こけし山田のゆるゆるブログ

横浜在住おばちゃんの旅行の記録などなど 

楽ちん&安い!ダナン→フエの移動はスリーピングバスで

2017年2月26日(日):ダナン→フエへの移動日。

 

ダナンからフエの行き方をググった結果、バスで約2時間とのお答えが。

ホテルでチェックアウトする前に「バスで移動したい」旨を伝えると、

午後2時の便があるよと言われ、すぐに予約。

確か代金は、ダナン→フエの片道が13万ドン(約650円)で、

ホテルに支払いました。

 

2時頃にホテルにお迎えのバンが来て

「こ、これでフエまで行くの?」と思ったら、ぜんぜん違った〜

 

バンが止まったのは、街の中心部(知らんけどホテル所在地より中心ぽい)

にあるバスの待合室みたいなところ。

人以外に荷物も運ぶらしく、段ボールが積み上げてあります。

その中に日清のカップラーメン(銘柄は失念)の段ボールを発見!

「ああ、日清はベトナムでも愛されておるのねえ」などと考えつつ、

ひたすら待つ。待つ。待つ。

ダナンで買ったジャックフルーツをかじったりしつつ、待つ。

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あれ? 2時にダナンを出発するということではないのか……

まあ、時間通りにことが運ぶのは日本だけだと

思っといた方が精神衛生上いいよね。だって、ここは東南アジアなんだもん。

 

2時半だったか3時だったか、バスが来た〜〜!

席がかなりフラットに近い角度まで倒れています。

これ、前にネットで見たやつ! 乗ってみたかったやつ!

これがベトナムの「スリーピングバス」というものか!

 

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では、スリーピングバスの3ステップ、どうぞ〜

1. 靴を脱ぐ

乗るときに運転手さんにビニール袋を渡され、

靴を脱ぐように言われます。

 

2. 自分の席の足入れに足を入れる

写真のように足を入れるボックスがありますので、

そこに足を入れて横になるという寸法です。

これって、もし足が臭くても臭気がボックス外に拡散されなくてイイんじゃない?

ホント、よくできた仕組みよねえ。 

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3. ブランケット被って寝る

運営会社によって異なるかもしれませんが、私が乗ったバスには

各席にブランケットがついていました。

こいつはありがてえ! 早速かぶって即スリーピング。

移動中に眠れるのは嬉しいよね。昼寝、大事。

いうてもガタガタと揺れて熟睡はできませんでしたけど。

 

(自分の席から見えた光景)

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約2時間ほどでフエのバスセンターのようなところに到着

 

 

 

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例によって、すぐに客引きのおじさんたちがワラワラとやってきますので、

気持ちを落ち着かせるために、いったんカフェへ。

(私は新しい街に着くと、いつもこの手順を踏みます)

観光客向けのお店でジンジャーティーをいただきつつ、ぽわわわわ〜ん。

 

そこそこのお値段しましたが、ここまで具がゴージャスだと納得です。

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カフェ窓からは、ベトナムならではの看板が見えるっ!!!

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左:ビジネス絶好調の民営航空会社  

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右:社会主義プロパガンダ 

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この看板が文字通り並列されているのが、なんともベトナムよねえ。

しかも、申し合わせたような色使い。

そういえば、ベトジェットのロゴやWEBサイトのカラーって

めっちゃ社会主義カラーやんね。

 

ベトジェトは、登場時にビキニ姿のCAで話題(問題)になりましたが、

ビジネスとしては順調に成長していて、

国内線シェアはフラッグキャリアを抜く勢いらしいですよ。

 

www.nikkei.com

 

あ。

バスの話からベトジェットの話に飛んでもうた(飛行機だけに)。

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vietjetair.com

 

ベトジェット(VietJet)はね、次にベトナムに行ったとき国内移動で使いたい次第。

 次は、ホーチミンハノイに行こうかね〜

 

 

旅するホイアン・ダナン案内+さくっとホーチミン

旅するホイアン・ダナン案内+さくっとホーチミン

 
旅の指さし会話帳11 ベトナム(ベトナム語) [第2版] (旅の指さし会話帳シリーズ)

旅の指さし会話帳11 ベトナム(ベトナム語) [第2版] (旅の指さし会話帳シリーズ)

 

 

ダナン、フエ、ホイアン8泊の航空券・ホテル・移動の費用

2/24(金)〜3/4(土)で行ってきたベトナム中部8泊9日の旅。

かかった金額を置いときますので、これから行く方の参考にどうぞ。

 

現地で使ったお金はベトナムドンで表記し、

日本円への換算は10000ドン=50円で行っております。

 

では、どぞ!

