これは、関東在住の私が、名古屋駅からINAXライブギャラリーに向かった際の失敗談です。
時期は、2019年3月24日・25日。
目的は、企画展「和製マジョリカタイル ー憧れの連鎖」を観るため。
名古屋には何回か訪れたことがありましたが、常滑(とこなめ)のINAXライブミュージアムに行くのは初めてのことでした。
うっかり交通アクセスで失敗してしまったので、記録しておきます。
名古屋駅からINAXライブミュージアムに向かう方は事前にこれを読めば、失敗の確率が減ります!どうぞご参考に。
【目次】
1. 名古屋から常滑に行くときは豊橋行きの電車に乗らないで!
INAXライブミュージアムの最寄り駅は、名鉄「常滑(とこなめ)」です。
ほとんどの方は、私と同様に「名鉄名古屋」駅から常滑に向かわれると思います。
私は名古屋駅で車掌さんに「常滑行きの電車は何番ホームですか?」と一応聞いてから乗ったのですが、そのとき油断したのがいけなかった。
そのホームからは
①常滑を通って中部国際空港に向かう路線(神宮前で常滑線に乗り換え)
が出ているのです。
図解すると、こうです!(途中の駅は飛ばしています)
そんなことは全く知らない常滑ビギナーの私は、豊橋行きの②の電車に飛び乗りました。
電車に間に合ってホッとしたものの、いつまで経っても着かないし、行き先が「豊橋」になってるし……
と、途中で間違いに気づいて下車、「神宮前」まで戻って、正しい電車(①)に乗り直しました。
なんなんだ、この無駄すぎる時間……。
そんなマヌケなことをやらかしたので、常滑駅に着いたのは午後4時になってしまいました。
ミュージアムは5時で閉まるのに!
【教訓】
「その電車は本当に常滑に行くのか?」しっかり確認すべし
2. 常滑駅前発のバスは1時間に1-2本。急ぐならタクシーで
INAXライブミュージアムに向かうには、常滑駅前のバス停から「知多半田」行きのバスに乗り、「INAXライブミュージアム前」で降ります。
でもね。田舎あるあるですけど、バスが1時間に1-2本しかないんですね。
電車に乗り間違えて時間に余裕のなかった(この時点で午後4時)私には、「タクシーに乗る」という選択肢しか残っていませんでした。
つまり、1,050円で時間を買ったのです。
【帰りのバス】(2019年時点の時刻表の写真です)
17時にミュージアムを出れば17時19分に常滑駅行きのバスがあります。
【教訓】
大事なのは、鑑賞時間! 買える時間は金で買うべし
3. 「やきもの散歩道」を通って行くなら余裕を持って
1と2の結果、INAXライブミュージアムに着いたのが午後4時10分。
常設展と企画展の両方をなんとか観ることはできましたが、自分としては「ぜんぜん気持ちの余裕がなかった」「図録も買えなかった」「ミュージアムショップに行けなかった」と心残りでいっぱいでした。
何より、東京から名古屋まで往復2万円かけて(実際には切符紛失により約3万円)来ているのに、正味50分しか鑑賞できないなんて自分が許せない……!
ということで、翌日再びINAXライブミュージアムに行くことにしました。
前日の失敗を繰り返さないように、午後1時には常滑駅に到着。
構内のカフェでランチを食べて、13:45には駅を出ることができました。
こんだけ時間の余裕がある一方で、お金はカッツカツ。
財布の中に600円(=ミュージアムの入場料)ちょいしか入っていなかったので、歩いて向かうことにしました。※バスが現金払いだったため
ちょうど常滑駅からミュージアムに向かう途中には「やきもの散歩道」という散策ルートがあり、そちらにも興味がわいたのです。
「のんびり歩いても、さすがに3時までにはミュージアムに着くやろ」
と思っていたんですよ。出発した時点では……
(中略:やきもの散歩道の体験談は、こちら)
しかし実際のところ、ミュージアムに到着したのは午後4時……!!
前日とほとんど変わらんやんけ!
常滑駅を出たのが13:45分、ミュージアム到着が16:00。
徒歩で2時間以上かかってしまいました。
INAXライブミュージアムの利用案内によると、常滑駅から徒歩 約25分で着くことになっています。
しかし、「やきもの散歩道」で気になったものを写真に撮ってはTwitterにアップしたりしていたら、想定外に時間がかかってしまいました。アホなのか……。
【教訓】
「やきもの散歩道」は魔の道。散歩好きは要注意
【まとめ】
こんな感じで、名古屋駅からINAXライブミュージアムに向かう際には3つの罠があるのです。
私ほどアホな人はそうそういないと思いますが、一応頭に入れておいてもらえると失敗しないでしょう。どうぞご注意くださいませ。
やきもの散歩道の話は、こちら
【常滑にいく前の予習に】