こけし山田のゆるゆるブログ

横浜在住おばちゃんの旅行の記録などなど 

メルカリへの出品が止まらない。パトロールも止まらない。

こんにちは。こけし山田です。

 

今回は、私が2017年に初めてメルカリに出品した時の生々しい感想を、

当時のツイートをそのまま貼り付けながらお届けします。

最後の方に、500円分のポイントがもらえる招待コード付きです。

 

こんな方にどうぞ ↓ ↓ 

◉まだメルカリで物を売ったことがない方 

◉すでにメルカリで販売しているが、他の人の売れる様子が気になる方

 

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1. メルカリに初めて出品した日:あまりにも簡単に売れて驚く

これがメルカリに初めて出品した日のツイートです。 

出品のあまりのカンタンさ、SOLD(売却)のあまりの速さに

気が動転している様子がうかがえます。 

 

 

あまりにも簡単に出品できて、すぐに売れた!

その感動のあまり、その日の夜にこんな決意をツイートしています。

一日一品なら無理なく出品できるであろう&出品を習慣化しようというプランです。

 

2. メルカリ出品に慣れてきた:撮影に工夫するようになる

初日に出品してすぐに売れたことに気を良くして、翌日以降も出品しました。

その際、商品のサイズ感がひと目でわかるように、手に乗せて撮影する工夫をしています。

下記がその時の写真です。

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ジュエリーは、高級感が出るように、黒い背景で撮影しました。

こうすると石の輝きが引き立ちます。

あと、石がなるべく大きく見えるように撮影しました。 

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ツイートしたもの以外では、長らく家の中に放置していた毛穴パック15枚600円を500円に値下げ依頼きて→OK→売れたパターンも、あります。

まさに、ヤフオク!は「値段の上がる」オークションで、

メルカリは「値段の下がる」フリーマーケットなのだった。

 

3. 発送時の梱包の工夫:溜め込んでいたマステや切手を活用

メルカリは、買った人から評価される仕組みがあります。

商品そのものの質や状態はもちろんですが、

梱包を丁寧に見栄えよく行うことで印象を良くするに越したことはありません。

その梱包の際に、カラフルなマスキングテープが役立ちます。

 

送るときの切手をチョイスするのも、なかなか楽しいです。

ようはモノの売買を通じたコミュニケーションの一形態なんですよね。

 

4. メルカリでは、こんな物も!あんな物も売ってる!

メルカリで自分で商品を売買する以外の楽しみ&学びになるのが、

「こんな物まで売ってる!」「売れてる!」という驚きです。

例えば、役所に行けば無料でもらえる「離婚届」が300円で販売されています。

役所に行く時間のない人、知り合いに見られたくない人は、メルカリで買うのでしょう。

最初に離婚届を売ることを思いついた人は天才!だと思います。

 

以下は、私がメルカリビギナーの頃に見つけて驚いた出品物です。

 

以上が、私がメルカリで初めて物を売ってみた時の記録です。

これからメルカリを使う方にとって、少しでもご参考になりますように。

 

【最後に】

初めてメルカリを使う方は、まずは「買う」体験から入ることをお勧めします。

まずは買う側の気持ちを体験すると、売買の流れ&買い手の気持ちが分かるからです。

それを参考にして「売る」側に回ると商売上手になれると思いますよ。

 

5. これからメルカリを始める人に:500円分のポイントがもらえる招待コード

まだメルカリを使ったことがない方は、会員登録時に

↓ こちらの招待コードをコピペして使っていただくと、500ポイントもらえます。

(500ポイント=500円分のお買い物に使えます)

PSJBDG

※なお、その際に私にも500ポイントが入る仕組みとなっております。

 

 

メルカリは、悪い使い方をする人もいますが(←周知の事実なので書く)、

普通に中古品を買ったり売ったりするには、とても便利なので

試しに使ってみると楽しいですよ〜 商売の勉強にもなりますし。

私は、かなり使い倒しておりますよ。

 

↓ これからメルカリを初めて使う方は、こういった本を参考にするのもおすすめです。

 

 

 

 

旅先で体調を崩さないために守っている7つの掟

いきなりですけど、ちょっと自慢していいですか?

2016年の4月〜2017年3月の1年の間に、海外に5回渡航しているんですが。

その間、まったく体調を崩さずじまい。

滞在中はもちろん帰国してからも没問題のまま日常生活へスムーズに移行しました。

 

⚫︎4月中旬:タイ(バンコクチェンマイ)&マレーシア(クアラルンプール、マラッカ)

⚫︎9月中旬:中国南部の福州、アモイ、福建土楼

⚫︎12月頭:中国内陸部の西安、華山(たぶん標高1500m)

⚫︎2月末〜3月頭:ベトナム中部のダナン、ホイアン、フエ

⚫︎3月下旬:中国東北のハルビン 

 

参考写真:華山の頂上の様子(photo by 自分)

ロープウェイで登ったのでヘタレなわたしでも楽勝

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こんだけあちこち行ってて、毎回無事に過ごせているのは、たぶんこういうことに気をつけてるからじゃないのかな?