 

 

航空券

⚫︎東京 - 香港経由 - ダナン:往復航空券 44,380円

行きの東京→香港がキャセイ・パシフィック、

あとの3便はキャセイ・ドラゴンでした。

合計4回のフライト、すべて食事付きです!!

※なぜ食事のことをあえて書くかといえば、

普段はLCCに乗っているので、無料の食事に慣れていないからです。

 

⚫︎航空券は、1/2にサプライスで購入しました。

※なぜ買った日付をあえて書くかといえば、航空券の値段は

買うタイミングによって驚くほど変化するからであります。

どなたかのなんらかの参考になりますように。

 

 

宿泊(ホテル・ホステル)

ダナンのホステル「Packo Hostel Da Nang」

⚫︎1泊58万ドン(約2900円)×2泊

⚫︎ダブルルームにトイレ・シャワー付き

⚫︎朝食:簡単なトースト&コーヒー付き

www.booking.com

 

Packo Hostel Da Nangの詳細は、こちら 

kokeshiyamada.hatenablog.com

 

フエのホテル「Hotel La Perle」

⚫︎1泊54万2400ドン(約2700円)×3泊

⚫︎ダブルルームにトイレ・シャワー付き

⚫︎朝食:選べるメニュー&フルーツ付き

⚫︎圧巻は、スタッフの感じのよさ。

ホテル予約サイトで高得点が付いていたのも納得。

もちろん私も高評価のポイントを付けました。

「この値段で、このホスピタリティ。本当にいいんですか?」て感じです。

 

www.booking.com

 

 Hotel La Perleの詳細は後で書きますが、

とりあえずツイート貼っときます。

 

ホイアンのホテル「Vinh Hung Heritage Hotel

⚫︎1泊196万6500ドン(約9,830円)×2泊

⚫︎ダブルルームにトイレ・シャワー・バスタブ付き

⚫︎朝食:ビュッフェ式

⚫︎夕食:希望すればホテルのオーナー(?)、スタッフとともに

⚫︎ほかに、希望すれば無料マッサージやベトナム語教室などもあり

 

www.booking.com

 

 Vinh Hung Herirtage Hotel の詳細は後で書きますが…

 

 

ダナンのホステル「Memory Hostel」

⚫︎1泊41万4000ドン(約2070円)×1泊

⚫︎ダブルルーム。トイレ・シャワーは共有

⚫︎朝食:なし。ペットボトルの水1本付き

 

www.booking.com

Memory Hotel の詳細は後で書きますが…

 

街から街への移動

ダナンからフエ:スリーピングバス 

⚫︎13万ドン(約650円)

⚫︎約2時間

⚫︎名前の通り、横になって移動できます。

 

フエからホイアン:片道ツアー 

⚫︎27万1200ドン(約1356円)

⚫︎8時半頃ホテルに迎えがきて、ほかのホテルの参加者を拾ってフエを出発

⚫︎市場と見晴らしのいい場所2箇所、パゴダ(仏塔)の計4箇所に立ち寄り

⚫︎お昼ご飯は、1時頃にパゴダのある場所で各自、自由に

⚫︎ガイドさんは、バス内や立ち寄り先で英語で説明 

⚫︎移動中のバス内で各自のホテルを紙に書き込むと、ホテル前で降ろしてくれる。

  たしか午後2時頃、ホイアンに着いたと思う。

(ただし私の場合、ホテルが旧市街内ゆえ車が入れず、かなり手前で降ろされた)

 

このツアー、見どころに立ち寄った上で半日かけてホイアンまで

激安で移動してくれるという、たいへんお得なツアーであった。

立ち寄り先に土産物屋さんはあるけど、無理に買わなくてよい。

ガイドさんも、付かず離れずの適度な距離感で、

「これが!わいが!求めていたツアーだ!!!」というぐらい気に入った。

 

