こけし山田のゆるゆるブログ

横浜在住おばちゃんの旅行の記録などなど 

キューバの宿は、民泊CASA(カーサ)がオススメ!(+ホテルの利用法)

民泊がようやく普及し始めた日本を尻目に、実はキューバではすでに民泊がフツーに普及しておりまして、お宿として活用できます。

というかホテルがめちゃ高いので、よほどリッチなひと以外は民泊(=CASA)がおすすめです。

ってことで、私の経験をもとに予約法や注意点などご紹介します。

 

【目次】

 

1. ホテルよりお得なCASAを、最低1泊は予約すべし

事前に調べたところ、キューバはホテル料金が高いからCASAに泊まろうという記事がどんどん出てきました。

[CASA]正式にはCasa Particular(カーサ・パルティクラル)。いわゆる民泊です。

 

www.kankeri02.com

この記事やほかのいろいろな記事を読んで、「もうCASAしかないな」と。

 

【現地に着いてから宿を決める方への注意】

キューバ渡航するには、事前に大使館にツーリストカードを申し込む必要があります。

その際、泊まる宿泊施設のバウチャー等を提出しなくてはいけませんので、

「現地で適当に探そう」ではなく、少なくとも最初の1泊だけは予約すべしです。

2泊目以降はご自由にどうぞ。 

 

2.  CASAの予約はAirbnbで十分イケます

世界最大級の民泊予約サイトAirbnbに、大量のCASAが登録されています。

なので、普段からAirbnbを使っている人は、そのままCASAを予約しましょう。

 

もしも、まだAirbnbを使ったことがない方は…… ↓ 

 

【これからAirbnbに登録する方へ】

Airbnbの利用(初回のみ)が最大5,088円OFFになるリンクを貼っておきますね。

Airbnbでお宿or現地体験を予約しようと思われたは、このリンクを踏んでいただくと下記の特典を受けることができます。

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www.airbnb.jp

あなた様がリンクを踏んでAirbnbをご利用いただいた後に、わたくしめにも最大2,850円分のクーポンが支給されるという仕組みになっております。

※「初回のみ」「8,000円以上の利用」などの条件がありますので、詳しくはリンク先をご覧くださいませ。 

 

 

 

3.  私が泊まったCASAは、こんな感じ

私は、事前にAirbnbハバナ旧市街のCASAを2泊予約しました。

お値段は、1泊2,843円(Airbnbの手数料を含む)。

3泊目以降は、Airbnbを通さず直で1泊25cuc(現金払い)でした。

 

お部屋の様子です。

肝心の部屋全景ではなく、浮かれまくった自撮りにて失礼します。

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ここは、ホテルでいうところのフロント兼ロビーみたいな場所です。

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4階の部屋のベランダから外を眺めた様子。

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別のアングルもどうぞ。

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CASAの何がいいって、普通の暮らしの様子が垣間見えることですよね。

ちょっと覗き見している感じで。

こういう景色はホテルの窓からでは見られませんので。

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このベランダに洗濯物を干しておいたら、恐ろしいスピードで乾きました。

おそらくハバナのCASA上層階はどこも風通しがよいと思うので、洗濯干し放題&乾かし放題ですよ。

自分で洗わずに、お金を払って洗濯&干してもらう方法もあります。 

 

 

朝食は別払い5cucでした。

もうね。本当にね。

キューバの食事で一番充実しているのは、CASAの朝食なんですよ!(力説)

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わたくし、フルーツが大好きなのですが。

ほら!これ!カットフルーツに、絞ったばっかりのジュース。

これらが日替わりで出てきたんですよ。

 

余談ですけど、キューバでもお塩の瓶に湿気を防ぐためのお米を入れるんだ……

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飛行機で14時間もかかる、直線距離にして12,546kmもあるキューバでも日本と同じことするんだ……

遠い異国で同じ習慣を目にすると、妙な親近感が湧いてきます。

 

【注意】

CASAによって違うと思いますが、私が泊まったところにはシャンプーなどという小洒落た日用品はありませんでした。

なので、持参した固形石鹸で洗ってみたり、お湯で洗ってみたりと工夫しました。

コンビニが普及してる国なら、こうした日用品も楽に買えるのですけど、ハバナにはあまりお店がないので……諦めました。

 

4. 予約なしの飛び込みでもきっとイケる

最初の方に書いた通り初日だけは予約が必須なのですが、2泊目以降は飛び込みでも大丈夫です。たぶん、きっと……(自分は体験していないので断定しきれない)

私よりも先にキューバに飛んだ海外鉄オタの方が、飛び込みでも大丈夫だとツイッターで教えてくれました。 

実際、ハバナの旧市街を歩いておりますと、やたらにCASAのマークを見かけます。

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青いイカリのマークが CASAの目印です。

「こんなにたくさん宿があっても過当競争になるのは?」と心配になるぐらい、このマークがあふれておりますので。

 

飛び込みで泊まるメリットは、気になった家の室内に潜り込めることですね。

私が今回の旅で一番気になったCASAは こちら。

ハバナからバスで6時間の街トリニダーで、ひときわ目立つ雨樋を設置していたこのお宿です。

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いやもう、コレどうなの?

雨が降ったら、この蛇の口からジョロジョロと水が落ちてくるんですよ。

これを設置したオーナーって、どんな人なの?

って、めっちゃ気になりますやん。

どなたか泊まってみてくださいませ。

(でも、室内が普通だったらごめんなさい)

 

お宿の看板を貼っておきます。

【注】ハバナではなくトリニダーです。

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なお、街を歩いておりますと、時折こんな張り紙も目にします。

スペイン語でvende=売る。

売り家ですよ!売り家!

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売り家の張り紙を見て ぽわわわ〜〜んと広がる私の想像の翼。

もし、キューバで民泊のオーナーになったら…… 

管理は現地の人に任せて、私は年に2回ぐらい顔を出すの……

もちろん、そのときの交通費は経費!経費!経費!

うーん。でもやっぱり日本から遠いし無理!