という7つのポイントをまとめてみました。

どれも特別なことではありませんが、これらをぜんぶ愚直に実行しているからこそ、お腹も壊さず風邪もひかず、怪我もしてないんだと思いまする。

 

【目次】

 

 

1. 飲み水&歯磨きはボトル入りミネラルウォーター

当たり前すぎて改めて書くこともはばかられますが、やはり外せませんので。

その昔、海外旅行ビギナーの頃は、屋台で出された水を飲んで鬼下痢になった経験もございます。(いまなら、アホか!と自分に突っ込むことができる)

たいてい、宿の部屋に1-2本(ダブルの部屋の場合)のミネラルウォーターが付いてくるので、それを使います。

足りなくなればコンビニなどで買い足すまでです。

なお、歯磨きにもできるだけミネラルウォーターを使います。

衛生面に加え、国によっては水道水がゲロ不味い場合があり、後で吐き出すにしても口に入れたくないのです。

 

なお、屋台のカットフルーツは水道水で洗ってて危ないと言われていますが…

ごめん!これだけはわたし我慢できないので食べます。

(でも、皆さんには推奨しません。食べないでください)

 

クアラルンプールのインド人街にて

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2. 履き慣れたスニーカー&5本指ソックスで

旅行に行くからといって靴を新調したりはしません。

いつも履いているスニーカー(わたしはニューバランス派)で行きます。

靴下は、できるだけ5本指ソックス!

5本指ソックスだと足指が自由に動かせて、靴の中で踏ん張りがきくのです。

そのせいか、普通のソックスより疲れにくい気がします。

中でも、tabioの5本指ソックス「レーシングラン」は、土踏まずがキュッと締まって良い感じです。

別に走りませんけど、街歩きでも威力を発揮しますよ。(マジでマジでマジで)

 

 

3. 疲れたらすぐに休憩する

海外に行くと街歩きが楽しくて、ついついズンズンと歩いてしまいがちですけど、ちょっとでも「疲れたな」と思ったら、カフェや商業施設の椅子で休憩します。

どっちにしろ、スマホへの充電もしなくちゃなりませんし。

なので、街歩きの際には充電コードを持ち歩いております。

 

なお、休憩の応用バージョンとして、下記を体験したりもします。

⚫︎現地の映画館で映画を見る(2時間ほど座れますね)

⚫︎現地の美容院で髪を切る(少なくとも20-30分は座れますね)

⚫︎足裏マッサージ(座りながら、積極的に疲労回復できますね)

⚫︎フィッシュスパ(小魚が泳いでいる水槽に足を突っ込むアレです)

ほかに、ネイルサロン、エステという手もございますわね。

 

クアラルンプールのフィッシュスパ。

どう見ても魚がデカすぎやしませんかね?

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4. 昼食後にいったん宿に戻り昼寝する 

これは日本にいる時もですが、わたくし昼寝の習慣がございます。

だいたい昼ごはんのあと1時間程度です。

海外にもその習慣を持ち込み、午前中の街歩き+昼食の後はいったんホテルに戻って寝ることにしています。

昼にそれが叶わない状況の場合は、夕方に昼寝したりもします。

なので、2泊以上する場合は、ホテルから外出する際に「Don't Disturb」の札を下げて、部屋の掃除はお断り。

部屋に戻ってきた時に掃除中ですぐに寝れないのは嫌だもん。

トイレットペーパーがなくなったとか、ミネラルウォーターの追加が欲しいとか、ブツが欲しい場合はその旨を伝えて、もらうようにしています。 

 

 

5. 食べ過ぎない&空腹になりすぎない

これも日本にいる時と同じなのですが、極端な食べ過ぎ状態にも、極端な空腹状態にもしない。

適量をよく噛んで食べる。これだけです。

海外の飲食店だと日本より盛りがかなり多かったりしますので、事前に量を減らしてもらったり、それができない場合は申し訳ないけど残します。

無理して食べて体調を崩す方がもったいないです。

 

極端な空腹を防ぐ工夫としては、ちょっとしたお菓子かフルーツ(ナイフ不要なもの)などを買って宿の部屋に置いておきます。

※そのフルーツも、ミネラルウォーターで洗う

疲れ果てて食事に出かける気力がない……なんて時の、急場しのぎに活躍します。

 

ペルーの市場で買った食用ほおずき。

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6. 夜は9時頃までに宿に戻る 

これは健康というより治安面が大きいのですが、わたくし1人旅ですので、夜遅い時間には出歩きません。

だいたい、晩御飯を食べてから9時頃までには宿に戻ります。

※戻る時間は地域の治安にもよりますが、わたしは一応9時を目安にしてます。

ただし台湾の夜市だけは例外!!