なお、ホテルで誘われたとき、最初はこうであった ↓

 

ホイアンからダナン:車に一人乗り 

⚫︎28万ドン(約1400円)約40分

⚫︎ホイアンの旧市街のそばにある手配会社に頼んだ。

⚫︎例によってホテルまで車が入れないので、旧市街の外で車に乗りこむ

 

 

観光(入場料など)

ホイアンの観光スポット5箇所を回れるチケット

⚫︎12万ドン(約600円)

⚫︎ほんの一例の写真です。

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 日本橋。通るのは無料ですが、部屋に入るにはチケットが必要です。

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潮州會館。ここの細工が素晴らしい!

あとで改めて写真をアップします。

ホイアンで中に入った観光スポットの中で

ここが一番グッときました。

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通信費、食費など

4GのSIMカード3GB分 

⚫︎12万ドン(約600円)

⚫︎わたしはドンを入手する前に日本円で払い、700円でした。

kokeshiyamada.hatenablog.com

 

バインミー

⚫︎ダナンの路上:1万5000ドン

 

⚫︎世界一バインミーが旨い店という説がある「Banh Mi Phuong」:2万5000ドン

 

お持ち帰り客がどんどんやってきます。

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店内で食べるときは、お皿に出してくれます。

肉がゴージャス!はみ出しました。

飲み物もあります。例:ジンジャーティー 15000ドン

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⚫︎ダナンの店舗:2万ドン

 

麺類

⚫︎低いプラスチック椅子(※)の食堂で1杯3万ドンくらい

※観光客向けの店ではないことを意味します。

 

髪のカット

⚫︎フエで適当に入った店で、10万ドン(約500円)

「こんぐらい切る?」「そんぐらい切る」

というやりとりをジェスチャーで行い、

髪を濡らすことなくサクサクと切ってもらいました。

20分ほどで終わったと思います。

この簡素さ、わたしが日本で利用しているFassと同じやん!

 

 

 

ひえええ。

 

ちょっとしたおこづかい帳をつけようと気軽に書き始めて

えんえん書き終わらないパターンきた……

今日はこのへんで。

あとから、おいおい肉付けしていきます。

 

 

おや?意外と静か…コンテナみたいなダナンの宿 @ベトナム

 2017年2月に行ったダナン・フエ・ホイアンの旅。

事前に面白そうな宿を 探して探して探しまくった結果…

ダナンでは、Packo Hostel Da Nang(パッコ ホステル ダナン)をチョイスしました。

何しろこんな箱を重ねたようなつくりなので、行く前は「見た目は面白いけど騒音が心配だなあ」と思っていたのですが……

 

 

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しかし実際に泊まってみたら、街の騒音はほとんど聞こえない。

それに、箱が密着しないように重ねてあるせいか、ほかの部屋の物音も耳に入らないのですわ。

(もしかして、わたしの箱と接している部屋に誰も泊まってなかった可能性もあるが)

 

 

こんな感じで、芝生を囲むように、カラフルなコンテナ状のボックスが積んであるのですよ。

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パッコホステルの看板わんこ。

すごく人懐こくてまとわりついてくるんだけどね。

ごめんね。おばちゃん、大型犬とどう接していいかわからなくてね。

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お宿のスタッフは、程よく客をほっといてくれる感じです。

もちろん、何か頼めば対応してくれます。

私には、これぐらいの距離感がちょうどよいなと思いました。

 

朝ごはんは無料で付いてますが、薄いパンをトースターで焼いてマーガリンを塗る+作り置きのコーヒーのみ。

う、うーーん。もの足りないよね。

なので私は、パン&コーヒーをいただいた後、バインミーを食べに出かけました。

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これだよこれだよ。ベトナムの朝食といえばコレだよ!(知らんけど)

大量の葉っぱ→ハム→デンブ状の具を挟んだあとに、オーブンであっためてくれます。

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バゲットの皮がパリッパリ。うんま〜〜。

これで15,000ドンですよ。(日本円で約75円)

 

なお、2日目の朝は趣向を変えて民家のある方向へと歩き、およそ観光客はお呼びでない店に入りました。

現地の人に混じって、ちょっと浮きながらしれっとご飯を食べるのが好きです。

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皿盛りで添えられた大量の野菜がベトナムって感じ!