と、1分くらいで民泊のビジネスモデルin キューバ が崩壊しました。

 

5.  我流!高級ホテルはこう使っちゃいましょ

宿泊はすべてCASA(民泊)で賄いましたが、高級ホテルの使い道は他にあるのです。

 

高級ホテルの使い道 、それはwifiです。

 

ご存知の通り、キューバはネット事情が悪く、なかなかwifiの電波にありつけません。

そんな中、確実にネットに接続できるのが、旧市街の中心部にあるホテル パルケ セントラルの2階のバーなのです。

ここは宿泊客以外でも使えます。

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1時間ネットに接続できるwifiカード+ドリンク代で5cuc(約500円)。

冷房の効いた室内で、優雅にお茶をしながらネットにつなげるのでお安いと思うのですよ。トイレも綺麗ですしね。

 

ハバナwifi事情について、詳しくはこちらへ ↓

www.kokeshiyamada.com

 

 

wifiの電波にありつくだけでなく、贅沢にホテルの空間を楽しむのもアリですよね。

ハバナで有名なホテルといえば、文豪ヘミングウェイが定宿としていた「アンボス ムンドス」。

 泊まらなくても見学はできるので、お写真で紹介しときますね。

 

青空に映える、淡いサーモンピンクの外観!

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ハバナではこういうモザイクタイルの装飾が多いので、見逃してはなりません。

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観光客は、このエレベーターで上まで登って見学できます。

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クラシックなエレベーターは、それ自体が珍しいのでパチリ。

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昔ながらのホテルの内装を見学させていただきますよ。

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紹介してきたように、こんな使い分けをしましょう。

  • 宿泊は、コスパのいいCASA(民泊) 
  • wifiやカフェの利用、建物ウォッチ対象は、ホテル 

 

もちろん旅行資金が潤沢な方は、ホテルに泊まってくださって全然いいのですよ。

私も次は1泊ぐらい(1泊なのかよ)高級ホテルに投宿したい……

などと思うのでした。 

 

 

 

CASAでは英語が通じなかったりするので、こういう会話帳があると便利です。

旅の指さし会話帳13キューバ(キューバ<スペイン>語) (ここ以外のどこかへ!)

旅の指さし会話帳13キューバ(キューバ<スペイン>語) (ここ以外のどこかへ!)

 

 

キューバ旅行前の予習に

 

基本のガイドブック(私もこれを使いました)

 

キューバにはクラシックカーしか走ってないの?→ そんなこたねえぞ in ハバナ

今回は、キューバの首都ハバナの旧市街で出会った、イカした乗り物たちをご紹介します。

 

キューバといえば、クラシックなアメ車がわんわん走っている。

という印象を皆さんお持ちですよね。その通りです。

じゃあ、走ってる車はぜんぶクラシックカーなのか?といえば違うのですよね。

実際に行ったから見えるもの、考えたことがあるんですよねえ。

 

【目次】

 

 

1. 確かにハバナは美しいクラシックカーの宝庫。なのだが…

はい。まずは停車中のクラシックカー軍団でございます。

 

信号待ち

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タクシーの客待ち

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レアな水玉タイプも! 

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このようにキレイに手入れされている車は、観光客向けのタクシーです。

私は乗っていませんが、普通のタクシーの2倍の料金らしいです。

ハバナでは、手入れしたクラシックカー=資産なのですよ。

これ一台で、観光客相手にバリバリ稼げるのですから。

 

下の写真は、旧市街中心部のホテル前の様子です。

クラシックカーに乗ったお客さんを、出発前に撮影しているドライバーさん。

いっそ走らなくていいから、SNS向けに撮影して終わり。

というサービスも、アリなのではないか? と思いました。

もうすでにあるかもしれませんね。

というのも、ハバナは観光客向けの資本主義は発達しておりますので。

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こちら、4階にあるお宿(CASA)の窓から見たところ。

クラシックカーって、上から見てもフォトジェニックなのねえ。

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ハバナ旧市街の古い建物との組み合わせがたまらないので、撮りまくってきました。

 

このバックの建物の1階部分の柱の装飾と2階3階の窓のぽこぽこ(名称知らず)が素敵で、前を通るたびにうっとり。

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その建物前の日暮れどき。

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広角レンズよ。お前の出番だ。

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ハバナ旧市街は、建物の2階以上がせり出して日陰をつくるアーケード建築が多くみられます。その建物とクラシックカーが、合うんだよねえ。

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と、やはり観光客としてはクラシックカーを目で追いかけて、写真に撮って、ツイッターやブログに上げるわけですが……

 

では、キューバには普通の新しい車は走っていないのか?

いいえ。走ってるんです。

 

こちら、ハバナ旧市街の海沿いにあるおしゃれカフェのオープンテラス席です。

ここで、目の前を走り去るクラシックカーをいい感じに撮影しようとスマホを何度も構えていてふと思ったんですよ。

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おや?

私は目の前に停車しているホンダのアコード(右の写真)を意図的に排除しているな。

なぜなら「キューバっぽくない」からです。

 

よくマスコミの報道姿勢を称して「センセーショナルな部分だけ切り取りやがって」などと思いますけど、それって自分もSNSに写真を上げるときにやってるやんね。

 

続いて、こちらのお写真をご覧ください。

たまたま、視界の左側に普通の新しい車、右側にクラシックカーが並んでいたんですよ。面白い絵だなと思い、別々に撮りました。

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誰も、左側の写真を「キューバの写真」としては使いませんよね。

右の写真を使うよね。まあ、そういうことだよね。

 

自分が細々ながらも発信する側にまわると、「絵にならない写真は使えない」ことがよくわかるな〜

と気づいたキューバでのクラシックカー体験でした。

 

こういうことを旅先で考えるのが好きなんですよねえ。

 

 

話は変わって。

クラシックカーはね、見る分にはぜんぜんいいんですけどね。

実際に現地に行ってみると、排気ガスが相当にヤバいです。

皆さん。日本にいて、車のお尻から黒い煙が出てるとこ、見たことありますか?

キューバでは普通に見れました。怖いです。

 

で、そんだけ空気が汚いのに、誰一人マスクをしていない……

住民のひとは大丈夫なのか。

 

とはいえクラシックカーは観光資源だから、これからも走り続けるだろうし。

なんかこう……躯体を生かしたまま廃棄ガスをなんとかする仕組みを誰かキューバに輸出してはどうか?

などと思うのですが、たぶんキューバにはその対価が払えないだろうなとも思ったのでした。

 

と、終わりそうに見せてかけて、まだ終わりません!

ほかの乗り物たちもどうぞ。

  

2. ハバナで見かけたロング&ビッグな乗り物たち

 カラフルなアメ車に次いで目を引いたのが、異様に長〜いバスです。

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これ見てるとどうにも落ち着きません。

どうしても後ろにあと1組、タイヤを取り付けたくなっちゃいますよね。

 

こちらは信号待ちの状態。

誰も乗っていませんが、どうやらスクールバスらしいです。

それにしても、やっぱり長いな。

お願いだから後ろにタイヤを取り付けさせてください。

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長いといえば、路線バスも2連結で長いのでした。

カーブを曲がるときどうやってるんだろう?

