾では、マジョリカタイルを「花磚」と呼ぶようです)

 

【目次】

 

 

嘉義の「台灣花磚博物館」へのアクセス方法

1.まずは台北から台湾高鉄(台湾新幹線)で嘉義

台北駅から嘉義には高鉄(台湾新幹線)で約1.5時間。

(なお、新幹線ではなく在来線の「台鉄」を使えば、時間はかかりますが2.の手間が省けます)

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台北から嘉義への自由席の切符(1045台湾ドル)

台湾高鉄(台湾新幹線)について、詳しくは公式サイトへ。

日本語も選択できますので、ご安心を。

台灣高鐵 Taiwan High Speed Rail

www.thsrc.com.tw

 

外国人向けのお得な乗り放題チケットもあります。

www.kkday.com

 

2. 高鉄の嘉義駅から台鉄(在来線)の嘉義駅へ移動

高鉄の駅前には在来線の「嘉義」駅行きのBRT乗り場があります。

(BRT=バス・ラピッド・トランジット。ようは速いバスです)

そこから在来線の嘉義駅へ行くバスが出ていて、20分ほどで着きます。

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高鉄「嘉義」駅前のバス乗り場

 

3. 嘉義駅から博物館まで徒歩??分くらい

住所を頼りに、嘉義駅から徒歩で向かいましょう。

何分かかるか忘れましたが、とりあえず徒歩圏内です。 

周囲は観光エリアでもなんでもなく、意外と「え?ここ?」というところにいきなり現れます。

外観はこんな感じです。

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小さな店舗が並ぶ大通り沿いにあります。

入館時に50元(約150円)がかかりますが、商品を買った場合はお値段から50元を引いてくれます。

基本情報は、博物館の公式サイトから住所と営業時間を引用します。

  • Line:@tey3536g
  • 嘉義市林森西路282號
  • 電話 / 0905012390
  • 時間 / 10:00-17:00

最新の情報はFacebookで確認してください。

自分が行きたい日にオープンしているかどうか、事前に確認した方がよいです。

私はFbのメッセンジャーを使いましたが、Lineのアカウントが載っていましたので、Lineが良いかもしれません。

www.1920t.com

 

 

ええい!撮りまくったマジョリカタイルを見て!見て!

あまりにもたくさん写真を撮りすぎて何からどう紹介していいのかわかりませんが、できるだけ貼っていきます。

便宜的にいくつかにジャンル分けしてみました。

 

◉木製の額縁に入れられているもの

入り口を入ってすぐは、お揃いの額に入れられたマジョリカタイルが整然と並べられています。ガラス越しではないので、撮影しても反射しないのがありがたいです。 

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線は同じで色違いのタイルを見比べることができます

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同じ線画で、色が違うもの

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◉東アジア的なモチーフ 

ヨーロッパにはないだろうな、という極めて東アジア的なモチーフ。

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◉ガラス越しに見られる4枚セット

このコーナーは4枚セットで飾られていて、連続して貼られたときの美しさがよくわかります。

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◉ 以前の使われ方がわかるもの 

こ、こ、これこれ!私はこういうのが見たかったんです!

タイル単体ではなく、「当時どうやって使われていたのか」がわかります。

年月を経た木の風合いもたまりません。

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マジョリカタイルがあしらわれた古い小さな扉。丸い取っ手も可愛らしい。

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これは椅子だったかな?棚だったかな?(現地でお確かめください)

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ぐいっと寄ってみました。孔雀の羽のこんもりした立体感がすんばらしい!

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◉よくぞ残っていてくれた愛おしいカケラたち

このミュージアムのいちばんの見どころは、剥がされていない状態でタイルが見られることです。

傷んだカケラも大切に保管されています。

本当に、本当に、捨てられなくて良かった。

よくぞ残っていてくれました。(博物館の方が)救ってくださいました。

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◉タイルの裏側を見ると、日本の佐治タイルだった!

マジョリカタイルの製造国、製造メーカーは裏側を見るとわかります。

これは佐治タイル!

といえば… INAXライブミュージアムの「和製マジョリカタイル -憧れの連鎖」で、世界各地にタイルを輸出していた日本のメーカーですね。

この「台灣花磚博物館」に展示されているタイルは、日本製が多いそうです。

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SAJI TILEと書いてあります

 

インテリアや古いスイッチなど、タイル以外もため息もの

この博物館で見るべきは、マジョリカタイルだけではないのですね。

建物自体も古くて、時を経た木の柔らかみとか古いインテリアとか……

ほら、スイッチだってこんなですよ!!! 上下にポチッとするやつ。

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この状態のスイッチが残されていることが素晴らしい!嬉しい!

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2階に登ると、以前は宿泊施設として使われていたお部屋を見ることができます。

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古いミシンを利用した洗面台。

洗面ボウルも蛇口も圧倒的に美しい…!

自分が古い建物をリノベーションした家に住むときは真似したいです。

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団体客と観覧がかぶることもあるので時間に余裕を

こじんまりした私設の博物館なので、スペースにあまりゆとりはありません。

そこに団体の観光客が入場してくると…どうなるかおわかりですね。

私は、滞在中に大勢の女性たちのにぎやかなトーク&撮影大会に遭遇しまして。

じっくり見るのはサクッと諦め、「明日また来よう」ということにしました。

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なので、そういうケースを想定して時間を多めにとっておくとか、翌日も見に行けるようにするなど、準備しておいた方がよいです。

  

以上、写真を貼っても貼ってもキリがない「台灣花磚博物館」の訪問記をお届けしました。(実は、まだまだ写真はいっぱいありますので、後で追加するかもしれません)

 

次回は、タイルから離れた「嘉義レトロ散歩」の後編をお届けします。