麺にミントをぶっこむのは初体験。ミント臭が強烈でした。

 

そんなわいの隣の卓では、お店のひとも混じって賑やかに賭けトランプが始まったのでした。ほんとにマイペースだわ〜 いいわ〜   

 

食後のデザートに、路上でジャックフルーツを購入。

麺も、これも、同じく3万ドン(約150円)でした。

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さて。

 

このパッコ ホステルは賑やかなエリアから離れており、観光客がご飯を食べる場所やお茶する場所は限られています。

まさに「これからガンガン開発しまっせ」てな感じでした。

 

舗装されていない道がやたらと新鮮に感じてしまう、それが土木大国・NIPPONの観光客(=わたくし)です。

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日本ではアニメの中でしか見ることができなくなった土管も、ほら!

(あ。アニメの中にすら今はもう出てこないのか。私のアニメ記憶は30年前で止まってるからね) 

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おそらく普通の民家エリアだと思うのですが、建物がやたらにかわいいのでした。

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間口が狭くて奥行きがある、カラフルな建物。

まるでマラッカのショップハウスみたいです。もろにわたくし好みです。

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おっと忘れてはいけませんよ。

ダナンといえばビーチリゾートなんですよ。

時期が2月ってことでほとんど人はいませんでしたが、いちおう砂浜を歩いてみたりね。

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バインミーと飲み物とフルーツが一度に入手できる、たいへん素晴らしいベトナムちっくな屋台。

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てな感じで、コンテナホテルに滞在しつつ控えめにエンジョイしたダナン。

このあとは、バスでフエに移動しました。

www.kokeshiyamada.com

 

 

 ダナン→フエ→ホイアンの旅を、費用とともにざっと振り返った記録はこちら

www.kokeshiyamada.com

 

 

さすが福建省やで。マックのお茶でもあなどれん

2016年9月に行った福州〜アモイ〜福建土楼の旅の中から小ネタを。

 

福州から長距離バスに乗り、辿り着いた廈門(アモイ)のバスターミナル。

 

こういう時、いったん建物の外に出るとタクシーだか白タクだかわからんおっちゃんがわらわらと寄ってきて、声をかけられてしまう。

 

そこで気圧されてはいけない。

「ちょっと待った〜〜!!!ちょっと落ち着かせてくれ」

ってことで、とりあえずマクドナルドへ。

 

なんで、はるばる異国まで来てマックやねん。

って思うんだけど、そのターミナルには、ほかに軽くお茶できる店がなかったんよ。

 

でも、マックに入ってみて正解。なぜならば。

 

さすが福建省マクドナルドのお茶のラインナップがコレですわ。

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暖かいお茶は 4種類。

ジャスミンティ

●烏龍茶

鉄観音

プーアル茶

 

え! 鉄観音=烏龍茶じゃないの?

って思いながら、頼んでみました烏龍茶。

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↑ ↑ ↑ 中身が見えませんね。寄ります↓ ↓ ↓

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こ、これ……わいの知ってる烏龍茶やない……

水色は、緑茶に近い。しかしながら……

マグカップを顔のそばに持ってきた途端に広がるこの芳香は、

(しばし嗅ぐ)

あああ〜 金木犀の匂いがする〜〜

 

さすがだよ。福建省

マクドナルドでオーダーした烏龍茶から、金木犀の香りが漂ってきたよ。

しかも、ファストフードとは思えないほど惜しみない茶葉の量だよ。

こ、これが福建省の底力か……

ってわたし、マックでひとり唸ってましたよ。

地元の人にしたら、「は?それがどうかしましたか?」なんだろうけどね。

 

あまりに量が多くて飲みきれなかったのが、もったいない限りです。

もし保温ポットを持参していたら、飲み残しをお持ち帰りしたよね。

お湯を継ぎ足せば、あと1杯ぐらい出そうだしね。

 

《今回の学び》

たとえファストフードチェーンだとて、旅先で入ってみればその地域の特色が出ていて、あなどれない。

 