と気になりますが、その場面には出くわしませんでした。

皆様におかれましては、キューバ滞在中に、ぜひ長いバスが曲がるところを写真に収めてくださいませ。

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長くありませんが(判断基準が長いor 長くないになっている)、おそらくバスです。

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客車ではなく、いわゆる働く車もクラシックで味があるのでパチリ、パチリと。

この子、車の向こう側にいる子とかくれんぼ中です。

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このフロント部分がまん丸い、昔のトラックが好きでして。

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好きでして。

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住宅街を遅めに走っていたので、ゴミか何かの収集中だと思われます。 

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さて、トラック軍団の最後に……日本車に登場してもらいましょう。

 

フロントに日野のロゴ、サイドにもHino of Japanの文字。

かなり年季の入ったバスでございます。

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ところが、背後に回ってみたところ……

後ろがボルボ!!!  スウェーデンVOLVO!!!

という想定外のハイブリッド車だったのですよ。

おそるべしキューバ。古い車をこうやって蘇らせて使い続けているのか……

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3. レアどすえ。サイドカーに丸いタクシー、そして馬車

ハバナでは普通の黄色いタクシーも走っているのですけど、せっかくなのでほかでは見られない丸っこいタイプに乗ってみました。

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このタクシーの利点は、運転手さんの肩越しに街の風景を撮影できることです。

そこにメリットを感じない人は普通のタクシーに乗った方が良いです。

というのも、衝撃の吸収が弱くて、めっちゃガタガタしますんで。

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(動画、あとで気が向いたら貼ります)

 

 

こちら、テレビや映画ではみたことあるけど、現物は初めて!

と、けっこうワクワクしてしまうサイドカー

ハバナでは普通に走ってるし、そこらへんに止まってます。

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バイク1台分のガソリンで2人乗れるなんて、とっても効率的!

と思ってその旨をツイートしたのですが、いただいたリプライによると角を曲がりにくいという弱点があるそうでした。

 

あと、写真はないのですが、ハバナには人力車も走っておりまして。

短距離の目的地に向かうときにはおすすめです。

街の風景もゆっくりと撮影できます。

 

クラシックカーに始まった今回のブログ記事、もっと古い人類のお友達に登場していただきましょう。はい、馬さんです。 

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なんといいましょうか、私はなぜか働いている馬が大好きで。

そのことをキューバで再確認したのですけど。

ハバナからバスで6時間かけて行った街トリニダーで、たくさんの馬に出会うことができて、本当に嬉しかったのでした。

 

 

トリニダーについて、詳しくはこちらへ ↓ 

www.kokeshiyamada.com

  

【適当なまとめ】

てな感じで、キューバハバナは乗り物の選択肢が広いので、いろいろ見たり撮ったり乗ったりしてみてはいかがかしら? 

という取って付けたような締めで終わります。

 

 

キューバ 増補改訂版 (地球の歩き方GEM STONE)

キューバ 増補改訂版 (地球の歩き方GEM STONE)

 
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
 

 

ゲバラにグラフィティに手描き看板…ハバナ旧市街はストリートアート天国でもあったよ

と、タイトルではイキってみたものの、写真を整理してみたらタイル収集ほどにはストリートアートを採取できておりませんでした。すみません。

あらかじめ謝っておくという予防線をはっておきます。

 

実は行く前に、「モンドキューバ」という本を読んで、「へえ、ハバナってストリートアートがいっぱいあるんだ。注意して見て歩こう」と思っていたのですが、タイルおよび建物の外観およびクラシックカーに気をとられていました。

 

それでも集めてきたものは、残しておきたい!

ってことで、はいどーぞ。

 

【目次】

※見たい項目をクリックすればピュッと飛べます。

 

1. まずはお約束のチェ・ゲバラ像から

はい。キューバの英雄にしてもっとも描かれがちな男、チェ・ゲバラです。

わたくし特に彼について思い入れはないのですが、やはり最もキューバらしい絵ですし、「キューバに来たんだ!」感もありますし、撮ってきました。

 

お宿に帰るときの目印にしていた、ゲバラです。

ゲバラを描いた絵って、このベレー帽のこの顔ばかりなのは何故なのか?

 

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ん? 目の下の涙みたいな線は汚れなのか…それとも泣いているという表現なのか。

 

夜は夜でいい感じですよ。

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この描き方でも一発でゲバラとわかるってすごくないですか?

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 ベレー帽+やや上を見上げた視線+顔の下半分を取り囲むウェーブヘア。

これらの構成要素を抑えておけば、ゲバラに見えるのですね。

 

ふと、どんだけデフォルメされても識別できる中国産のキティを思い出しました。

 

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寄り道、失礼しました。

 

 

こちら、ハバナからバスで6時間のトリニダーにて。

いつものお顔ですね。

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ぐっと近寄ってみてビックリ。

絵ではなくて、彫刻? とにかく立体だったのですよ。

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2. いわゆるグラフィティもこんなに!(という割には撮ってない)

冒頭に書いたように、旅行前に読んだ本「モンド・キューバ」に、グラフィティの写真がわんわん載っていました。

私が撮ってきたのはこれっぽっちですが、お納めください。 

 

 

日本でグラフィティを見ると「アートづらしてるけど、落書きやん」と顔をしかめてしまうのですけれど、不思議なことに海外では普通に楽しめてしまいます。他人事だからでしょうか。

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反対側の角度から。

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このニット帽の人物は、ほかでも見たような気がします。

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Think now you can.

(お前ができることを今考えろ)かな?

キューバスペイン語圏ですが、あえての英語でメッセージですね。

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3. 古い建物に合うのはやはり手描き看板なのですね

 

おそらく市場です。

ほかの国と違って、旅行者が市場に入るのが場違いな気がして、キューバではとうとう市場に入りきれませんでした。 

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旧市街の住宅街にある食料品店です。

ハバナにある小さなお店は、昼間は電気がついておらず薄暗いです。

コンビニのぴっかぴか電灯に慣れた身からすると「わ。暗い!」と思ってしまいます。

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月曜〜金曜は、朝7時〜夜7時まで。

日曜は、午後1時まで。

ここには24時間営業などという概念はありません。

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食べられる本人が笑顔で自らの肉をアピールする手法は、ここキューバでも健在。

      Before                   After

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お次は、トリニダーにて。

これこれ!このヘビのマークはアブダビの空港内でも見ましたよ。

アスクレピオスの杖」と言って、医療・医術の象徴なんだそう。

ってことで、この看板は薬局や病院に使われます。

日本を含む東アジア、東南アジアでは見たことないなあ。

ギリシャ文明が及んだ範囲で使われているということかな。

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はい、手描き看板のトリを飾っていただくのはこちら。

さっきのヘビと違って、何を表現しているかさっぱりわかりません。

そもそも、この生き物はなんなんだ。

ご存知の方、教えてください。

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4. まさかのキューバでレジェンドに遭遇

いや、ぜんぜん不思議でもなんでもない。キューバは音楽天国だから。

でもちょっと不意をつかれたといいましょうか…

アメリカのミュージシャンですし。 

 

ソウル界のレジェンド、ジェームス・ブラウン先生です。

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そしてJBから目線を左斜め上に移してみますと……

 おわかりになるだろうか?