台湾は治安もいいし、「夜市に行かずに台湾に行ったという勿れ」(いま勝手に作った)というぐらい、夜市は外せませんので例外とさせていただきます。

 

では、早朝なら街歩きは安全なのか? という疑問がわきますね。

前にマレーシアのマラッカで、昼間は暑すぎるので早朝に散策しようと思い立ちました。

まだ薄暗い時間に宿を出て歩き始めたのですが、掃除をしていた近所の女性から

Careful, too early」と声を掛けられたのです。 

現地のひとの言うことに間違いはないと思い、宿に戻りました。

国やエリアによっては、早朝も用心するに越したことはないようです。

 

おそらくtoo earlyな時間帯に撮ったマラッカでの一枚

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 7. とにかく体を冷やさない 

この掟は、冬だけの話ではありません。

むしろ怖いのは、暑い国の暑い時期の強烈な冷房地獄です。

ホテルに入室した時点でエアコンの設定温度が「16度」だったりします。

怖い、怖いよ……すぐに自分好みの室温にアップ!!

しかしショッピングセンターや交通機関、空港などは設定温度を変えられないので、自力で対策するしかありません。

そこで、以下のアイテムが必須となります。

⚫︎お腹をすっぽり覆う毛糸パンツ

⚫︎パーカなどの羽織りもの

⚫︎首に巻ける薄手の布

⚫︎ブランケット(LCCの着席時にも使える)or トラベルシーツ

⚫︎防寒アルミシート(サバイバルシート)

Amazon's Choiceの商品へリンクを貼っておきますが、これじゃなくても全然よいです。似たような商品がどっさりありますので、ご自由にご検討なさってください。

 

防寒アルミシートの冬の活躍例は、この記事に ↓  

kokeshiyamada.hatenablog.com

 

ちょっとした防寒に使えるトラベルシーツの活躍例は、こちらに ↓

www.kokeshiyamada.com

 

 

以上がわたくしの「旅先で体調を崩さないために守っている7つの掟」なのでございます。

今後新しい対策が浮上しましたら、追記するか新しくまとめ直しますね。

 

 

 

今日も世界のどこかでひとりっぷ (集英社ムック)

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旅の賢人たちがつくった海外旅行最強ナビ【最新版】

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「何しに海外に行くんですか?」その質問への答えは3つある

この1年は2-3ヶ月に1回の頻度で海外旅行に行っているため、取引先の人からこんな質問をされることがある。

「旅の目的はなんですか? グルメ?買い物?」

「向こうにお知り合いがいらっしゃるんですか?」

いや、別にそういうわけじゃないんだけど…

目的と言われましても、わからないよ〜

 

もし、登山が趣味なら、有名なあの答えがあるじゃないですか?

「そこに山があるから」

 

でも海外旅行だと、そこまで有名な答え方、なくない?

私が知らないだけかな。

 

逆に聞きたい!私は私に。

いったいぜんたい何の目的があって海外に行くのか?と。

 

そら、明確な目的がある場合もあります。

例:ソンクランの時期にタイに行って水を浴びてくる。

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でも、それとて、ソンクランは表面的な目的であって、根本的な目的ではないのですな。

ここまで海外渡航がやめられない理由、自分なりに考えを巡らせてみました。

例によって3つ挙げてみます。

 

1. 今まで見たことがないものに確実に出会える

小さな子供を見ると、いつも羨ましさを感じます。

それは、彼らにとって世界は未知のもので満ち満ちているから(ダジャレじゃないよ)。

例えば、そこに犬がいるだけで「わんわん!わんわん!」と喜ぶし、電車が走っているだけでハイテンションになって車窓にかじりついたりするじゃないですか。

わたし、犬や電車でそこまでテンションあげられないよ。無理無理無理。

すでに多くのことが既知であり、たとえ未知のものであってもだいたい想定内です。「ああ、アレね」「アレのお仲間ね」って。

すっかり擦れ腐った自分にとって、いまだ子供のようにテンションを上げることができる場所が海外なのです。

その街の建物を見るだけでも、スーパーマーケットに入るだけでも、

ヒャッハー!!!!

っていうテンションになれるのは、日本の外に出たから。

これから海外渡航が増えていけば、 

「ふうん。世界遺産ね。例のパターンね」って

なるのかもしれないけど、まだまだイケる!はず。

未知の国に行けばいいんだから。

たぶん死ぬまでには行き尽くせないし、海外に飽きてきた頃には

個人で宇宙に行けるんじゃないかと踏んでる。

んで、すべてに飽きてしまったときに、

満を持して三途の川を渡ればいいんじゃね?

と思っておるのです。 

 

2. 未体験のことに挑戦でき、達成感が味わえる

この件も子供を引き合いに出すとわかりやすいかもしれません。

例えば子供なら……

 

今日は靴下が履けるようになった。

一人で自転車がこげるようになった。

字が読めるようになった。

 

などなど、エブリデー達成感じゃないですか?(いや、知らんけども)

そら大人になってからも、仕事やら何やらで達成感は味わえますけども。

 

しかしながら、わたくしは同じ仕事を20年以上続けており(コピーライター)、

たとえ新しい仕事であっても今までにやった仕事の応用なのであります。

やればできることなのであります。(そうでないと発注する側も困る)

だから達成感とて、「いつもの達成感」なのです。

 

そこで海外です。

挑戦といっても、別に命に関わることはしません。

わかりやすい例を挙げると、「路線バスで目的地に行く」。

このレベルです。

現地の人に混じって料金を払ってバスに乗って降りる。

これだけのことです。

これだけでも、初めての土地であれば、すんごい達成感を得ることができます。

 