【体験談】個人で行って泊まってみたよ、福建土楼(客家円楼)

2016年9月22日に、福建省世界遺産である福建土楼に行ってまいりました。

しかも、土楼に宿泊もしましたので、その時の体験をご紹介します。

 

アモイからの行き方を調べたい方は、こちらをどうぞ(2016年9月の情報)

kokeshiyamada.hatenablog.com

 

 

以下の文章は、土楼に到着してからスマホに逐一メモっていた内容です。

 

文章はあえていじらず、当時のまんま貼っておきますね。

 

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承啓楼、デカすぎてスマホのカメラでは内側の凄さが撮れない、

かなりの広角レンズじゃないと…

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で、門で画期的な撮影サービスが!

楼の二階か3階にカメラが仕込んであり、門の前に被写体を立たせリモートシャッターを押す。

 

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スゴい仕組みだ!A4サイズにパウチして10元、って激安じゃね?

 

しかし、さらに土楼ビジネスには続きがある。

写真の仕上がりを待つ間、茶屋に案内され、あれよあれよという間に茶杯に注がれてしまうお茶。

小さな杯で何杯も…ま、あ、買ってもいいかな。

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 1斤40元。めちゃ多い…

しかし敵も心得たもんで、「常温で1年持つ」と筆談してくる。

 

結局、40元で花茶を購入。

写真撮影からの流れるような茶葉ビジネスに感嘆!

観光地でヤられた! でも、日本円にしたら750円ちょい。

これは安い…茶葉の適正価格は知らないが、あの写真はあの位置からしか撮れないから

50元でもいいと思うよ〔日本人相手なら〕。

 

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承啓楼をうろついた後、疲れ果てて、楼の外側でボケら〜〜 してたら、お婆さんが話しかけてくる。

 

 

写真の話のようだ。

言うても既に撮ったし、とパウチっこを見せても引かない。

聞き取れた単語が「四楼」。

つまり、4階から撮影できる?

たった「五块」で? ついて行く。

 

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 本来は観光客は上がれないハズの階段をずんずん。

次々と撮影スポットを指南。

こ、これはアンコールワットで体験したアレやないかい!

こっちの方がずっと安いが。

4階まで上がり、撮りまくり、五元払い、おしまい。



本来は人が住んでた場所に、観光客がずかずか入り込んで、住んでる人もそれ用の商売をせざるをえなくなるよなあ〜

しかも、たいして儲けてるようにも思えない。

台湾の花蓮で見たタイヤル族の踊りを思い出した。

しかし私も観光客だし、見たいし、、

 


4時に迎えに来てもらい、次は振成楼のあるエリアへ。

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チケット90元を払い…ひたすら歩く。嘘ってぐらい遠い。

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たぶん私がパソコンを持ち歩いてるのと半日歩いて疲れたせい。

これはもう、しんどいぞ。

 

 

 

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振成楼、見るには見たけど、あろうことか、もうお腹いっぱい。

憧れの福建土楼まで辿り着いてお腹いっぱいって…

なにしろ疲れた。もう寝たい

 

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エリア内に他に見るものがあるが、もう無理。

泊まらせてもらう。

100元。土楼の3階。

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泊まったからこそ見れる3階からの眺め。

しかし、もう撮影する気力がないよ

 

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土楼の部屋の中。

なんのサービスか、女性のピンナップ4枚と男性のピンナップが1枚。

テレビもある。

電源もある。

トイレはバケツ。

しかし、土楼の外に行けば水洗トイレはあるのだ。

 


しばし休憩して、6時頃に外へ。

お菓子のみやげ。

「スー块」と言われ、4元⁉︎ 安すぎ!と思いきや10元。

成都もだったけど10と4の区別がしにくい。

しかし10元でも激安ですけど。

 


営業時間外かも、、とおそるおそる食堂へ。

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福建雲呑の写真見てこれや!と。

オーダーしたら、冷蔵庫から肉あんと皮を出して、包んでいる。

そっから〜? すごい手間だよ。10元のメニューに。

なお、包んでいた青年は、この辺りでよく見る、「暑いから脱いだ」系の上半身ハダカ。

極めてナチュラルにセミヌードで業務を遂行。

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雲呑が茹で上がるのを待つ間、お茶を勧められ、一杯飲む。

うん、分かってるんだよ、お土産のお茶だよね。

でもさっき買っちゃったんだよ。

どう断るか思案してたら、雲呑が出来上がり…  

食堂のおばちゃん、それ以上お茶を進めるでもなく…

なんか、グイグイこなくてありがたいけど、商売人ではないな。

帰りに「慢走」と言ってくれた!