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おわかりに……なりますね。

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キューバと同じカリブ海の国ジャマイカのレゲエレジェンド、ボブ・マーリー先生ですやん!

こっちはタオルだから偶然だと思いますけど、はからずもレジェンド2連発ですやん!

 

これを見て、思いがけない知見を得ました。

「ラスタヘアとバスタオルはデザイン的に相性抜群」

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というわけで、ハバナ旧市街(と少々トリニダー)のストリートアート軍団でした。

 

絵が好きな人なら、もっともっと見つけられると思いますよ。

私が好きなタイルをアホほど収穫したように。

www.kokeshiyamada.com

 

キューバのストリートアートについては、この方のブログが圧倒的に詳しいし、写真も美しいです!  

キューバで見たストリートアートの写真 25枚

 

 

 【Amazonへのリンク】

キューバのグラフィティは、この本にもたっぷり掲載されています。

モンド・キューバ

モンド・キューバ

 

 

【キューバ旅行】想定外!ハバナ旧市街はタイル好きの天国だった

キューバには古い建物がいっぱい残っていることは重々承知の上で、それを主な目的に訪れたのですが、私としたことが……

まったく想定していませんでした。 

 嬉しい誤算でした。

タイトル通り、ハバナ旧市街はタイル好きにとっての天国だったのです。

 

今回は、ハバナを歩きに歩いて採取してきたタイルコレクションをお届けいたします。

 

【目次】

※見たい項目をクリックすればピュッと飛べます。

 

 

1. みんな大好き❤︎私も大好き❤︎ マジョリカタイル

タイル自体の色といい、建物の鮮やかなブルーとの組み合わせといい、一番好きなのがコレ!出し惜しみせず最初に持って来ちゃうよ。

 

まずは引きのお写真。

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ちょっと寄り。

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あああ!青いペンキがタイルにまではみ出しちゃってます。

でも、端っこ以外は綺麗に残ってていいでしょ。

 

ぐいぐい寄ってみました。

黄色い部分、濃淡と釉薬のヒビが味わい深くていいでしょ、いいでしょ。

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以後、マジョリカタイルは、引き→寄りの順で貼っていきますね。

 

お次はブルーベースのもの。

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 お次はグリーン。 

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ブログにあげるために、写真を見返していて気づきました。

このタイル、正方形の角が合うようにキチッと貼っていくと、四つ角部分に緑の花模様ができるはずなのですが、ズレてますね。

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こちらは、四つ角を合わせて貼ることで、白い部分が繋がっておりますね。

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 マジョリカタイルは、上部に貼られる細長いタイルにも要注目です。

一番上の部分は損傷が激しくて惜しいのですけど、チューリップ状の模様が生きていて良かったです。

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これは、ちょっと毛色の違う横長ロング。

それを窓の下にアクセント的にちょこっとあしらってあるのがイイ!

柄が太陽ってのも珍しいですよ。 

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上下の帯がつる草模様って、これまたステキすぎじゃないですか?

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2. 足元に注意! そこに美しいモザイクタイルがあるから

旧市街の中心部の大きめな建物は、2階部分がせり出して日陰のある歩道を作り出すアーケード建築(※)になっております。歩く時には、足元に十分ご注意ください。

小さなタイルをびっちり組み合わせて絵や文字を表現したモザイクタイルが、そこかしこに施されているのです。

※この建築方式、台湾やマレーシア、中国の南部でよく見かけました。中国語だと「騎楼」と呼ぶらしいです。どこで発祥して、どのように広がったのか気になります。

 

一番のお気に入りはこれ。

ちょっと古代ローマっぽくないですか?

行ったことないので、あくまでイメージですけど。

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お鍋と食器、グラスの組み合わせ。

おそらく、この建物はもともと高級な飲食店だったと思われます。

今はすっかりさびれた感じのお店の入り口です。

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甕とポットと柄杓。

中に入っているのは、お水なのか?お酒なのか?

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以下、インスタで絶大な人気を誇るアカウントの真似をして、自分の足を入れてみました。足がこ汚いのは許してください。

なお、キューバ旅行中ずっとこのサンダルで過ごしていたら、足の甲がくっきりとキューバ焼けしました。日焼けは旅の勲章だから……

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この方、同行者でもなんでもないのですが、たまたまそこにいらしたのでパチリ。

モノだけより、人が少しでも入っていた方が雰囲気が出るので好きなのですよ。

場所は、ヘミングウエイの常宿として有名な「Hotel Ambos Mundos ホテル・アンボス・ムンドス」の中です。

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タイルではないのですが、アーケード建築で見られるお仲間として貼っておきます。

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右斜め下に少しドアが見えますでしょ。人んちの入り口です。

開けっぱなし状態で可愛いタイルが見えたので撮ってしまいました。

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3. くすんだ色も愛おしいセメントタイル

ベトナムやアモイでよく見かけるセメントタイルも、ハバナ旧市街のお宝です。

 

まず、お宿の建物入り口で撮ったのが最初。

(なので、足の置き方が定まっておりませんね)

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そのあと、下を見ながら旧市街を歩いていたら、あるわあるわあるわ……

数が多いので、2枚ずつ貼っていきましょう。

 

同じタイルだけを敷き詰めるのではなく、途中で違う柄が混じっています。

時間をおいて補修した際に、同じ柄がなくてそうなるのかもしれません。

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右の写真。足の右側のタイル、柄の向きが揃っていないのが惜しいです。

こういうとこにもキューバらしいユルさが垣間見れます。 

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左側。最初の2枚の右上をご覧ください。このタイルです。

右側。落ちていた缶ををアクセントに使わせていただきました。

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このグリーン系の2枚は、「Hotel Ambos Mundos ホテル・アンボス・ムンドス」の中。旧式エレベーターで上階に登った際に撮りました。

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建物の入り口ドアが開け放たれているのをいいことに、ちょっと失礼して……

このタイルは、どこに分類していいやら。とりあえずここに。

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4. 味わい深いヘタウマ風の手描きタイル

この状態でも残っていてくれてありがとう!と言いたくなるよね。

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例によって、寄りましょう。

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左:口からボールチェーンを垂らす少年。

右:ドラゴンに乗っかる天使と、その子に突っ込みを入れる天使

これは宗教画なのでしょうか?