加えて、ここでのポイントは「心おきなく失敗できる」ということ。

仕事で何かにチャンレジするとなれば、失敗は許されない。

よしんばギリギリ許されたとしても、リカバリーが大変です。

 

海外一人旅なら、初めて何かをやって失敗しても、

命がある限りは「ま、いっか」で済むのです。

今までに海外でやらかした小さな失敗の数々は、

終わってみれば「あ〜楽しかった〜」と変換されています。

「次はうまくやろう」と思うだけです。

 

まあ、本当は起業か何かで、この「挑戦→失敗→次はうまくやる」の

ステップを体験できれば一番良いのでしょうけども。ね。

 

 

3. 圧倒的な不安のあと、大きな安堵感を得られる

これ、2つめと似ているのですが、心の動き方はちょっと違うかもしれません。

わかりやすいのは、初めて降り立つ空港からホテルに向かうときです。

それが夕方以降だと、不安度数はなおさら高まります。

 

たいていの場合、空港からホテルまでは2つのステップを踏みます。

1. 空港から街の中心部まで公共の交通機関(バスや電車)で移動する

2. 予約したホテルへ、タクシーor 地下鉄 or 徒歩などで移動する

 

このうち1は、ほかの観光客と一緒に移動するので、さして不安はありません。

問題は2や!2なのじゃ!

 

ここでご紹介しますのは、わいの旅行史上、最大の不安&安堵を感じた例です。

時は2016年12月上旬のこと。

西安旅行の途中に、華山に行くことにしたのですよ。

切り立った崖で超有名な華山です。

いつものように事前に宿をリサーチしまくって予約していたので、

高鉄(中国新幹線)の華山駅からタクシーに乗り、

運転手さんに宿の住所を見せたところ……

なんか様子がおかしい。ん? ん?(この時点で不安感がふわっと浮上)

筆談の結果、判明しました!

予約した宿は安徽省黄山にあり、私が行ったのは陝西省華山なのです。

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運転手さんは、あくまでも私が黄山に行くつもりだと思ったらしく

「没有高鉄(もう高速鉄道はないよ)」と書いてくれていますね……

さらには、ピンインまで振って、華山と黄山の違いを

私にわからせようとしてくれていますね……

本当にいい人で良かった……

 

で、私としてはこう言うしかない「宿に行きたい」(1行目)

運転手さん「わかった。大きなホテルと小さな宿、どっちがいい?」(2行目)

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もうね。このやり取りが終了した後も、不安で不安で仕方ないわけ。

見知らぬ土地で、外は真っ暗。予約した宿は、はるか遠い別の省。

運転手さんはいい人みたいだけど、果たしてどんな宿に連れていかれるのか?

50元(=約800円)の宿って安すぎじゃない?

と、もう宿に着くまで不安で不安で、不安MAX!!!

 

不安が高まりに高まってから着いたのが、家族経営の小さな宿で、

オーナーさんが「どう見ても100%いい人」だった時には、もう…

安堵の嵐ですわ。

(ちなみに宿代は1泊120元)

 

宿のベッドに横たわった時には、

異様な興奮状態となり、疲れているのに目はギンギン。

タクシーでのやり取りをツイートし、その反応を見たりしつつ、

気が高ぶってなかなか寝付けなかったという…

いやあ、本当に、この件が12月の西安旅行でいちばん楽しかったなあ。

まじでまじで。

失敗によって生まれた圧倒的な不安→ それが解消された時のとてつもない安堵。

 

これ、本当に気持ちいいから!!!

 

 

つうわけで、何しに海外に行くのか、私なりにこの3つだと思いますという話。

 

次に行くのは初めてのアフリカ大陸、モロッコ

行き慣れた中国、東南アジアよりはるか遠く。

漢字での筆談はおろか、英語もあまり通じないと聞く。

不安も大きいし失敗も色々やらかすだろうし、この3つに色濃く当てはまっちゃうね。

さすがに怖いよ。

 

でも、行ってくるわ。

 

 

 

英語なんて これだけ聴けて これだけ言えれば 世界はどこでも旅できる

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旅のグ

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今日も世界のどこかでひとりっぷ (集英社ムック)

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ハルビン 味わい建築コレクション〜2017春(前編)

2017年3月の週末にピュッと行って帰ってきたハルビン2泊3日の旅。

いったい何をしに行ったのかといえば、建物を見に行ったのです。

 

今回は、旅の行程に沿って、わたくし好みの建物などをズラズラっとご紹介します。

 

 

空港に着いてすぐ、わ!と思ったのがコレ。ロシア語だ!ロシア語だ!