 

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暗い。土楼の周辺、ちらほら明かりが見えるものの、圧倒的に暗い。

こんなに暗いのは、いつぶりだ?

しかし、その暗がりの中を土楼のそばまで近づくと

人感センサーでライトが着くのだ。

意外とハイテクな面もあり。何という、程よい不便さ。

土楼ではwifiは無いが、実はさっきの食堂にはWi-Fiが飛んでいた。

 

3階に登る階段の場所を忘れて、

土楼内をウロウロするハメになったが、なんとか着。

スマホのライト機能あって良かったよ。


土楼の外側〔外円〕にあたる部分の窓が開いてるせいか、

ちょうどいい涼しさ。

子どもの声やら家族の話し声が聞こえていい感じだ〜〜

耳に心地よい喧騒ってあるよね。

中国に来てから習慣化されたこと。

トイレットペーパーがあれば、余分に貰って自分のティッシュケースに入れとくのだ。

次のトイレに紙があるとは限らない。

むしろほとんど無い。

 


夜7時半だが、寝る以外にやることがない。土楼の夜は早い


2時半に目がさめる。蚊と鶏がうるさい。しばし寝つけず。


6時におきて外のトイレへ。

なんとか、バケツにはせずに済んだ。

 

鍵を誰に返せばいいか分からずウロウロ。

最後に会ったお婆さんがドアに掛けて「ここに置いとこ」的な。

付箋にA314退房と書いたのを貼る。

振成楼を6時半頃出て、観光エリアのゲートに6時50頃についた。

昨日はあんなに遠く感じたのに、朝だと近い。

しかし、こっからが、泣きたくなるほど遠かった。

ゲートの近くにいたおじさんの言う方向に歩き出したが、

えんえんと街らしき場に辿り着けない。

本当にこの方向で合っているのか?

誰かクルマに乗せてくれまいか?

そもそも歩いてる人がいない道を歩くのが不安。

たぶん、そんな私が珍しくて、

バイクで通り過ぎる人もこっちを見ている…


最後に道を聞いたのは2人組のお婆さん。

彼女達が来た方向に歩いて行けば大丈夫なようだ。

人が暮らす集落が見えた!宿もある!バス停は近いぞ!


なんかもう、すごい感動。

バス停に着いたのは7時35分。出発10分前。

トイレに行く時間はあったが水と食べ物を買う時間なし。

とにかくバスに乗れた。
例の、旅の不安と安堵のセットだ。

これが旅の醍醐味なのだ。ぷは〜

帰りのバスは63元。

7時45分に出て11時55分にバスターミナル着。

途中、休憩あり

 

 

 

以上、現地でメモったものに写真を添えただけの

粗々の土楼体験記です。

 

 

2017年11月7日追記

今日は、この土楼記事へのアクセスが多いので、読み返してみて恥ずかしくなってきたのですが、文章はいじらずに追記です!!!

入り口での写真撮影→出来上がりを待つ間に買ったお茶500gのその後です。

 

土楼から戻って3ヶ月後

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土楼から戻って1年後

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Amazonへのリンク】

中国の伝統的な住居をイラスト付きで解説した書籍『民居』。

これを事前に読んでから現地に行くと、さらに面白いはず…!