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うーん。現地でこのタイルをしげしげと眺めたときは、天使の顔が少しずつ違って見えたので「手描き」だと思ったのですが、この写真だとわからないですね。

さすがに手描きってことはないか……。

 

もうひとつ、どうぞ。

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これは一体、何を表現した絵なのでしょうか。

下克上ぽみを感じますけど。

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5. いろんな色&柄を組み合わせるフリースタイル

これもモザイクタイルといえばモザイクなのですが、2番目に紹介したものとはぜんぜん違うので別扱いにしました。

ありあわせのタイルを使って、なんとかしたように見えるタイプです。

旧市街でけっこう見かけました。

 

左側の壁は、比較的 同じ正方形のタイルが揃っておりますが…

右はまったくのフリースタイル。

バラバラの大きさの石を積み上げて石垣を作るみたいな感じ?

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ピンク、緑、黄色と、ある程度の色の規則性がある。

のだが、大きさはバラバラなので、組み合わせが大変そう。

石垣タイプ(さっき勝手に命名)と言える。

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こちらは、柄物も混ぜたさらに上級のフリースタイル。

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タイルの大きさと色柄はバラバラながら、一部の色が壁のブルーとリンクしていてイイ!

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左下の部分、不規則にタイルを並べて最終的には正方形を作っていて感嘆!

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6. 分類しきれなかったタイル

マジョリカタイルとは違って、凹凸とぽってりした釉薬がないタイプ。

こういうタイルの呼び名がわかりません。

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比較的新しかったので、石を敷き詰めた風の最近の建材なのかも。

ちなみに床ではなく、壁です。

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では、最後を地味に締めていただきましょう!

名前知らずだけれど、重厚な木造のドアの横にちんまり貼られている(残っているのが)が愛おしいタイルです。

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以上で、セレクトしきれずに載せるだけ載せた、ハバナのタイル天国レポートを終わります。

 

現地でも、写真を整理しながらも、思いましたけど、

やっぱタイルいいわ〜 

 

次は、どこでどんなタイルに出会えますかねえ。

 

↓ タイルがお好きな方におすすめのご本 ↓

 

ポルトガルのメトロ(地下鉄)の各駅のタイル使いのほか、街のタイルもいっぱい↓

 

アール・ヌーボーデザインのタイルがお好きな方に。私は、ebayでタイルを買う時の参考にしてます。↓

 

【キューバ旅行】ハバナからバスで6時間。世界遺産の街トリニダーへ

キューバの見どころは、だんぜん古い建物!

と思っている私がハバナの次に向かったのは世界遺産の小さな街トリニダーです。

 

ハバナで泊まっていたCASAのオーナーさんに「トリニダーに行く」旨を告げると、知り合いのCASAに予約を入れてくれました。

 

というわけで(どんなわけだ)、今回はトリニダーに行くバスの乗り方や注意点、現地の様子などをお届けします。

 

 

【目次】

 

 

ビアスール社のバスの予約方法&注意点

 

1. バスのチケットは数日前に買うべし 

事前にググったときも、ハバナのお宿でも言われましたが、バスのチケットは事前に買うか予約した方がよいです。

私は5月2日のチケットを 4月29日に買いに行きましたが、目当ての10時台の便は売り切れだったので1時30分の便にしました。

もしハバナに戻る日が決まっているなら、一緒に帰りの便も予約してしまいましょう。

 

※バスターミナルまでの移動には、旧市街からタクシーで10cuc、帰りも10cucかかったので、この往復代金と手間を考えるとネット予約した方が良いのはもちろんです。

が、ネット予約した紙をプリントする必要があるようで。それって日本にいる間か高級ホテルじゃないと難しいのでは?(ネット予約派の方は、ご自分でおググりください)

 

2. 当日は30分前にバスターミナルへ行くべし

私は午後1時半の便だったので、窓口の人が「13:00」と予約確認書に手書きした上で「この時間には、ここに来ておいてね」的なことを簡単な英語&ジェスチャーで伝えてくれました。  

 

3. 予約時にもらった紙を搭乗券に交換!

予約したときにもらった紙では、バスに乗れません。当日早めにターミナルに着いたら、2階の待合室にある2箇所のデスクで、乗車券(写真)に変えてもらいます。

いわば飛行機のeチケットを見せて搭乗券を発券してもらう感じです。

これでようやくバスに乗れまする。

 

この極めて簡素な紙がバスの乗車券です。

この7Dは席順なのかな? とも思いましたが、適当に座りました。

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3. トイレ用に小銭を用意しとくべし

長距離バスでトリニダーへの6時間の道中、2回の休憩がありました。その際、トイレの入り口でお金を払う必要があります。そこで10cuc札を出そうものなら困った顔をされるだけで、トイレには入れません(経験談)。

私は急いでお水を買いに行き、そのお釣りを使いましたが、事前に小銭を用意しといた方が安心です。

なお、別の休憩所で0.25cuc払おうとしたら「少ねえよ」的な顔をされ、1cucを払うとすんんなり入れました。私としては間をとって0.5cucにしときたかった気分です。

 

4. 冷房対策もお忘れなく

「バスは冷房がキツい」という事前情報を得ておりましたので、キャリーからブランケットを出しておいてかぶりました。本当にブランケットがあって助かった……

そこまで大げさでなくても、ちょっとした上着はあるに越したことはありません。 

 

トリニダーのCASAはどうする?  