さすがロシアに近いハルビンです。

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空港からバスで市街地に向かう途中で見えた建物も、ロシア風です。

何をもってロシア風とするのか?→ 玉ネギ状の屋根なんだと思います。

今まで複数の中国の街に行きましたが、このタイプの屋根は見たことありません。 

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続いて、潜水ヘルメット状のドームが見えて参りました。

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あ。 もしかして、メガネっぽいところから外が眺められるのかも……

このドームの中がどうなってるのか気になります。

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空港からバスで1時間ほどで、ハルビン駅付近に到着。

毎回思いますけど、中国の鉄道駅って威風堂々としてますよね。 

んで哈爾浜駅前にも、例によって広々とした駅前広場がありました。

(ちなみに時計はぜんぜん合っておりません)

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この哈爾浜駅でタクシーを拾って宿に向かえばいいものを、何を血迷ったか適当なバスに乗ってしまい……。

明らかに宿と逆方向に進んでいたので、地下鉄で振り出しに戻る。

 

という思いっきり無駄な行程を経て、駅前で5元で買った地図を見ながら宿まで歩くことにしました。

(我ながら、なぜこんなに無駄な動きをしたのか今となっては意味不明)

 

地図で見たときは「余裕で歩ける」と思ったのですが、とんでもないよ。

例の罠ですよ。

縮尺がよくわかってないので、地図から想像していたより異様に遠い。

それはそれは遥かに遠い……。あれ? あれ?

 

宿に向かう途中の歩道橋からの眺め。

こういうアクセントで気を紛らしつつ、ひたすら歩きます。

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ようやく、宿のある南四道街の近くまで来たところ。

こういうアクセントで気を(以下略)…。

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なお、目指す宿 Harbin Humble Houseに向かう途中、飲食店・ホテル用の食器や厨房用品などを扱うお店が集中していました。

東京のかっぱ橋道具街、あるいは大阪の千日前道具屋筋みたいなところです。

どんな品揃えか気になったんですが、100%観光客な自分(=絶対的に客にならない人)が足を踏み入れるのは気が引けて、外から眺めるだけにとどまりました。

(いま思えば、入店してもほっとかれるだけで没問題だったのでは?)

 

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 ↑ ↓ どちらも「酒店用品」という看板が。

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このトゥクトゥクに壁を取り付けたような3輪タクシーの向こう側も、お店の内装用品を扱う店のようです。

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タクシーを使わず、ホテルまでえんえん歩いたのは本当にしんどかったけど、こうして「へえ、この辺りにはこういうお店がねえ」などと観察できるのは楽しい体験でした。

(と無理やり、歩いたことに意味づけしようとしています)

 

 つ…着いたぞ……

これが予約していたHarbin Humble Houseだ。

良いでしょ、良いでしょ。古い建物を活かした外観、良いでしょ。

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裏手にまわったところ。

建物内はピッカピカにリノベーションされてモダンな内装だったのですが、外観はこんなにクラシカルだったのですねえ。

いま見ても惚れ惚れします。

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この宿の周辺は古い建物が立ち並ぶエリアで、観光地化されております。

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 けっこう整備されちゃっています。

これはこれでイイんですけどお〜〜 

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その観光エリアの外に出ると、まあ出るわ出るわ。

天然モノの、古いまんまの建物が。モロにわい好みのビルヂングが!

 

こういうね。閉まってる店の前でしれっと露店を出してる状態が!!!

非常にわたくしの好みなのです。逞しさを感じるのです。

もちろん、建物自体も良いでしょ良いでしょ。

※建築用語のボキャブラリーがなさすぎて、非常に幼稚な表現になっていることをお許しください。

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 ↑ ↓ そっくりですけど、違う建物です。

冠みたいなものを載せた建物が四つ角にあるのを、けっこう見ました。

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ここの1階、たぶん店子を募集しているのだと思われます。

 

募集してるのは、まだ状態がいい方で……。

古くて手入れされてない=危険なのですね。

 

見えますでしょうか? この字が 

危 

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別の建物ですけど。

危 

この付近、危  マークが満載でした。

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この辺り、上を見上げても険を感じることができます。

「あ、これはヤバい。バルコニーの床、崩壊しそう」

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この建物なんか、上の方のレリーフやら螺旋状の柱の筋、優美です。素敵です。

でも、やっぱりバルコニーが崩壊しそうなんですよね。 

束ねた電線が、心なしか崩壊を防いでるみたいに見えちゃう。

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おそらく日本語だと「火気厳禁」になるんでしょうね。 

この旗、この界隈で散見されました。

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 通り沿いの建物が軒並み廃墟になってるところもありまして。

全面的に

車がわんさか停められており、無料の駐車場みたいな扱いになっていました。

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このように、古い建物を通り越して、もはや危険な建物コレクションになってきたところで、そろそろキレイどころを見に行こうぜ!!

 

ってことで、おそるおそる例のトゥクトゥクみたいな車に乗り、繁華街の「中央大街」に向かうことにしました。 

もちろん、メーターは付いてないので事前に料金を交渉します。

交渉っていうか向こうの言い値ですけど、廃墟エリア → 中央大街まで15元でした。

 

いざ乗車!!!