私は土楼に行った、3年後の2019年にこの本を買いました。

図説 民居―イラストで見る中国の伝統住居

図説 民居―イラストで見る中国の伝統住居

  • 作者:王 其鈞
  • 出版社/メーカー: 科学出版社東京
  • 発売日: 2012/07/01
  • メディア: 単行本
 

 

客家円楼 (旅行人ウルトラガイド)

客家円楼 (旅行人ウルトラガイド)

 
 

中国で「君の名は。(你的名字。)」観てきた

引き続き、「君の名は。」がなにかと話題にのぼっているので、

わいも乗り遅れまいとここに記す。

といっても例によって自分のツイートを張り込む作業だ。

 

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君の名は。」の中国公開が決まり、

彼の地での前評判もかなり良いというニュースを見て、決めた。

「もう日本で見る時間はないので、いっそ西安で観よう」と。

kokeshiyamada.hatenablog.com

 

kokeshiyamada.hatenablog.com

 

で、現地で実際に見た感想がこちら。

 

 

 

 

 

 

中国での前評判と公開初日の席の埋まり具合を

ツイッター経由で知っていたので、平日の夜に行ったのだが、

拍子抜けするほどお客さんは少なかった。

 

それは西安という場所柄のせいなのか、

70元という値段(高い!)のチケットゆえか、

すでに時期的にブームが落ち着いてきたせいなのかわからない。

 

とにかく、隣の席の女の子を中心とする

「上映中に口から声が漏れちゃう」人たちに

落ち着かなかった中国での映画鑑賞。

こりゃあ、じっくり浸りたい作品を観るのは無しだな。

(さすがに、そのような映画だと客層も違うから大丈夫かもしれないが)

 

逆に、笑うシーンが多い作品だとめっちゃ盛り上がりそう。

(実際、「君の名は。」のおっぱいシーンなど、笑えるシーンでは笑い声が漏れてた)

 

異国での映画鑑賞。

こんな感じで日本とは違うマナーに戸惑いつつも、

お国柄が出るので面白い。

次に行くベトナムでも映画観れたらよいな。

実は狙っている作品があるのだよ。

 

 

 

西安の鐘楼そばのスタバ(星巴克)に入ってみた

旅先で、その地のスターバックスに入ってみることが私自身とのお約束になっています。

なので、2016年12月上旬に行った西安でももちろん突撃。

事前の調べにより、観光スポットの鐘楼(钟楼)の近くにあることはわかっておりました。

 

西安のスタバ(星巴克)があるのは、地下鉄「鐘楼」駅を出たところの広場。 

中国の人にとっても観光名所となっているようで、スタバ店舗をバックに記念撮影する人をけっこう見ました。

 

こんな感じでポーズを替えて撮りまくる人も。

最初は裸眼で。

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 次はサングラスで。

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なお、入り口のドアの装飾は銭形平次です。 

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 ツイートの通り、地元の食堂でご飯を食べるよりスタバの飲料のほうが高い例のパターンです。

こうして旅先で物価をあれこれ見比べるのが本当に好きなんだよ私は。

それが自分の人生にどう役立つんだか、さっぱりわかりませんけども!

 

紅茶とともにオーダーしたのは、ミニエクレア。

でっかいお皿にちんまり盛られて、一瞬おしゃれ〜って感じますが、添えられた使い捨て手袋で雰囲気は台無し。でも圧倒的に衛生的!!!

(いや、普通にフォークを添えればいいと思うんだけど)

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なお、日本ではスタバのスイーツには一切期待していないのでオーダーしませんが、このエクレアは意外なことに(失礼)美味しかったし、値段が安ければもっとパクパクしたかったぐらい。色違いで5-6個を買ってキレイに並べればインスタ映えすること間違いなし! 

 

という感じだった西安・鐘楼近くのスターバックス

 けっこう観光客(自分含む)の出入りが多いです。

 

もし、西安で「カフェでノートPCで仕事したい」「だらだら過ごしたい」という場合は、スタバの上にある太平洋珈琲(PACIFIC COFFEE)がオススメです。 

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私が入ったときは客の入りが少なく、パソコンをガバっと開いて仕事に集中。

2階だから窓の外の眺めも開放感があってイイ感じでした。

また西安で仕事するハメになったら、太平洋珈琲に行きます。

 

ほんとはね、チェーン店ではない地元密着のカフェに行ってみたかったけど、見つけきれずでした。次に西安に行ったときに探すとしますよ。

 

 

Amazonへのリンク】

なんでもかんでもリンク貼ればいいってもんじゃねえぞ!

と我ながら思いますけど……

西安のスタバ気分でエクレアが食べられる「使いきり手袋」でも推しておきましょうかね。

 

 無難にガイドブックも貼っちゃう