私はハバナのCASAで、オーナーの知り合いのCASAを予約してもらってました。

で、トリニダーのバスターミナルに「AKIKO」と私の名前を書いた紙を掲げたリキシャマンがいたので、その人力車に乗ってそのままCASAへ向かった次第です。

 

しかしながらトリニダーにCASAはわんさかありますので、予約しなくても大丈夫なはずです。もちろんAirbnbなどで事前に予約する手もありましょう。

 

(以下は私の経験談なので読み飛ばしてもOK)

このトリニダーのバスセンターのあたりはですね、思いっきり石畳なんですよ。それもでっこぼこの。

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ご覧の通りの道を、キャリーケース&私を乗せて自転車をこぐって……

「一体どんだけの脚力なんだ。むしろ押した方が良いのでは?」と思いましたが、お兄さんはプロなんだし、「しばらく降りて歩きますから」みたいなスペイン語も知らんし。ってことで驚愕しながら乗り続けました。

しばらくしたら、石畳は終わってホッ。とはいえ日本のアスファルトと違って、そこかしこに罠がありますので、ときおりガタついたりします。

 

なお、このお兄さんは旅行者のニーズを「わかってる」人で、銀行の前を通るきには「banco」、wifiがつながる公園の前を通るときは「wifi」と教えてくれました。

 

そんなこんなで予約済みのCASAに到着。お兄さんには3cuc支払いました。

私は、お兄さん=お宿の人だと思っていたのでお金を払うのを忘れていたのですが、それはお宿の人が手配してくれただけで別払いでした。皆様もお気をつけあそばし。

 

このCASAが大当たり!

わたくし黄色が大好きなのですが、ここのお宿、めっちゃ黄色い!

屋上からの眺めも良い!

 

なんといってもオーナーのマダムが関西のおかんノリで、「AKIKO!AKIKO!」と私の名前を連発しながらスペイン語でコミュニケーションしてくるのですよ。残念ながら私の語彙は「Hola!(こんにちは)」「Gracias(ありがとう)」だけなので、ここで初めて指差し会話帳が役立ったのでした。

 

そのマダムとの会話の中で朝食を何時にするか?という話になったときに、8=ocho(オッチョ)ということを知ったのですが。

ああああ!これってこれって…octopus(タコ)とかOctoberと語源が同じじゃね?

ってことで8のスペイン語は覚えました。

 

お部屋は1泊25cucで朝食5cuc、小さなお水1cuc。

これらのお値段は、ハバナで泊まったCASAと同じでした。

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 私が朝食を撮影していると、他の宿泊者の方が私の写真を撮ってくださいました。

(なお、アップしたのはトリミング後の写真)

だいたい旅先では、人の好意には素直に甘えときます。

 

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この大胆なフルーツの盛り! マンゴーめちゃ甘いです。

いっそ3食ともこれにして欲しいくらい。

 

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このお菓子はですね。

北部九州出身の人がひと口食べたら懐かしさに身悶えする味です。

なんと!佐賀銘菓の丸ぼうろにそっくりなのでした。

たぶん、このお菓子はスペイン→キューバに伝わっていて、丸ボーロはポルトガル→長崎→佐賀に伝わっているので、ルーツが南欧ってことで似てるのでしょうね。

 

なお部屋のテレビは、日本ではもう見かけないSANYO、エアコンはPanasonicでした。日本からこんなに遠く離れた場所で家電を見て、意外に感じました。頑張ってるのね。

 

せっかく可愛い色づかいのお宿だったのに、ちゃんと写真を撮ってない!後悔…

せめて、2階から中庭の眺めをご覧ください。 

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トリニダーの見どころは、実は馬だった!

はい。ここは個人ブログですので、私個人の想いを断言しました。

ロッコとか中国とか、前々から旅先で馬を見かけるたびに「いい!馬!めっちゃいい!」とテンション上がってたんですけど、このトリニダーの街で確信しました。

観光用ではない、生活に溶け込んだ状態で馬が活躍してるのを見るのが好きだ〜。

ってことで、トリニダーではやたらに馬を撮っていたのですよ。

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止まった状態の馬もいいし、走ってる馬も良いですね。

しかし、走ってる馬を撮るのはタイミングが難しい…! 

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荷物を運ぶだけじゃなくて、直に人が乗ってるんだよ!

この風景を見たときに、「あれ?メキシコっぽい」と感じました。

まだメキシコに行ったことはないのですけれど。

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建物の見どころは……面格子なんです!

馬と同じく、個人の嗜好から断言させてもらいました。 

暑い国・エリアに感じるのは、建物に「風を通す工夫」がしてあることです。

窓を安心して開け放つことができるよう、面格子が発達してるんですよね。 

ご覧くださいまし。窓にもドアにも…

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ドアに寄ります。

白い扉に赤いワイヤーの面格子って…素敵すぎやしませんか?

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トリニダーでよく見かけたのは、てっぺんが鳥かごみたいなマロンシャンティみたいなこのタイプです。

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これはまた違うタイプ。

いま勝手に「深窓のお嬢様」と名付けました。 

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もっといろんなデザインの面格子があったはずなんですけど、日中の暑さに負けて写真をあまり撮りきれませんでした。 

皆さま、ぜひともトリニダーに行かれた際には、面格子に着目してくださいませ。

 

お次は、非常に珍妙な雨樋(樋ではありませんが)をご覧ください。

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いやあ、雨の日とか2階で大掃除をされた日には、この蛇の口から水がジャーっと垂れてくることを考えるとワクワクしますわ(関西弁のアクセントです)。 

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この愉快な雨樋の建物、実はCASAでした。

果たして、内装も雨樋並みに凝っているのか?意外と普通なのか?

気になりますので、どなたか泊まってみてくださいな。

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「金持ちがやらかしがちなこと」を体現した博物館の展示物たち

(あとでまとめます)

 

 

トリニダーの八百屋さんの店先。 

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トリニダーの空は青かった。

ハバナよりずっと。

 

今回は2泊しかしてませんが、次は1週間ぐらい泊まってダラダラしながら馬や面格子を眺めまくりたいですよ。

 

以上!

 ハバナからトリニダーへの行き方&見どころでした。

 

 

キューバ 増補改訂版 (地球の歩き方GEM STONE)

キューバ 増補改訂版 (地球の歩き方GEM STONE)

 

 

【2018年GWの実体験】キューバでネットにつなぐには? wifiカードの使い方

皆様ご存知の通り、2018年の時点でもキューバのネット事情は、かな〜り不便です。

あの中国だって、香港SIMを使えばラクラク壁越えができるのに、そもそもキューバはネットに接続するのが一苦労でございます。

 

という前置きをした上で、わたくしが2018年のゴールデンウィークハバナ&トリニダーを旅行して、実際にwifiに繋いだ方法を記しておきますね。

 

帰国後にググったところ(手遅れ)、ポケットwifiを使えばキューバでも余裕でネットにつなげるらしいのですが、1日2,000円弱という恐ろしいお値段……。

事前に知っていたとしても私は使わないでしょう。

 

ってことで、節約派旅行者の選択肢は、これ。

「ETECSA」のwifiカードを購入し、wifiが飛んでいる場所で接続する  

 