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めっちゃ、ガ↑タ↓ガ↑タ↓する。めっちゃ、ガ↑タ↓ガ↑タ↓します……

 

これに乗ったことによって、普通の自動車がいかに走行時の衝撃を和らげてくれていたのかを思い知りました。

しつこいようですけど、笑っちゃうぐらい、走行中はガ↑タ↓ガ↑タ↓します。 

 

 

この続き:

ハルビン最大の繁華街「中央大街」でキレイどころの建物を見るの巻

 ↓ ↓ ↓

www.kokeshiyamada.com

 

 

西安 愉快な動物コレクション 〜泣き顔の獅子から龍の子供まで〜

2016年12月頭に訪れた中国の西安で思いがけず愉快な動物たちに巡り会えたので、強引におすそ分けします。

 

まずは、西安城内の中心部にある鼓楼に参りましょう。

最寄は、地下鉄2号戦の「鐘楼(钟楼)」駅です。

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 この写真を見て、「ああ!鼓舞するってこういうことなんだ!」と言葉の意味がストンと腹落ちしました。

衣装や太鼓、沖縄のエイサーに似ていますよね。

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 さて。鼓楼の中でひときわ目を引いたのは、この子。

たぶんネズミなんですけど、現場に何の説明もなし!

どういう意図でカラフルに着色しているのか、いつ頃の作品なのか、さっぱりわかりませぬ。

ご存知の方、教えてください。

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力強く上へ上へと吹き上がるヒゲ!(そもそもヒゲなのか?)

この左右非対称ぶりが……味わい?

 

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目の下の毛はなんなの?もみあげなの? 

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獅子は、こんな具合。まっピンクに塗られたたてがみに緑色の顔。

ここまでカラフルに着色された獅子は、ほかでは見たことありません。

これもネズミ同様、解説がないので模様や着色の意図がわかりませぬ。

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なお、鼓楼の中で一番ウケたのは、下の写真の赤いブツです。

消火設備があたかも展示物みたいな顔して鎮座してるのがツボにハマりました。

普通、展示物とは引き離して壁沿いに置かない?

「うちは絶対に火事を許さへんで!」という決意表明的な意図があるのかな。

 

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 お次は、場所を移動しまして「碑林博物館」です。 

「貴重な石碑が林立する博物館」(by 地球の歩き方)という説明どおり、これでもかこれでもかと石碑やら石像やらが林立しています。

 

この博物館、行く前は「地味そうだな〜」という印象。

「まあ一応行っとくか」ぐらいのノリで入場したのですが、正解!!!!!

行ってみて大正解!!!

期待してなかったほど、良かった時の感動って大きいですよね。

あれです。あの現象が起こりました。 

 

膨大な展示物の中から、まずは柱の上のアニマル軍団をどうぞ。

写真ではこれっぽちですが、現地に行くとこの数倍の量があり、その物量に圧倒されます。 

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その中からお気に入りの顔を見つけるのが楽しいのです。

中でもわたくしが勝手にジャンルを作って着目したのが「泣きそうな顔の獅子」。

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ちょっと困ってるんですよ。

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碑林博物館入り口の獅子。もの悲しげな離れ気味の目が、なんとも愛おしい。

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獅子って、普通は威厳を感じさせるよう表現されてますよね。

しかし、碑林博物館で出会った一部の獅子は、威厳ゼロ。

こんなに情けない顔をした獅子達は初めてだよ〜〜

と、面白く感じたのです。

 おそらく調べれば、「こういう獅子の表情にはこういう意味があって」となんらかの制作意図が判明すると思うのですが、今のところ不明です。

 

鼓楼のカラフルな鼠&獅子の意図も含めて、いつかわかればいいな〜とぼんやり思っています。

とりあえず頭の隅っこの引き出しに入れておいて、20年スパンで意味がわかれば良いなぐらいの感じです。

 

お次は、石碑を支える亀です。

否!否!否! 実は亀ではないのです。

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碑林博物館について、西安旅行中に(金盾を突破して)こんなツイートをしました。

 

このツイートを見た方からリプライで教えてもらったのですが、下で石碑を支えているのは亀ではなく龍の子供なんだそうです!!!!

 

以下、ウィキペディア「贔屓」の説明文を引用します。

中国の伝説によると、贔屓はが生んだ9頭の神獣・竜生九子のひとつで、その姿はに似ている。重きを負うことを好むといわれ、そのため古来石柱石碑の土台の装飾に用いられることが多かった。日本の「贔屓の引き倒し」とは、「ある者を贔屓しすぎると、かえってその者を不利にする、その者のためにはならない」という意味のだが、その由来は、柱の土台である贔屓を引っぱると柱が倒れるからに他ならない。

 

「贔屓の引き倒し」の語源は、君たちだったんだね。

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碑林博物館の別の展示室。これも贔屓なのかしら?

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お次は、ぜんぜん別の公園で撮った龍です。

いや……これって龍なのかな? 

亀に見えたものが、実は亀ではなかった。

という前例がある以上、これが龍に見えるからといって安易に龍と判断してはいけないのかもしれません。(疑り深くなっています)

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 最後は、西安最大の観光資源にして世界遺産兵馬俑」に締めていただきましょう。

 

この馬の尻を見て、かなりの衝撃を受けました。 

尻尾は別パーツなのかよ! 