【目次】

  

wifiへの接続方法:ハバナの旧市街編

ハバナでは、「地球の歩きかた」の地図に載っていたwifiスポットを目指して歩きました。道路名 Ave de Italia(Galiano)とSan Miguelが交差する地点です。

うつむいてスマホを弄っている人がいっぱいいる場所、そこがwifiスポットなのでした。

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ここに着いた途端、wifiカード転売屋のお兄さんから「wifi?」と声がかかったので、すかさず3cucで購入。

ETECSAの事務所で買えば1枚1cucなのですが、どこにあるかわからない。

それに購入者の列ができているらしいので、並ばず買えるなら1枚3cucでもお安いものと考えました。旅行者にとって一番大事なのは時間!ですから。 

 

これが、キューバで唯一のwifi接続手段のカード(表)。

なんでヨガやねん? と思ったけど、まあいいや。

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裏面にLOGINナンバーとパスワードが載っています。

黒マジックで中途半端に潰している部分は、買った時点では黒く覆われているのでコインなどで擦って使います。

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以下、接続手順です。

 

1. wifi電波が飛んでいる場所で、スマホの設定を「機内モード」にする

2. wifi接続画面に「ETECSA」と出たら、LOGINナンバーとパスワードを入力 

3. 1時間のタイムリミットを示すカウントダウン画面が出てくる 

4. その画面を確認してから、行きたいサイトに接続する 

 

たったこれだけなんですけどね。

私はハバナ到着初日に転売お兄さんからwifiカードを買い、つきっきりで接続サポートをやってもらったんですけど、なっかなか接続できなかったんですわ。

 

まず、何度か接続しようとして上手くいかず、お兄さんが飛行機が飛ぶジェスチャーをしてたんだけど、大馬鹿野郎な私は「いまは飛行機が飛んでいるからwifiの電波状態が悪い」と解釈。どんだけ豊かな想像力なんだよ。

実際は「設定を機内モードにしてね」と理解しなければならなかったのです。

 

その後、機内モードに設定したものの、なかなか画面に「ETECSA」の文字が出ない。その時にお兄さんがやったことは、wifi画面のオンとオフの切り替え(iPhoneだと緑のポッチが出てくるアレ)をやってみること。

 

そうした試行錯誤で、なんとかETECSAの画面が出て、ようやく2つの長々しい数字を入力したものの、なかなか繋がらず……

 

wifiカード屋のお兄さんはかなり根気強く私のスマホの設定画面で奮闘してくれて、その時点で「キューバの人って根気強いな。ワイならすぐに諦めるで」と思っておりましたが……さすがにお兄さんも、途中で諦めて2つのホテルの場所を書いてくれました。そこなら繋がる、と。

 

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このうち、私が行ったのはホテル パルケ セントラルです。

wifiスポットで買ったwifiカードでは接続できなかったので、2階のバーで改めてwifiカードを購入しました。

 

長々と書いてきましたが、結論として私のイチオシはこれです。

 

ホテル パルケ セントラルの2階のバーでワンドリンク込み5cucでカードを購入。

優雅に1時間ネットを接続し、帰り際に綺麗なトイレを使わせていただく。

 

 紅茶を頼んだら、クッキー付きでサーブされました。

これでwifiカード代込みで5cucなら、かなりお買い得でしょ。

屋外のwifiスポットよりスピーディに接続できたので電波具合もイイんだと思います。

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このホテルでネット接続している時に、Kindleをダウンロードしまくりました。というのも、夜にお宿でやることがないのです。

 

なお、1度に1時間分をぜんぶ使い切る必要はなく、残りは次の接続時に持ち越されます。

あまった接続時間分は、翌朝にホテルのロビーの目立たない椅子に座ってwifi接続したことをここに白状いたします。

ホテルのロビーは、公共の場所だからイイんだもん…トイレも綺麗だし…

 

なお、初回は接続に非常に苦労した屋外のwifiスポット(公園)ですが、数日後に行ってみると、その時に買ったカードで接続できました。その時々の電波状況によるんでしょうかね。(お兄さんが私を覚えていてHola!と声をかけてくれたのが、なにげに嬉しい)

あと1箇所、ハバナ旧市街の中心地から徒歩圏内にwifiスポットがあったのですけど、場所を忘れました。

地元の人に「wifi?」などと聞いてみたり、人力車で「wifiスポットまで頼む」と連れて行ってもらうのも手だと思いまする。

 

追記:帰国後の5月21日(月)日経MJキューバのネット事情の記事が!

以下、公共wifiを説明した部分の引用です。

首都であるハバナ市内では、多くの公園や海沿いのマレコン通りなどで整備が進んでいる。

 

注意;ホテルで買ったwifiカードのナンバーは屋外のwifiスポットでは使えず、公園で買ったwifiカードはホテルでは使えませんでした。なんらかの住み分けがあるみたいです。なので私は、どこで買ったのかカード裏にメモるようにしていました。

 

wifiへの接続方法:トリニダー編

実はトリニダーに行く前は「田舎だからwifiは使えないだろう」などと失礼なことを考えていたのですが、とんでもねえよ! wifiスポット、有ります。  

トリニダーのバスターミナルからお宿までの移動中、人力車(自転車タクシー)のお兄さんが、パルケセントラル(中央公園)の前を通るときに「wifi」と教えてくれたのですね。

 

なお、ハバナwifiスポットと違い、トリニダーではカードの転売屋さんがいなかったので、公園の目の前にあるETECSAの事務所で1枚1cucで買いました。(下の写真)

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昼間は入り口に人が並んでいて、私も一度は並んだのですが、とにかく暑い……

(暑いのに外に客を並ばせるあたり、さすが社会主義の国だわ〜 だって、室内には、いくらでも客が入れるスペースはあるのよ…)

のであっさり諦め、夕方に行ってみたらすぐに入れました。

 

以上。ハバナとトリニダーでwifiにつなぐ方法でした!

 

 

以下、余談です。

 

でもね。wifiへの接続方法を紹介しといてなんですけどね。

こうして、接続成功後にツイートもしましたけどね。 

 

ネットに繋げていない間は、持参したノートにキューバ初上陸の感想をメモったり、スマホのメモ機能に旅行の記録をつけたりと、普段はやらないことをやりましたよ。

 

私は旅の様子をTwitterで実況するのが大好きなのですが、いざツイートできない状況になってみると「ああ。ツイートしなくていいんだ。ラクだなあ」とも思えました。

 

このキューバの「数少ないwifiスポットでしかネット接続できない」という状況は、現代においてなかなか得難い環境どすえ。

1日1-2回だけネット接続して最低限のメールチェック&ツイートをする。ってのも、なかなか健全な状態だと感じました。

 

でも、乗り継ぎでメキシコに移動するやいなや、狂ったようにネット三昧、ツイート三昧しましたけど。(中途半端なデジタルデトックスの後、激しくリバウドするパターン) 

 

 

キューバのガイドブックは、毎度おなじみのコレを使いました。

 

↓ わたしがキューバに行ったあとに、こんなガイドブックが… 

キューバ 増補改訂版 (地球の歩き方GEM STONE)

キューバ 増補改訂版 (地球の歩き方GEM STONE)

 

 

キューバの予習に.....

ラテン音楽紀行 - キューバ編

ラテン音楽紀行 - キューバ編

 

 

2018年GW。キューバはこうだった(ざっくり編) 

2018年のゴールデンウィークを利用してキューバに行ってきました。

なぜキューバに行こうと思ったのか忘れてしまいましたが、理由はもはやどうでもよいです。

行ってみたらあまりにも驚き→ 考えることが多かったのでざっくり残しておきます。

それぞれ、詳しくはリンク先へ飛んでみてください。

 

 

【目次】

 

 

その1:初のキューバ上陸で感じた5つの驚き

  • 物乞いの人にけっこう会うけど、そもそも社会主義とは?
  • 観光客向けの資本主義は発達しとるやんけ!
  • 圧倒的に不便への耐性が高いキューバの人たち
  • 女性がバーーン!と迫力ある(例:税関?の女性がミニスカ&網タイツ)
  • とりあえず声をかけてくるキューバの方々(写真は一例)

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その2:写真映えヤバい。ハバナは古い建物の宝庫

ハバナ旧市街で撮りまくった建物たち(一例)

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東洋人がほとんどいない街で漢字を見かけるとホッとしてしまいます。

これはモロッコに行ったときにも感じた心境です。

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このあたりは普通の住宅街なのですが、建物がいちいち良すぎて視線を左右上下に忙しく動かしながら歩き回りました。

とにかく、わたくし好みの建物がありすぎてキリがありませんの。

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被写体として鉄板のマリアージュ=古い建物+クラシックカー 

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ハバナ旧市街の建物の模様は、こちら ↓

www.kokeshiyamada.com

 

www.kokeshiyamada.com

 

 

その3:It's 想定外。ハバナはタイル好きの天国だったYO!

旧市街をよく見て歩くと、マジョリカタイルがいろいろ

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モザイクタイルだってあります 

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ヘタウマ風の手描きタイルにも要注目

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ありあわせのタイルでなんとかするスタイル

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撮りに撮りまくったタイルについて、詳しくはこちらへ ↓

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その4:下を向いて歩こう in ハバナ。日本と違う景色が広がってるよ

道路の荒れっぷりがなかなか…安全のために足元注意です。

汚いというレベルではなく、はっきりと危険。

でも現地のひとは、この道を当たり前のように通っているのでした。

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ハバナの皆さん、コンクリートが固まる前に足を踏み入れすぎな件。

とにかく、道路のつくりが適当なのでした。

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 犬のフンもかなりな頻度で落ちておりました……(お写真自粛)

 

とはいえ美しい見どころも、足元にあるのです。

私が勝手に「ハバナの109」と呼んでいる場所。

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 その5:見る!乗る!ハバナはレアな乗り物天国

ありすぎて最後はお腹いっぱいになる、クラシックカー軍団。

 目の保養としては良いのですが、排気ガスがひどいです。

 黒っぽいガスが車のケツから出ている状態を目視できるほどでした。

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ハバナのバスはとにかく長い。長いんです。

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地元の人御用達の2連結ロングバス。

カーブを曲がるときは大丈夫かな?と心配になります。

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キューバクラシックカーを見ていて考えたことは、こちら ↓ 

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その6:ゲバラありJBあり。ハバナのグラフィティ図鑑

やっぱりあるんだ!チェ・ゲバラのグラフィティ

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ゲバラ以外のグラフィティもけっこうありました

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ハバナのストリートアートについて、詳しくはこちら ↓ 

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その7:ネット設備が貧弱ななキューバwifiを使う方法

観光客の唯一の通信手段は、wifi用のカードを買うこと。

 1時間ネットにつなげるカードが1枚1cuc(約100円)です。

転売屋さんから買うと3cucとなります。

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Q:ハバナとトリニダーでwifiがつながる場所とは?

A:一部の公園&一部の高級ホテル

私のおすすめは、5cuc払ってwifiカード&1ドリンクがいただける、「ホテル パルケ セントラル」2階のバーです! ついでに綺麗なトイレも借りられます。

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ハバナとトリニダーのwifi情報について、詳しくはこちらへ ↓

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その8:ハバナからバスで6時間の世界遺産トリニダーへ

トリニダーの見どころはカラフルで可愛らしい建物です。

ハバナと違って低層の小さな建物ばかりで、部屋に風を通すための面格子に色々なデザインがあり、見どころであります。

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馬だ!馬だ!馬が普通に活躍してるトリニダー。

荷物を運ぶのにも、普通に人が移動するのにも、馬が活躍しております。

観光客用ではない、生活の中に溶け込んでいる馬の様子を見るのが好きです。

(自分にそういう嗜好があるということを、旅先で知るのでした)  

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 シェーーーーン!カムバック!(言ってみたいだけ)

 

トリニダーについて、詳しくはこちらへ ↓

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2018年9月4日追記

 

キューバから戻ってきて4ヶ月後の追記です。 

 

キューバからの帰途の機内で、モーレツに血まみれの韓国映画が見たくなり、そのことをツイートしたら、友人に「ストレス溜まってるんじゃない?」とリプライもらいました。

 

そっか!私、キューバでストレス溜まってたんだ!

と、そのとき気づきました。

 

自由に買い物ができない、ネットができない状態って、すんごいストレスだったんだね。食べ物についても、外食の選択肢が少なくて、なかなかキツかったです。

(お宿の朝食が唯一の救い)

 

キューバを旅行したことで、かえって「資本主義、バンザーイ!」な気持ちになってしまうとは、なんと皮肉なことでしょうか。

正直、キューバ上陸1日目で「やっぱ私、資本主義大好きだわ」と思いました。

 

いやはや。

「失ってわかる、資本主義のありがたみ」を感じる環境でした。

だからこそ、行った価値があるのですけどね。

 

 

 

 

 

キューバ 増補改訂版 (地球の歩き方GEM STONE)

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表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