作りが精巧だからこそ、なんかこう…妙に生々しいんですよね。

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 もちろん、世間的におなじみの大量の兵馬俑が並んでいる様子も見ましたが、それはすでに写真で見たことのある光景の確認にすぎず。

兵馬俑に行ってきた証拠として写真も撮ったんですけど……

私としては、この馬の尻みたいに

「ふあああ。まさか尻尾がこんなことになってるとは思わなかった」

と、思いがけないモノに出会えるのがやっぱり楽しいのですわ〜 

それが現地に行く面白さなんですわ〜

 

と、まとめっぽくまとめたところで、

西安の愉快な動物コレクション、おしまいおしまい。

 

 

 

 

 

推す!明代の屋敷をリノベした西安の宿「湘子門国際青年旅舍」

西安の「湘子門国際青年旅舍」に、宿泊したのは2016年12月5日と6日の2泊。

ダブルの部屋で2泊420元(約6516円※)でした。※予約時の為替レート

 

 

宿の紹介だけってのもなんなので、まずは西安の夜景から。

湘子門国際青年旅舍は、この城壁からも歩いて行ける距離です。

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最寄駅は西安の地下鉄「永寧門」駅です。

駅から湘子廟街へ向かって歩きます。

 

通りの入り口に大きな門(城湘子廟街の門)があり、

そこを通ってしばらく歩くと…

左手に湘子門青年旅舎(写真)、右手に湘子廟(お寺みたいなところ)があります。

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私は道に迷って無駄に歩きましたけど、こういう分かりやすい入り口がありますんで!(なぜか私は見落としましたけども……)

 

なお、道に迷っている間に、おしゃれエリア徳福巷でワケわからんディスプレイの店に出会えたので、それはそれで良しとします。

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湘子門国際青年旅舍は、

「明代の屋敷を改装した建物」(by 地球の歩き方)とのこと。

 

はあ〜〜 この吹き抜けが良いのですよねえ。

天窓から光が差し込んでくるのです。 

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私が泊まったのは1階の106号室。

なんといっても、寝床がこれです。

寝床の上に小さな卓があると、一気に君主っぽくならない?

なぜかそんな気がするんだけど。

わたくしは、近所で買った梨をこの卓でいただきました。むしゃむしゃ

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事前に調べた際、寝床の下がオンドルのような暖房(火炕)になっているという説明をどこかで見たのですが、特に火は入っていないようでした。

なのに、エアコンのない部屋の中が適温に保たれていたのです。

これは一体どうゆうことだ!?

こんど行った人は、暖房の秘密を確かめてきてください。

 

 はあ〜〜  1階のあちこちにある調度品が、これまたわたくし好みでですね。

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は〜〜 建物ばかりか調度品までお屋敷感を醸しているよ。

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ここでは箪笥状のもの or 台の上に何か置くのがお約束のようです。

(もしかして、そういう装飾のルールがあるの?)

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これも、お道具箱みたいなものが上に置いてありますよね。

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 2階にのぼってみました。

中国らしさ満開の内装と対照的なファンシー注意書きもそれはそれで良し。

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屋上にものぼることができます。 

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湘子門国際青年旅舍の屋上から見える景色。

どの時間帯でも、西安は視界がこんなふうにけぶっており、よくいえば水墨画の遠近法のようであります。

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フロント横に佇む兵馬俑氏。

兵馬俑で遊ぶことが許されるのは、地元・西安だけ!

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兵馬俑をこんなに雑に扱えるのも、地元・西安だけ!(知らんけど)

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なお、西安最大の観光スポット「秦始皇帝陵博物院(兵馬俑があるとこ)」への日帰りツアーも、湘子門国際青年旅舍で手配してもらいました。

(おそらく西安のホテルなら、どこでも手配してくれそうですけど)

 

中国語ツアーよりマシだろうと英語ツアーに申し込んだものの、わたくしの英語力ではかなり厳しいものがありました。

あと、お約束の土産物屋に連れて行かれてしまいます。

いま思えば、自力でバスで行けば良かった……とそこは後悔。

 

は。湿っぽくなった。ごめんちゃい。

 

このお宿自体は、

⚫︎古い建物を生かした内装&調度品 

⚫︎観光スポット(城壁、鐘楼)に近い立地

⚫︎ユースホステルってことでお手頃プライス 

⚫︎とーっても感じのよいスタッフの方々

 

と、総合的に非常好(急に中国語)だったのですよ〜〜 

古い建物好きな皆様、ぜひぜひ泊まってみてくださいませ。

 

普通にbooking.comなどで予約できちゃいます。

シーアン シャンズーメン ユース ホステル (中国 西安市) - Booking.com

 

中国のホステルのサイト

Welcome to [西安湘子門国際ユースホステル] _ YHA China

 

 

 

 

 

中華圏の冬至&春節のスイーツといえば…ゴマあんとろ〜り湯圓(湯円)

今晩のデザートは湯圓(たんゆえん)をいただきました。

7粒食べて大満足!記念

ちょいと湯圓のことなぞを……書きましょうかね。

 

わたくしが、初めて湯圓と接触したのは、2015年の秋 in 四川省の四川九寨黄龍空港。

 

外は寒いは、飛行機が飛ぶまで時間余ってるわで、空港内のレストランに入ったところ、メニューの中にそそられる写真を見つけたのでございます。 

 

食べたことないけど、なんだか知ってるような気がする。

たぶん、きっと、日本人の口に合うやつだ!

と判断してオーダーしました。それが湯圓(タンユエン)です。

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はい。四川九寨黄龍空港のレストランで出てきた湯圓がこちら ↑ 

ちょ、ちょっと… 多すぎませんかね? 

最初は「おおお!うまい〜これはイケる〜!」ってな勢いで食べてましたけど、

何しろ量が多いし、搭乗時間が迫ってきたので泣く泣く残しました。

ごめんなさい。

2〜3人でシェアするなら、ちょうどいい量だったと思います。

後述しますが、中に餡が入ってるのでけっこうお腹いっぱいになるんです。

 

↓ 湯圓ぜんぜん関係なし! 椅子が目を見張るほどのレッドぶりだったんで撮影。

中国のひとって、赤い色、好きですよね。こういう赤。

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(余談)

このとき、近くの席に座っていた中国人カップルがお店の人と激しく言い争いを始めたことも、湯圓&赤い椅子とともに思い出されます。 

私が中国語上級者であれば、口論の内容まで聞き取れたはずですけど、「ああ、喧嘩しているな」ということしかわかりませんでした。

 

 

今さらですが、湯圓とは(ウィキペディアより)

湯円繁体字湯圓簡体字汤圆拼音Tāngyuán タンユェン)は、中国および沖縄の伝統的な小吃のひとつ。冬至の風物詩的な食品[1]もち米で作ることが多い。呉語では「湯糰」、莆仙語では「丸囝」、台湾語では「圓仔」(îⁿ-á)、客家語では「圓粄」と呼ぶ。通常は紅白の二色で、ゴマアズキで作る甘いもの(甜湯圓)と肉で作る塩辛いもの(鹹湯圓簡体字では咸汤圆)がある。

湯円 - Wikipedia

 

 

さて。

中国・四川省での初の湯圓体験から時は流れ、1年後の2016年の年末。

 

上野・アメ横の地下で、見つけたんですよ!冷凍の湯圓を。

1袋たったの300円。300円ですよ!人民元だと20元ですよ。

 

このとき買った水餃子はさっさと食べきりましたが、湯圓はしばし冷凍庫に安置していたのですが。

ある日ツイッターを眺めていたら、元宵節(春節の最終日)に湯圓を食べる習慣の件が流れてきました。

 

それだーー!!!!! それだよ、それ。

湯圓を食べるもっともらしい意味が見つかったあ!!!

さっそく、中国のその風習に乗っかることにしました。 

 

 

袋の中。冷凍状態の湯圓は、ピンポン玉っぽいです。

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《冷凍湯圓の茹で方》

A . 沸騰したお湯に入れて、浮いてきたら出来上がり 説

B. 沸騰したお湯に入れて、浮いてきたあと数分茹でる 説

があり、わたくしは安全策をとってB説を採択しております。

中国語が分かる方は、袋の裏面を読めば良いかと。

(そもそも、日本で販売されている冷凍湯圓なら袋に作り方が買いてあるはず)

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できました! 茹で汁ごと器に入れれば、食べている間に冷めません。

そもそも、茹で汁にinした状態の湯圓しか見たことないです。

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買ったのは黒芝麻(黒ごま)味なので、中はこんな感じです。

黒ゴマ餡がびっしり!入ってます。

写真ではわかりにくいですが、ゴマ餡はとろ〜っとしてます。

とぅるとぅるの白玉の中から、とろ〜っとした黒ごま餡が出てきます!

ちょっとムセるかも…ぐらいの濃度ですよ。 

お茶、用意しといた方がいいです。

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とまあ、こんな風に作って食べる湯圓でした。

 

冷凍ものを買っておけば、

①茹でるだけでカンタンにできて

②ちょっとしたイベント感あって

③身体もあったまる 

 

よくあるブログタイトル風に書けば、

あなたが冷凍庫に湯圓を常備すべき3つの理由  

 

というわけで、1袋300円(アメ横での2016年の価格)の冷凍湯圓、冬の冷凍庫に常備しておくと、本当に良いと思うのですよ。冬のおやつにオススメですよ。

 

 

【関連記事】

中華圏のおやつ繋がりで、麻花(マーファール)の話はこちら

www.kokeshiyamada.com

 

 

Amazonへのリンク】

 冷凍の湯圓は、Amazonでも買えますよ。

 

楽天市場へのリンク】

胡麻とピーナツの二つの味がセットになってます。 


 

 

時期を問わず食べたい中華おやつといえば、麻花(マーファール)!

噛めば噛むほど小麦のほのかな甘味が感じられて美味しいです。大好きです。 

(歯に危険を感じるほどの硬さがあるので、歯の弱い方は要注意)

蘇州林 マファール 麻花兒 15本入

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  • メディア: 食品&飲料
 

 

中国のおやつといえば、こちらもオススメ! 

濃厚なミルク感のあるソフトキャンディーです。(日本でいうとミルキーに近い)

レトロなパッケージも可愛いです。

外側のビニール袋のウサギと、包み紙のウサギが別キャラな点にもご注目ください。

 

辛いものがお好きな方にオススメの中華おやつは、麻辣ピーナッツ。

おやつというより、むしろビールのおつまみかな。